大栄不動産株式会社の第84期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。大栄不動産株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告についてご紹介します。
不動産業界の好調な市況を背景に、大栄不動産の業績も堅調に推移しています。営業収益は25,542百万円となり、前年同期比で63.6%増と大幅な増収となりました。利益面でも経常利益が3,195百万円と、前年同期比で62.7%増と大幅な増益を達成しています。

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企業情報

企業名: 大栄不動産株式会社
証券コード: E03908
決算期: 3月期

大栄不動産株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

大栄不動産株式会社の決算日は3月31日です。
決算発表は、通常5月11月に行われます。
今回の決算は、2023年12月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の業績報告となります。

主な事業

大栄不動産株式会社は、ビル賃貸駐車場住宅分譲不動産営業有料老人ホームを主要な事業としています。
中でも、首都圏を中心とした住宅分譲事業が収益の柱となっています。
その他にも、高稼働率のオフィスビル運営やパーキング事業など、安定収益事業にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

今期の第3四半期累計の業績は営業収益25,542百万円経常利益3,195百万円となりました。
特に、住宅分譲事業の売上高が大幅に増加したことで、全体の収益が大きく伸びています。
一方で、経常利益率は12.5%と、前年同期比で0.3ポイント改善しました。
ビル賃貸やパーキング事業などの安定収益事業と、好調な住宅分譲事業の両輪で、高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

大栄不動産の売上高は、第3四半期累計で25,542百万円と大幅な増加となりました。
一方、利益面では経常利益が3,195百万円と、前年同期比で62.7%増と大幅な増益を達成しています。
特に、住宅分譲事業の業績が好調だったことが大きな要因です。

四半期連結貸借対照表について

大栄不動産の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は165,179百万円となっています。
前連結会計年度末と比べて7,298百万円増加しており、事業の拡大に伴う資産の増加が図られています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が31,687百万円と大きく増加しています。
一方で、販売用不動産が12,091百万円と、前期末より3,199百万円減少しています。
これは、住宅分譲事業の好調な販売による影響と考えられます。

負債の部

負債の部では、借入金が81,531百万円と増加しています。
これは、事業拡大に伴う資金調達の増加によるものと見られます。
一方で、社債は9,500百万円と、前期末より2,500百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、53,496百万円となり、前期末比4,023百万円増加しています。
これは、親会社株主に帰属する四半期純利益3,714百万円の計上により、利益剰余金が増加したことが主な要因です。

ROAとROE

大栄不動産のROA(総資産経常利益率)は2.0%、ROE(自己資本利益率)は7.4%となっています。
前年同期と比べて、ROAは0.4ポイント、ROEは1.2ポイントそれぞれ改善しました。
これは、主力の住宅分譲事業の好調などにより、収益性が向上したことが要因です。

キャッシュフロー

大栄不動産のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが5,566百万円の増加となりました。
これは、主に住宅分譲事業の好調による収入の増加によるものです。
一方、投資活動によるキャッシュフローは2,088百万円の減少となりました。

配当の支払額

大栄不動産は、2023年6月に1株当たり30円の期末配当を実施しました。
前期は1株当たり28円の配当だったので、2円増配となりました。
今後も、業績の伸びに合わせた配当の増額が期待できそうです。

今後の展望

大栄不動産は、安定収益を生み出すビル賃貸やパーキング事業と、収益性の高い住宅分譲事業の2つの柱を中心に事業を展開しています。
今後も、これらの事業を強化していくことで、持続的な成長が期待できるでしょう。
また、M&Aや新規開発など、積極的な事業展開により、さらなる業績向上が期待されます。

編集部のまとめ

大栄不動産の2023年12月期第3四半期決算は、増収増益となり好調な業績を維持しています。
特に、住宅分譲事業の好調が全体の業績を牽引しており、収益性の高い同事業の強化が大きな成長の鍵となっています。
一方で、ビル賃貸やパーキング事業などの安定収益事業も好調であり、収益基盤の多様化が図られています。
今後も、これら強みを活かしつつ、新規開発やM&Aなどの施策により、さらなる成長が期待できそうです。

大栄不動産株式会社の決算日や配当についてまとめました。

大栄不動産の決算日は3月31日です。決算発表は通常5月と11月に行われます。
また、2023年6月には1株当たり30円の期末配当を実施しており、前期比2円増配となっています。
今後も、業績の伸びに合わせた配当の増額が期待できそうです。

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