株式会社ホーブの第38期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ホーブの最新の決算報告が発表されました。同社はいちご果実や馬鈴薯の生産・販売を中心とする総合農業企業で、過去の決算も好調でしたが、今回の決算でも増収増益を果たしてきました。

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企業情報

企業名: 株式会社ホーブ
証券コード: 13820
決算期: 2023年6月30日

株式会社ホーブの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ホーブは年1回の決算で、毎年6月30日が決算日となっています。会社の事業年度は7月1日から翌年6月30日までの1年間です。四半期決算も行っており、本レポートは第3四半期(2023年7月1日~2024年3月31日)の決算内容になります。

主な事業

株式会社ホーブはいちご果実、馬鈴薯、青果物の生産・販売を主な事業としています。自社開発のブランドいちご「夏瑞/なつみずき」や「コア」の販売に注力しており、また、馬鈴薯の種馬鈴薯の生産・販売も手掛けています。さらに、運送事業も展開し、自社製品の物流を担っています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は売上高2,157,951千円営業利益62,357千円経常利益63,752千円親会社株主に帰属する四半期純利益37,613千円となりました。
営業利益率は2.9%、経常利益率は3.0%と、前年同期と比べて利益率が若干低下しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は2,116,305千円→2,157,951千円と緩やかな増加傾向にあります。一方で、営業利益は140,831千円→62,357千円と減少しており、主な要因は仕入単価の上昇により利益率が低下したことが挙げられます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産は1,170,456千円と前期末の1,108,040千円から増加しています。

資産の部

流動資産は1,022,108千円となり、前期末から60,277千円増加しました。現金及び預金が増加したことが主な要因です。固定資産は148,347千円で、前期末から2,138千円増加しています。

負債の部

流動負債は235,358千円と前期末から60,939千円増加しました。買掛金の増加が主な要因です。固定負債は147,850千円で、前期末から1,947千円増加しています。

純資産の部

純資産は787,247千円と前期末から470千円減少しました。自己資本比率は67.3%となっています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期の10.3%から6.1%に低下しています。これは営業利益が減少したことが主な要因です。
一方、ROE(自己資本利益率)は前年同期の12.7%から4.8%に低下しています。これは純利益が減少したことに加え、自己資本の減少による影響も受けています。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローについては開示されていません。ただし、現金及び現金同等物の当第3四半期末残高は666,133千円と、前期末から88,220千円増加しており、財務基盤は健全に保たれています。

配当の支払額

当期の年間配当金は1株当たり50円の予定で、前期の55円から5円減少しています。
自己資本比率が高水準で推移していることから、今後も安定的な配当が期待できそうです。

今後の展望

今後は、自社いちごブランド「夏瑞/なつみずき」や「コア」の販売拡大に引き続き注力していくとともに、新たな品種開発にも取り組んでいく方針です。
また、物流コスト削減にも力を入れ、収益性の向上を図っていきます。さらに、環境配慮型の生産・販売活動にも積極的に取り組むことで、持続可能な経営基盤の強化を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社ホーブは、いちご果実や馬鈴薯を中心とした農産物の生産・販売を主力事業とする企業です。今期の決算は増収ながら利益率が低下しましたが、自社ブランドの拡大や物流の効率化などに取り組み、収益性の改善を図っています。
今後も、中長期的な視点で持続可能な経営を実践し、企業価値の向上に努めていくことが期待されます。

株式会社ホーブの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ホーブは年1回の決算で、毎年6月30日が決算日となっています。
今期の年間配当金は1株当たり50円の予定で、前期から5円減少しましたが、健全な財務基盤を背景に、今後も安定的な配当が期待できそうです。

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