K&Oエナジーグループ株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。同社は千葉県茂原市を本拠とするエネルギー会社で、ガス事業やヨウ素事業を展開しています。今回の決算では、売上高が25,925百万円、営業利益が2,493百万円と前年同期比で減少したものの、引き続き高い収益性を維持しています。
企業情報
企業名: K&Oエナジーグループ株式会社
証券コード: E30048
決算期: 12月期
K&Oエナジーグループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
K&Oエナジーグループ株式会社の決算期は12月期です。決算日は12月31日で、四半期決算は3月、6月、9月、12月の各末日に実施しています。
主な事業
K&Oエナジーグループ株式会社は、ガス事業とヨウ素事業を主力としています。ガス事業では、都市ガスの製造・供給を行い、千葉県を中心に事業を展開しています。ヨウ素事業では、主に化学品への原料供給を行っています。その他にも、建設事業や機器販売事業なども手がけています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、売上高25,925百万円、営業利益2,493百万円と前年同期比で減少しました。ガス事業の販売価格低下が影響したものの、営業利益率は9.6%と高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
K&Oエナジーグループ株式会社は、長年にわたり安定した収益を上げ続けています。売上高は2023年第1四半期が29,416百万円、2024年第1四半期が25,925百万円と減少しましたが、営業利益は2,672百万円から2,493百万円とほぼ横ばいで推移しています。
四半期連結貸借対照表について
K&Oエナジーグループ株式会社の2024年3月末の総資産は111,992百万円で、前期末から0.5%増加しています。資産の大半を占める固定資産は67,854百万円となっています。
資産の部
流動資産は44,137百万円で前期末から0.5%減少しています。一方、固定資産は67,854百万円と1.2%増加しており、投資有価証券の増加などが影響しています。
負債の部
負債合計は17,321百万円で、前期末から6.5%減少しました。流動負債が10,940百万円と13.4%減少し、固定負債が6,380百万円と8.4%増加しています。
純資産の部
純資産合計は94,670百万円で、前期末から1.9%増加しています。利益剰余金の増加などにより、自己資本比率は82.2%と高水準を維持しています。
ROAとROE
K&Oエナジーグループ株式会社のROA(総資産経常利益率)は2.3%、ROE(自己資本利益率)は2.1%となっています。高い収益力を背景に、資本効率も良好な水準を維持しています。
キャッシュフロー
K&Oエナジーグループ株式会社は、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字を確保しています。設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローも一定水準を維持しており、財務基盤は健全です。
配当の支払額
K&Oエナジーグループ株式会社は、株主還元に積極的で、2024年3月期第1四半期では1株当たり21円の配当を実施しました。安定的な配当政策を続けており、株主の皆様に還元しています。
今後の展望
K&Oエナジーグループ株式会社は、ガス事業やヨウ素事業での高収益性を維持しつつ、新分野への事業拡大にも注力しています。再生可能エネルギーの利用拡大など、環境対策にも積極的に取り組んでおり、今後の成長が期待されます。
編集部のまとめ
K&Oエナジーグループ株式会社は、ガス事業とヨウ素事業を中心に、安定した収益基盤を築いています。当第1四半期の業績は前年同期比で減少しましたが、高い収益性と財務基盤を維持しており、今後も着実な成長が期待できそうです。新しい事業分野にも積極的に取り組んでおり、企業価値の向上が期待されます。
K&Oエナジーグループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
K&Oエナジーグループ株式会社の決算日は12月31日で、4半期決算を3月、6月、9月、12月の各末日に実施しています。また、同社は安定的な配当政策を続けており、2024年3月期第1四半期では1株当たり21円の配当を実施しました。今後も株主還元に注力していくことが期待されます。