コロンビア・ワークス株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。同社は不動産開発事業を手掛ける企業で、この度の決算では堅調な業績を確認できました。ワークスは東京証券取引所スタンダード市場に新規上場したばかりで、今後の成長が期待されています。
企業情報
企業名: コロンビア・ワークス株式会社
証券コード: 146A0
決算期: 12月期
コロンビア・ワークス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
コロンビア・ワークス株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算が2024年5月13日に発表されました。通常の年次決算は翌年2月頃に発表されます。
主な事業
コロンビア・ワークス株式会社は、不動産開発事業を主に手掛けている企業です。レジデンス物件の開発を中心に、ホテル事業なども展開しています。不動産市況の好調に合わせ、安定した収益の確保を目指しています。
今期の業績と利益率は?
2024年第1四半期の業績は、売上高1,877百万円、経常損失211百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失178百万円となりました。売上高は前年同期に比べ増加していますが、開発に伴う先行投資もあり、経常損失と純損失を計上しました。
売上・利益の推移
2023年通期の売上高は14,469百万円、経常利益は2,382百万円、純利益は1,516百万円と、好調な業績を確認できます。第1四半期の売上減少はありますが、通期では再び増収増益が見込まれます。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月末時点の貸借対照表では、資産合計37,313百万円、負債合計28,048百万円、純資産合計9,265百万円と、堅調な財務体質を維持しています。
資産の部
資産の部では、販売用不動産7,012百万円や仕掛販売用不動産15,241百万円などが主な内訳です。最近の不動産取得と開発投資が進んでいることがわかります。
負債の部
負債の部では、短期借入金4,816百万円や長期借入金17,934百万円などがあり、建築資金の調達に利用されています。借入金の増加が進んでいます。
純資産の部
純資産は9,265百万円で、東京証券取引所への新規上場に伴う公募増資で資本金が大幅に増加しました。自己資本比率は24.8%となっています。
ROAとROE
ROAは前期が7.5%、ROEは21.3%と高い水準を維持しています。不動産開発事業の高い収益性が両指標の高さに寄与しているものと考えられます。
キャッシュフロー
第1四半期のキャッシュ・フローについては記載がありませんが、前期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,819百万円の収入となっています。開発投資などの資金需要に充当されています。
配当の支払額
2024年2月の取締役会決議により、前期末配当として1株当たり91円の配当を実施しました。総額で227百万円の配当を行っています。
今後の展望
コロンビア・ワークスは不動産開発事業を展開する有望企業です。2024年3月の東京証券取引所上場を機に、さらなる業容拡大と収益力強化を目指すことが期待されます。近年の好調な不動産市況を背景に、今後の業績にも注目が集まるでしょう。
編集部のまとめ
コロンビア・ワークス株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高増加と純損失計上という結果でした。不動産開発事業における先行投資と外部環境の影響が影響しているようです。一方で、前期の好業績から2024年通期では再び増収増益が期待できるでしょう。上場後の新たな一歩として、今後の成長が注目されます。
コロンビア・ワークス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
コロンビア・ワークス株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算が2024年5月13日に発表されました。2024年2月には前期末配当として1株当たり91円の配当を行っています。不動産開発事業を手掛ける同社は、今後の業績にも大きな期待がかかっています。