株式会社ダイブの2024年6月期第3四半期決算が発表されました!経営者の取り組みと業績の好調さが際立っています。
企業情報
企業名: 株式会社ダイブ
証券コード: E39476
決算期: 2024年6月期
株式会社ダイブの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ダイブの決算日は毎年6月30日で、決算発表は5月10日に行われています。 今回は第3四半期(2023年7月1日~2024年3月31日)の業績が報告されています。
主な事業
株式会社ダイブは、観光業向けの人材紹介サービス(観光HR事業)や、グランピング施設の運営(地方創生事業)、情報システムの請負・開発(情報システム事業)などを行っている企業です。
訪日外国人の増加や国内観光の活発化に伴い、人材需要が高まっているのが同社の強みとなっています。
今期の業績と利益率は?
2024年6月期第3四半期の業績は大変好調で、売上高9,345,352千円、営業利益548,801千円、経常利益551,818千円、四半期純利益311,676千円と大幅な増収増益となりました。
特に主力の観光HR事業の売上高が8,922,150千円と好調でした。一方、地方創生事業は194,222千円の営業損失となりましたが、全体としては堅調な収益基盤が確立できています。
売上・利益の推移
直近の第3四半期累計期間の売上高は9,345,352千円と大幅な増収となりました。
経常利益も551,818千円と前年同期比で大きく伸びています。
こうした業績の拡大はインバウンド需要の回復と同社の営業努力によるものと評価できます。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月31日時点の財務状況は以下の通りです。
資産の部
総資産は4,539,249千円と前事業年度末から1,393,203千円増加しています。
流動資産が3,589,274千円、固定資産が949,975千円となっています。
現金及び預金が2,179,866千円、売掛金が1,372,853千円と大きな割合を占めています。
負債の部
負債合計は2,652,581千円と前事業年度末から470,370千円増加しました。
未払金が941,976千円、未払法人税等が186,130千円などが主な項目です。
純資産の部
純資産は1,886,668千円と前事業年度末から922,832千円増加しています。
これは主に公募増資による資本金と資本剰余金の増加と四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
株式会社ダイブのROA(総資産利益率)は7.1%、ROE(自己資本利益率)は30.1%となっています。
インバウンド需要の回復と経営効率化が奏功し、高い収益性を示していると評価できます。
キャッシュフロー
営業キャッシュ・フローは421,020千円の収入、投資キャッシュ・フローは441,607千円の支出となっています。
設備投資やM&A等の積極的な投資を行っているものの、堅調な営業活動によりキャッシュを確保できていると言えます。
配当の支払額
当第3四半期累計期間における配当の支払いはありませんでした。
今後の配当については未定ですが、株主還元の拡充が期待されます。
今後の展望
株式会社ダイブは、インバウンド需要の回復や労働力不足への対応などで業績が好調に推移しています。
今後も観光HR事業を中心とした事業拡大や、地方創生事業のさらなる強化などに取り組み、企業価値の向上を目指していくと期待されます。
編集部のまとめ
株式会社ダイブは、観光業界における人材紹介サービスやグランピング施設の運営など、インバウンド需要の回復に伴う業績拡大が顕著な企業です。
高い収益性と財務体質の強化を実現しており、今後の成長が期待されます。
株式会社ダイブの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ダイブの決算日は毎年6月30日で、決算発表は5月10日に行われています。
第3四半期決算では、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに大幅な増加となりました。
配当については、当第3四半期累計期間は支払いがありませんでしたが、今後の株主還元の拡充が期待されます。