株式会社L is Bの2024年第1四半期決算が発表されました!売上高は363,644千円と堅調に推移し、経常利益は13,835千円を計上しました。このような業績を支えるのは、同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援ソリューションが多くの企業から高い評価を得ていることです。
企業情報
企業名: 株式会社L is B
証券コード: E39409
決算期: 12月31日
株式会社L is Bの決算日・決算時期(スケジュール)は?
同社の決算日は12月31日です。第1四半期決算は2024年5月15日に発表されました。年間の決算スケジュールとしては、第2・第3四半期決算を8月と11月に、本決算(通期)を翌年の5月に公表する予定です。
主な事業
株式会社L is Bは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なソフトウェアソリューションの開発・提供を行っています。主力サービスは、企業の業務プロセスの可視化やAI・RPAなどの最新テクノロジーを活用したDXソリューションです。主要顧客は製造業、IT企業、金融機関などで、顧客の生産性向上や業務効率化、新たな収益モデル創出などを支援しています。
今期の業績と利益率は?
2024年第1四半期の業績は、売上高363,644千円、営業利益34,837千円と好調です。特に同社の強みであるストック型ビジネスの「ストック売上」が全体の94.9%を占めるなど、安定した収益基盤を築いています。この結果、営業利益率は9.6%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
同社の売上高は年々増加傾向にあり、2023年は1,279,912千円を達成しました。利益面では経常利益が15,141千円と前年同期比で大幅に改善しています。これは、主力のDXソリューション事業が順調に拡大したことに加え、固定費の適切な管理により収益性が向上したことによるものです。
四半期連結貸借対照表について
同社の財務状態は健全です。2024年3月31日時点の総資産は2,197,021千円と前期末から876,392千円増加しました。これは主に現金及び預金の増加によるものです。一方、負債合計は671,279千円と前期末から13,116千円減少しています。
資産の部
流動資産は2,053,228千円と前期末から818,344千円増加しました。これは主に、現金及び預金が701,283千円、売掛金及び契約資産が101,275千円それぞれ増加したことによります。固定資産は143,793千円と前期末から58,047千円増加しています。
負債の部
流動負債は190,029千円と前期末から10,616千円減少しました。これは主に、未払消費税等が31,356千円減少したことなどによります。固定負債は481,250千円と前期末から2,500千円減少しています。
純資産の部
純資産合計は1,525,742千円と前期末から889,509千円増加しました。これは主に、東京証券取引所グロース市場への上場に伴う新株発行により資本金及び資本準備金がそれぞれ437,184千円増加したことによるものです。
ROAとROE
同社のROA(総資産利益率)は3.1%、ROE(自己資本利益率)は4.2%となっています。これは前期からそれぞれ1.1ポイント、0.7ポイント改善しており、企業の収益性と資本効率が高まっていることがわかります。今後もさらなる成長と収益力の向上が期待されます。
キャッシュフロー
2024年第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが42,840千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが-28,398千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが686,841千円のプラスとなっています。この結果、現金及び現金同等物が701,283千円増加しました。
配当の支払額
2024年第1四半期では、配当の支払いはありませんでした。同社は今後の事業拡大と財務基盤の強化に注力しており、当面の間は内部留保の活用に軸足を置いている方針です。ただし、業績の成長に合わせて、株主への利益還元策も検討していく考えです。
今後の展望
同社は、今後もDXソリューションの提供を通じて、企業の生産性向上や新たな収益モデル創出に貢献していく方針です。特に、AI、IoT、RPAなどの先端テクノロジーを活用したサービスの開発に注力し、顧客企業のニーズにきめ細かく対応していくことで、さらなる事業拡大を目指します。
編集部のまとめ
株式会社L is Bの2024年第1四半期決算は、売上高、利益ともに好調な結果となりました。DXソリューションの提供を通じて企業のデジタル変革を支援する同社の事業モデルが高い支持を得ていることがうかがえます。今後も持続的な成長と収益力の向上が期待されます。
株式会社L is Bの決算日や配当についてまとめました。
株式会社L is Bの決算日は12月31日で、第1四半期決算は2024年5月15日に発表されました。同社は現在、事業拡大と内部留保の確保に注力しており、当面の間は配当の実施は予定していません。ただし、今後の業績動向を見ながら、株主還元策についても検討していく考えです。