住石ホールディングス株式会社の第16期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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住石ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。今期は石炭事業で収益が大幅に増加し、経常利益が前年同期比で約5倍と、非常に良好な業績となりました。株式市況が軟化傾向の中、同社の主力事業である石炭事業が好調に推移していることがわかります。今後もエネルギー需要を背景に事業拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 住石ホールディングス株式会社
証券コード: 15140
決算期: 3月期

住石ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

住石ホールディングス株式会社の決算期は3月期です。第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となります。

主な事業

住石ホールディングス株式会社の主な事業セグメントは石炭事業、新素材事業、採石事業です。石炭事業が同社の主力で、豪州のワンボ炭鉱から安定した収益を得ています。また、新素材事業では自動車部品や電子機器向けの研磨材を製造しており、採石事業では風力発電所の建設に使用される路盤材などを供給しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期連結累計期間の売上高は16,882百万円、経常利益は5,377百万円と、前年同期比で大幅な増収増益となりました。特に石炭事業部門が好調で、前年同期比で431%増と大幅な増益を達成しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と経常利益の推移を見ると、2022年3月期は売上39,893百万円、経常利益3,719百万円と好業績でしたが、今回の2023年12月期第3四半期は売上16,882百万円、経常利益5,377百万円と大幅に改善しています。石炭市況の高騰が一転して軟化していますが、それでも同社は収益を確保できていることが分かります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は29,189百万円と前期末比3,046百万円増加しています。主な要因は現金及び預金の増加です。一方、負債は4,460百万円と1,323百万円減少しています。これにより自己資本比率は84.7%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では現金及び預金が大幅に増加し、13,181百万円となっています。一方で売上債権や商品・製品などが減少しています。

負債の部

負債の部では仕入債務が増加していますが、短期借入金が大幅に減少したことが特徴的です。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益5,300百万円の計上により、前期末比4,369百万円増加し、24,729百万円となっています。自己資本比率も84.7%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期比で大幅に上昇し、19.3%となっています。これは石炭事業の好調な業績を反映したものです。一方でROE(自己資本利益率)は24.0%と、財務の健全性を示す自己資本比率の高さも相まって、引き続き高水準を維持しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは4,546百万円のプラスとなり、前年同期比でも大幅に改善しています。これは主に税金等調整前四半期純利益の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは△320百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは△1,028百万円となっています。

配当の支払額

2023年3月期の年間配当金は、普通株式が7.5円、第二種優先株式が2円でした。今後も安定した配当を継続していくことが期待されます。

今後の展望

同社は石炭事業を中心に引き続き安定収益を確保できると見込まれます。一方で、ロシアのウクライナ侵攻による世界経済の不確実性は高く、今後の動向を注視する必要があります。また、新素材事業の業績回復と採石事業の拡大も課題となっています。今後の事業展開や成長戦略に期待が寄せられます。

編集部のまとめ

住石ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、石炭事業の好調に支えられ、大幅な業績改善となりました。特に経常利益が前年同期比で5倍以上と非常に高い水準を達成しています。今後もエネルギー需要に支えられ、継続的な収益拡大が期待されます。ただし、世界経済の先行きには不透明感もあり、新素材事業や採石事業の業績回復にも注目していく必要があります。

住石ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

住石ホールディングス株式会社の決算期は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となります。2023年3月期の年間配当金は、普通株式が7.5円、第二種優先株式が2円でした。今後も安定した配当を継続していくことが期待されます。

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