株式会社雪国まいたけの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。同社は、きのこ類の生産・販売を主たる事業とする企業で、高品質な製品を提供し、消費者の健康に寄与しています。
企業情報
企業名: 株式会社雪国まいたけ
証券コード: E00007
決算期: 3月
株式会社雪国まいたけの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社雪国まいたけの決算日は3月31日で、第3四半期の決算は12月31日です。毎年2月頃に第3四半期決算、5月頃に本決算を発表しています。
主な事業
株式会社雪国まいたけは、きのこ類(まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ、本しめじ、はたけしめじ、マッシュルーム等)およびきのこ加工食品の生産および販売を主な事業としています。安全・安心な製品を提供し、消費者の健康に寄与することで、健やかな社会の実現に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
株式会社雪国まいたけの2023年12月期第3四半期の業績は、売上収益が24,309百万円、営業利益が3,614百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が2,132百万円となりました。前年同期比で増収増益となっており、安定した収益力を維持しています。
売上・利益の推移
株式会社雪国まいたけの売上収益は、2022年3月期23,057百万円から2023年12月期第3四半期24,309百万円と着実に増加しています。営業利益も2,892百万円から3,614百万円に増加しており、収益性の向上が続いています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社雪国まいたけの2023年12月期第3四半期末の四半期連結貸借対照表は、資産合計40,659百万円、負債合計28,373百万円、純資産合計12,285百万円となっています。
資産の部
同社の資産は、前連結会計年度末から7,354百万円増加しています。流動資産は13,139百万円、非流動資産は27,520百万円となっており、生物資産やのれんなどが増加しています。
負債の部
同社の負債は、前連結会計年度末から5,478百万円増加しています。短期借入金や1年内返済予定の長期借入金が大幅に増加したことが主な要因です。
純資産の部
同社の純資産は、前連結会計年度末から1,876百万円増加しました。利益剰余金が増加したことが主な理由です。
ROAとROE
株式会社雪国まいたけのROA(総資産利益率)は30.1%、ROE(自己資本利益率)は53.48%と高水準を維持しています。これは同社の収益性や資産効率の高さを示しています。
キャッシュフロー
同社の営業活動によるキャッシュ・フローは3,044百万円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは2,030百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,146百万円の収入となっています。現金及び現金同等物は3,221百万円となりました。
配当の支払額
株式会社雪国まいたけは、2023年3月期に1株当たり30円、2023年9月期に1円の配当を実施しました。安定した業績を背景に、株主還元にも力を入れています。
今後の展望
株式会社雪国まいたけは、2023年12月に新たな中期経営計画(2024年3月期~2028年3月期)を発表しました。国内事業の強化と海外事業の拡大を図り、2028年3月期には売上収益420億円超、海外売上比率6~7%を目指すとしています。今後も健康志向の高まりを捉えた製品展開で、さらなる成長が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社雪国まいたけは、安全・安心なきのこ製品を提供し、消費者の健康に寄与する企業です。この度の2023年12月期第3四半期決算では、増収増益を達成し、収益性の高さを示しました。新中期経営計画では、国内事業の強化と海外展開を進め、持続的な成長を目指しています。同社の今後の動向に注目していきましょう。
株式会社雪国まいたけの決算日や配当についてまとめました。
株式会社雪国まいたけの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に発表されます。配当は、2023年3月期に1株当たり30円、2023年9月期に1円を実施しており、安定した株主還元を行っています。今後も健全な財務体質を維持しつつ、株主の皆様への利益還元にも注力していく方針です。