石油資源開発株式会社の第54期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

石油資源開発株式会社の2023年第3四半期決算が発表されました。売上高は2,299億円と前年同期比4.8%の増収、営業利益は398億円と2.9%の増益となりました。原油、天然ガス、電力等の販売が好調だったことが主な要因です。今後も中東や北米を中心にエネルギー事業を拡大することで、さらなる業績の向上が期待されます。

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企業情報

企業名: 石油資源開発株式会社
証券コード: 16620
決算期: 2023年3月期

石油資源開発株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

石油資源開発株式会社の決算日は3月31日です。2023年3月期の決算は2023年5月上旬に発表され、四半期決算は年4回(6月、9月、12月、3月)の発表となります。

主な事業

石油資源開発株式会社は、石油・天然ガスの探査・開発・生産事業を中心に、発電事業などのインフラ・ユーティリティ事業、地質調査やエンジニアリングサービスなどのその他事業を展開しています。国内外の石油・天然ガス開発プロジェクトに積極的に取り組み、エネルギー供給の安定化に寄与しています。

今期の業績と利益率は?

2023年第3四半期の業績は、売上高2,299億円、営業利益398億円と前年同期比で増収増益となりました。特に中東や北米でのオイル販売が好調だったことが業績を牽引しています。営業利益率は17.3%と高水準を維持しています。堅調な収益力が特徴的です。

売上・利益の推移

2023年3月期第3四半期の売上高は2,299億円と、前年同期の2,251億円から2.1%増加しました。一方で、経常利益は481億円と前年同期の579億円から16.8%減少しています。原油価格の下落などにより減益となりましたが、全体としては安定した業績を維持できています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は6,019億円と、前期末比で338億円増加しています。主な増加要因は有形固定資産やその他の投資有価証券の増加です。一方、負債は992億円と111億円減少しており、財務体質の改善が進んでいます。自己資本比率は78.0%と引き続き高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,666億円、有形固定資産が1,574億円と、前期末からそれぞれ252億円、39億円増加しています。投資有価証券も1,490億円と大幅に増加しています。安定的な財務基盤を維持できています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が104億円と大幅に減少しています。一方で、繰延税金負債が286億円と増加しています。全体として、前期末より111億円減少し、992億円となりました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,807億円と前期末より176億円増加しています。また、その他有価証券評価差額金も671億円と大幅に拡大しています。自己資本比率は78.0%と高水準を維持しており、財務基盤はきsolid状態です。

ROAとROE

石油資源開発のROA(総資産利益率)は6.1%ROE(自己資本利益率)は7.5%となっています。前期と比べROAは低下しているものの、ROEは改善しています。これは、保有する有価証券の時価上昇などにより自己資本が増加したことが寄与しています。安定した収益力を背景に、高い株主還元力を維持できる体質が特徴です。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが708億円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは386億円の支出となり、財務活動によるキャッシュ・フローは185億円の支出でした。全体としては、前期に比べ手元現金が減少していますが、依然として強固な財務体質を維持しています。

配当の支払額

石油資源開発の配当は、2023年6月には1株当たり220円、2023年12月には1株当たり125円の中間配当を実施しました。年間では345円の配当を予定しており、高い株主還元を行っています。利益水準に応じた柔軟な配当政策が特徴です。

今後の展望

石油資源開発は、引き続き国内外の資源開発に注力するとともに、発電事業やその他の関連事業の拡大にも取り組んでいきます。特に、再生可能エネルギー分野への投資を強化し、エネルギー転換への対応を加速させる方針です。また、株主還元の充実にも力を入れており、2023年11月に自己株式取得及び消却を決議するなど、資本効率の向上に努めています。今後も安定収益の確保と事業領域の拡大を目指していくことでしょう。

編集部のまとめ

石油資源開発の決算は総じて良好な結果となりました。原油や天然ガスなどのエネルギー販売が好調に推移したことで、増収増益を実現できました。特に中東や北米地域での事業拡大が奏功しています。今後も資源開発とインフラ・ユーティリティ事業の両輪で成長を続けていくと見られます。財務基盤も強固で、株主還元も手厚いことから、中長期的にも期待できる企業だと言えるでしょう。

石油資源開発株式会社の決算日や配当についてまとめました。

石油資源開発の決算日は3月31日で、通期決算は5月上旬に、四半期決算は年4回発表されます。配当については、2023年度は年間1株当たり345円を計画しており、高い株主還元を行っています。今後の事業拡大と合わせ、安定した収益力と株主還元力が期待できる企業といえるでしょう。

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