急成長企業のCocolive株式会社の最新の四半期決算報告が公開されました。業績は好調で、売上高は前年同期比で大幅に増加。経常利益率も15%と高水準を維持しており、事業の堅調な成長が確認できました。決算の詳細をご紹介します。
企業情報
企業名: Cocolive株式会社
証券コード: E39349
決算期: 6月~5月
Cocolive株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
Cocolive株式会社の決算日は5月31日で、毎年6月に決算短信を開示しています。第3四半期は2024年2月29日が期末となっています。
主な事業
Cocolive株式会社は、不動産業界に特化したマーケティング・オートメーションツール「KASIKA」の提供を主な事業としています。同社のツールは不動産会社のデジタル化を支援し、顧客獲得や営業効率の向上に貢献しています。不動産業界のデジタル化を牽引する存在として、高い成長が期待されています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期累計期間の業績は、売上高750,028千円、経常利益150,637千円と大幅な増収増益を達成しました。経常利益率は20.1%と高水準を維持しており、同社の高い収益性が確認できます。
売上・利益の推移
最近の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は年々増加傾向にあり、経常利益も堅調に推移しています。今期の売上高は前年同期比で大幅に増加しており、事業の拡大が進んでいることがわかります。経常利益率も2割近くと高水準を維持しているため、同社の収益力の高さが伺えます。
四半期連結貸借対照表について
資産の部
当第3四半期会計期間末の総資産は722,509千円と前事業年度末に比べ350,004千円増加しました。これは主に、預金が348,404千円増加したことによるものです。
負債の部
負債合計は108,526千円と前事業年度末に比べ3,182千円増加しました。未払金が20,351千円増加した一方で、未払法人税等が14,525千円減少しています。
純資産の部
純資産合計は613,983千円と前事業年度末に比べ346,823千円増加しました。これは、上場に伴う公募増資により資本金が122,820千円、資本剰余金が122,820千円それぞれ増加したことが主な要因です。
ROAとROE
同社のROAは20%前後、ROEは30%前後と高水準を維持しています。これは、高い収益性と効率的な資本運用によるものと考えられます。特にROEの高さは株主価値を高めており、投資家から評価されています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは順調に推移しており、事業の成長性が高いことがわかります。一方で、上場に伴う支出も増加しているため、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローは、上場に伴う増資収入によりプラスとなっています。
配当の支払額
当第3四半期累計期間において、Cocolive株式会社は配当を行っていません。今後の配当実施に期待がかかっています。
今後の展望
Cocolive株式会社は、不動産業界におけるデジタル化を牽引する存在として、今後も高い成長が期待されます。上場後の知名度向上や、積極的な事業展開により、さらなる業績拡大が見込まれます。また、近年注目を集める不動産テック分野において、同社のプラットフォームが中心的な役割を果たすことが期待されています。
編集部のまとめ
Cocolive株式会社は、不動産業界のデジタル化を支援するクラウドサービスを提供する企業です。当第3四半期の業績は好調で、売上高、経常利益ともに大幅な増加を果たしました。高い収益性と効率的な資本運用により、ROAやROEも非常に高水準を維持しています。今後も不動産テック市場の成長とともに、同社の業績拡大が期待されます。
Cocolive株式会社の決算日や配当についてまとめました。
Cocolive株式会社の決算日は5月31日で、第3四半期は2024年2月29日が期末となっています。当第3四半期では配当の支払いはありませんが、今後の配当実施に期待がかかっています。同社は不動産業界のデジタル化を支援する有望企業として注目されており、今後の業績と株価動向に期待が高まっています。