中外鉱業株式会社の第132期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

中外鉱業株式会社の第3四半期決算報告がリリースされました。貴金属や不動産、機械、コンテンツと幅広い事業を展開する同社の業績は順調に推移しているようです。今回の決算では売上高が前年同期比30.6%増加するなど、非常に良好な結果となっています。

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企業情報

企業名: 中外鉱業株式会社
証券コード: 14910
決算期: 2023年3月期

中外鉱業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

中外鉱業株式会社の決算は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日までの3か月間の業績です。今回発表された決算は通期決算の1つの区切りとなっています。

主な事業

中外鉱業株式会社の主な事業は貴金属事業不動産事業機械事業コンテンツ事業の4つのセグメントで構成されています。
貴金属事業では金・白金族の集荷や製品販売を中心に、不動産事業では不動産の販売や賃貸、機械事業では工作機械の販売などを手掛けています。また、コンテンツ事業ではグッズ販売やカフェ運営などにも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

この第3四半期の業績は、売上高が84,039百万円と前年同期比30.6%の増加となりました。一方で、営業利益は281百万円と前年同期比55.5%の減少となりました。
利益率については、営業利益率は0.3%と低下しているものの、経常利益率は0.3%を維持しています。今後の業績改善に期待が高まります。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は2022年3月期が64,332百万円、2023年3月期は84,822百万円と大幅に増加しています。利益面では、経常利益は2022年3月期が572百万円、2023年3月期は398百万円と減益傾向にあります。
今期第3四半期の業績は前年同期比で売上高は増加したものの、利益は減少しており、今後の業績回復が注目されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は11,504百万円となっています。流動資産は8,483百万円で、主な内訳は現金及び預金3,094百万円、商品及び製品2,494百万円などです。
一方、負債合計は4,386百万円で、うち流動負債が3,464百万円、固定負債が921百万円となっています。純資産は7,118百万円と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が前期末比152百万円増加しています。その内訳として、商品及び製品や仕掛品、原材料及び貯蔵品などが増加しています。一方、固定資産は594百万円増加し、その主な要因は建設仮勘定の増加によるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債が前期末比262百万円増加しています。その要因は前受金が610百万円増加したことなどです。固定負債は544百万円増加し、その主な理由は長期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産の部では、前期末比59百万円減少し7,118百万円となっています。これは利益剰余金の減少によるものです。自己資本比率は61.9%と良好な水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前期3.7%から当期2.3%に低下しています。これは経常利益の減少が主な要因です。
一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前期5.4%から当期3.2%に低下しています。これも経常利益の減少に加え、自己資本が減少したことが影響しています。
今後の業績改善と自己資本の充実に期待が寄せられます。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローの状況については、当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため、詳細な情報は開示されていません。
ただし、期末の現金及び預金残高は3,094百万円と前期末から324百万円減少しているため、営業活動によるキャッシュ・フローが悪化していることが推測されます。

配当の支払額

中外鉱業株式会社は、2023年6月29日開催の定時株主総会において1株当たり0.50円の期末配当を実施しました。また、2023年11月10日の取締役会決議により、同じく1株当たり0.50円の中間配当を実施しています。
年間配当金は1株当たり1.00円となる見込みです。安定的な配当政策を維持していることが確認できます。

今後の展望

中外鉱業株式会社は、貴金属価格の変動リスクや、不動産市況の動向、機械事業の受注動向などに注意を払いながら、各事業の収益力の向上に努めていくことが課題となっています。
一方で、コンテンツ事業の収益性も高く、今後の成長が期待されています。全体としては、売上高の拡大と利益率の改善に注力し、企業価値の向上を目指していくと考えられます。

編集部のまとめ

中外鉱業株式会社の第3四半期決算は、売上高が30.6%増加と好調な結果となりましたが、利益面では減益となっています。
資産・負債の状況は健全で、安定した配当政策も評価できます。今後の課題は、貴金属価格の変動リスクへの対応と各事業の収益力向上です。
コンテンツ事業の成長などにも期待が寄せられており、中長期的な企業価値の向上に注目が集まります。

中外鉱業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

中外鉱業株式会社の決算は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日までの3か月間の業績でした。配当は年間1株当たり1.00円を見込んでおり、安定的な配当政策を維持しています。今後も業績の拡大と利益率の改善に期待が高まっています。

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