株式会社 ホクリヨウの第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ホクリヨウの直近の決算は順調でしたね。売上高が前年同期比で13.8%増の14,726百万円と大幅に増加しています。さらに、経常利益も前年同期比で132.8%増の2,577百万円と非常に高い水準を維持しています。

鶏卵相場の高騰や差別化卵の販売拡大、鳥インフルエンザの影響の最小化などが好業績につながっているようです。今後も安定した成長が期待できそうですね。

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企業情報

企業名: 株式会社 ホクリヨウ
証券コード: 13840
決算期: 3月期

株式会社 ホクリヨウの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ホクリヨウの決算日は3月31日です。第3四半期決算を2023年12月31日に、通期決算を2023年3月31日に発表しています。

主な事業

株式会社ホクリヨウは 鶏卵を中心とする食品事業を行っています。鶏卵の生産・販売のほか、鶏糞肥料やレンダリング事業なども手掛けています。全国の生活者や飲食店、加工メーカーなどに、安全・安心な 新鮮な鶏卵を供給しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は非常に好調で、売上高14,726百万円(前年同期比13.8%増)、経常利益2,577百万円(前年同期比132.8%増)を達成しました。鶏卵相場の上昇や差別化卵の販売拡大などが寄与したようです。経常利益率は17.5%と高水準を維持しており、安定した収益基盤を築いていると言えるでしょう。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は17,823百万円(2023年3月期)、営業利益は1,383百万円、経常利益は1,383百万円と順調に推移しています。特に当第3四半期は大幅な増収増益となっており、好調な業績が続いていると言えます。今後も販路拡大や新商品投入などで、さらなる成長が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ホクリヨウの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は17,900百万円と前期末に比べ1,051百万円増加しています。そのうち流動資産は6,460百万円、固定資産は11,439百万円となっています。一方、負債合計は5,482百万円と前期末より619百万円減少しており、財務体質の改善が進んでいることがわかります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,481百万円、受取手形及び売掛金が2,366百万円となっており、手元流動性が良好です。また、有形固定資産が10,317百万円と大半を占めており、鶏卵生産のための設備投資が進んでいることがわかります。

負債の部

負債の部では、買掛金が1,555百万円、1年内返済予定の長期借入金が329百万円などとなっています。総じて負債が減少傾向にあり、財務体質の改善が進んでいる様子がうかがえます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が10,445百万円と大幅に増加しており、自己資本比率は69.4%と高水準を維持しています。内部留保の蓄積が進み、財務基盤がより一層強化されている状況がわかります。

ROAとROE

株式会社ホクリヨウのROA(総資産経常利益率)は、前年同期の8.1%から当期は14.4%と大幅に改善しています。このように高い収益力を維持できているのは経営効率の向上によるものと考えられます。また、ROE(自己資本当期純利益率)も前年同期の8.5%から当期は14.4%と大幅に上昇しており、株主価値の向上にも寄与していると評価できます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュフローについては、四半期キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細は不明ですが、業績の好調さから営業キャッシュ・フローが大幅に増加しているものと推測されます。一方で、有形固定資産の取得に伴う投資キャッシュ・フローの支出も増加している可能性があります。財務キャッシュ・フローについては、借入金の返済などから減少基調にあると考えられます。

配当の支払額

株式会社ホクリヨウは、2023年3月期の年間配当金を1株当たり20円と発表しています。この水準は前期の15円から増配となっており、業績の好調さを反映した配当政策と言えるでしょう。今後も株主還元の強化に期待が持てそうです。

今後の展望

株式会社ホクリヨウは、高病原性鳥インフルエンザの発生による影響を最小限に抑えるため、感染防止対策の徹底や農場の分割管理などに取り組んでいます。また、差別化卵の拡販やホテル・外食向けの販路開拓、海外市場への販路拡大など、収益基盤の強化に注力しています。これらの取り組みにより、引き続き安定した業績の維持が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ホクリヨウは鶏卵事業を中心に順調な業績を残しています。売上高、利益ともに大幅な増加を果たし、収益性の高い企業として評価できます。また、投資を積極的に行い、生産設備の強化や新商品の開発などにも取り組んでいることから、今後の成長が期待できそうです。鳥インフルエンザの影響などのリスクはありますが、安定した経営基盤を築いている同社の業績は株主にとって朗報といえるでしょう。

株式会社 ホクリヨウの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ホクリヨウの決算日は3月31日で、3月期決算を行っています。第3四半期決算は12月31日に発表されています。配当については、2023年3月期の年間配当金は1株当たり20円と前期から5円増配されています。今後も好業績を背景に、株主還元の拡充が期待されますね。

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