三井住友ファイナンス&リース株式会社の第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

信販・リース
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三井住友ファイナンス&リースの決算報告をお届けします。同社は第3四半期の業績を発表しました。売上高は前年同期比1.4%増の1兆5,886億円経常利益は同18.1%増の1,142億円親会社株主に帰属する四半期純利益は同98.0%増の1,212億円と、好調な決算となりました。事業別では、不動産事業やトランスポーテーション事業が好調に推移したことが業績に寄与しています。今後も社会課題解決に取り組み、持続可能な成長を目指していきます。

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企業情報

企業名: 三井住友ファイナンス&リース株式会社
証券コード: E04791
決算期: 3月期

三井住友ファイナンス&リース株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算は3月期で、第3四半期の決算報告書を2024年2月13日に公表しました。毎年6月に定時株主総会を開催し、決算承認と剰余金の配当を決議しています。

主な事業

三井住友ファイナンス&リースは、リース事業、不動産事業、トランスポーテーション事業、国際事業の4つのセグメントで事業を展開しています。リース事業では幅広い分野の設備投資をサポートし、不動産事業では賃貸オフィスやマンションなどの開発・運営を手がけています。また、トランスポーテーション事業では航空機・ヘリコプターのリースなどに強みを持っています。これらの事業を通じて、金融サービスの提供と事業ソリューションの提供を行っています。

今期の業績と利益率は?

同社の当第3四半期の業績は売上高1兆5,886億円、経常利益1,142億円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,212億円と、いずれも前年同期を大きく上回りました。特に経常利益は18.1%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は98.0%増と大幅な増益となりました。収益力の高い不動産事業やトランスポーテーション事業の伸長が業績に寄与しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は2022年3月期が2兆1,593億円、2023年3月期は1兆5,886億円と、第3四半期時点で前年同期を1.4%上回っています。一方、経常利益は2022年3月期が1,487億円、2023年3月期は1,142億円と増加傾向にあります。親会社株主に帰属する四半期純利益も2022年3月期が514億円、2023年3月期は1,212億円と大きく伸長しています。同社は環境ビジネスの強化やDXの推進などにより、今後も業績の向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は9兆5,355億円と前連結会計年度末比2,899億円増加しています。このうち営業資産残高は8兆3,082億円と、前連結会計年度末比2,508億円増加しました。一方、負債合計は8兆1,961億円純資産は1兆3,394億円と、それぞれ増加しています。自己資本比率は10.7%と、前連結会計年度末から0.9ポイント上昇しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,510億円リース債権及びリース投資資産が2兆208億円賃貸資産が4兆8,034億円などとなっています。賃貸事業を中心とした事業展開を反映した構成になっています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が1兆1,751億円長期借入金が3兆7,998億円社債が9,814億円などとなっています。営業資産の増加に伴い、有利子負債も増加しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が150億円利益剰余金が5,362億円為替換算調整勘定が1,005億円となっています。前連結会計年度末比1,641億円増加した純資産は、自己資本比率の上昇に寄与しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は1.2%ROE(自己資本当期純利益率)は11.0%と、いずれも前年同期を上回っています。収益性の向上が進み、企業価値の向上につながっています。今後は、不動産事業やトランスポーテーション事業などの強みを活かしつつ、新たなコアビジネスの創造にも取り組むことで、さらなる収益性の向上が期待されます。

キャッシュフロー

同社の四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,774億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは2,890億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,176億円の収入となっています。営業活動によるキャッシュ・インフローが大きいことから、財務基盤の健全性が確認できます。今後は、投資活動による支出の抑制にも注力していく必要があります。

配当の支払額

同社は2023年6月27日の定時株主総会において、1株当たり290円の期末配当を実施しました。これにより、年間配当金は1株当たり580円となっています。同社は中長期的な事業基盤の強化と株主還元のバランスを重視しており、今後も安定的な配当の実施が期待されます。

今後の展望

同社は新中期経営計画(2023年度~2025年度)において、「社会課題の解決に挑戦」をテーマに掲げています。環境ビジネスの強化やDXの推進など、新たなコアビジネスの創造に取り組むとともに、収益性の高い不動産事業やトランスポーテーション事業などの既存事業の強化にも注力していきます。また、グローバル展開の加速や経営基盤の強化にも努めています。これらの施策を通じて、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。

編集部のまとめ

三井住友ファイナンス&リースの第3四半期決算は、売上高、経常利益、純利益いずれも前年同期を大幅に上回る好業績となりました。不動産事業やトランスポーテーション事業の収益力向上が寄与しています。今後も新中期経営計画に沿って、環境ビジネスの強化やDXの推進などに取り組み、持続可能な成長を目指していきます。株主還元面でも、安定的な配当の実施が期待されます。総合的に同社の業績は好調で、今後の成長も期待できる企業といえるでしょう。

三井住友ファイナンス&リース株式会社の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算は3月期で、第3四半期決算の公表は2024年2月13日に行われました。配当は1株当たり290円の期末配当を実施しており、年間配当金は580円となっています。今後も安定的な配当の実施が期待されます。

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