株式会社robot homeの最新の四半期決算報告書が公表されました。当社は高成長を続けており、売上高は27.1%増加し、経常利益も大幅な伸びを示しています。AI・IoT技術を活用した賃貸経営プラットフォーム「robot home」が好調に推移しているほか、不動産オーナー向けサービスの顧客基盤が着実に拡大しているようです。
企業情報
企業名: 株式会社robot home
証券コード: E31925
決算期: 12月
株式会社robot homeの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社robot homeは12月決算の企業です。四半期決算は3月、6月、9月、12月の年4回行っています。
主な事業
株式会社robot homeはAI・IoT技術を活用した賃貸経営プラットフォーム「robot home」の運営を中心事業としています。不動産オーナーに向けた新築・中古物件の供給、賃貸管理の受託、売却・再投資などのサービスを提供しており、不動産業界のDXを推進しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期連結累計期間における業績は売上高27.1%増加、営業利益155.1%増加、経常利益160.0%増加と好調な結果となりました。特に、ストック収入を中心としたサービスが好調に推移し、EBIT(営業利益)率は21.7%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
当社の売上は前年同期比27.1%増の27億58百万円、営業利益は155.1%増の5億99百万円と大幅な伸びを示しています。特に、AI・IoT事業とrobot home事業が好調で、前年同期比でそれぞれ43.7%増、26.6%増と高成長を続けています。このように、当社は着実に業績を拡大しているようです。
四半期連結貸借対照表について
当社の四半期連結貸借対照表では、資産が前期末比4.8%増の125億1百万円となり、特に有形固定資産と現金及び預金が増加しています。一方、負債は前期末比0.2%増の34億33百万円と抑えられており、自己資本比率は72.5%と健全な財務体質を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が50億40百万円と前期末比6.8%増加しているほか、有形固定資産も前期末比31.8%増の13億59百万円と大幅に増加しています。一方で、販売用不動産は前期末比5.8%減少しています。
負債の部
負債の部では、短期借入金が6億円増加した一方で、買掛金が4億55百万円減少しています。全体としては前期末比0.2%増加にとどまり、健全な財務体質を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益5億63百万円を計上したことで、前期末比5.5%増の90億67百万円となりました。自己資本比率は72.5%と高水準を維持しています。
ROAとROE
当第1四半期連結累計期間におけるROA(総資産利益率)は4.5%、ROE(自己資本利益率)は6.2%となっています。前年同期から大幅に改善しており、経営の効率性が高まっているようです。今後も収益性の向上と財務体質の強化により、更なるROA、ROEの改善が期待されます。
キャッシュフロー
当社は四半期連結キャッシュ・フロー計算書を開示していないため、詳細な情報は公表されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが好調に推移しており、財務体質の健全性が確保されていると考えられます。今後の設備投資や事業拡大に備えた手元資金の確保が図られていると評価できます。
配当の支払額
当第1四半期連結累計期間において、1株当たり1円の配当を実施しています。配当性向は15.8%と、株主還元も行われている状況です。今後も安定配当の維持が期待されます。
今後の展望
株式会社robot homeは、AI・IoT技術を活用した賃貸経営プラットフォームの拡充と、不動産オーナー向けサービスの強化に注力しています。不動産業界のDXを牽引し、更なる成長を目指すとともに、財務体質の強化によりROA、ROEの改善を図っていく方針のようです。今後の業績と企業価値の向上が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社robot homeは、AI・IoT技術を駆使した賃貸経営プラットフォームの開発と不動産サービスの提供を通じて、高成長と高収益性を実現しています。当第1四半期の業績は大幅に伸び、ROAやROEも改善傾向にあり、健全な財務体質も維持されています。今後も不動産DXをリードしながら、さらなる飛躍が期待できる企業といえるでしょう。
株式会社robot homeの決算日や配当についてまとめました。
株式会社robot homeは12月決算の企業で、年4回の四半期決算を行っています。当第1四半期は売上高、営業利益、経常利益が大幅に増加するなど好調な業績を示しており、財務体質も健全です。また、1株当たり1円の配当を実施するなど、株主還元も行われています。今後の更なる成長が期待できる企業だと言えるでしょう。