株式会社ダイセキ環境ソリューションの第29期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは!環境ソリューション企業の株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算について、ご紹介します。同社は土壌汚染調査・処理や廃棄物リサイクルなどの事業を行っています。前回の決算では、大型案件の終了により減益となりましたが、その他の事業が堅調に推移しているようですね。今後は新規事業の展開や収益の多様化に期待が高まっています。ぜひ同社の業績動向を注目していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社ダイセキ環境ソリューション
証券コード: 17120
決算期: 2月末日

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日は2月末日で、毎年5月に第1四半期決算を発表しています。決算期は2月末日で、4月中に本決算の発表、6月中に株主総会を開催するのが同社の決算スケジュールです。

主な事業

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、土壌汚染調査・処理事業資源リサイクル事業を主力事業としています。土壌汚染調査・処理では、工場跡地の土壌調査や汚染土壌の掘削・処理を行っています。また、資源リサイクル事業では、廃石膏ボード、バイオディーゼル燃料、PCB廃棄物の処理などを手がけています。これらの事業を通じて、環境保全に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高が4,747百万円、営業利益が555百万円、経常利益が553百万円となりました。前年同期比で売上高が28.5%減、営業利益が37.7%減と減収減益となりました。これは、前年に受注した大規模土壌処理案件の終了の影響が大きかったためです。一方で、廃石膏ボードやPCB事業など、資源リサイクル部門は好調に推移しました。

売上・利益の推移

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、過去3年の売上高が24,150百万円、経常利益が2,818百万円と安定した業績を維持しています。土壌汚染調査・処理事業では大型案件の獲得に成功しており、資源リサイクル事業も堅調に推移しているため、中長期的な成長が期待されています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ダイセキ環境ソリューションの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は28,463百万円となっています。前期末比1,111百万円増加しています。これは主に、現金及び預金並びに新規事業用に取得した土地が増加したためです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,139百万円、土地が10,640百万円となっています。これらが総資産の主な構成要素となっています。

負債の部

負債の部では、長期借入金が4,744百万円と大きな割合を占めています。一方で、支払手形及び買掛金は1,046百万円と減少傾向にあります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が12,059百万円と大きな割合を占めています。自己資本比率は58.2%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社ダイセキ環境ソリューションのROAは直近の決算で5.9%、ROEは10.1%となっています。前期と比較するとやや低下傾向にありますが、依然として高水準を維持しており、企業価値の向上に寄与しているといえます。今後は新規事業の立ち上げなどにより、収益力の一層の強化が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動で551百万円のキャッシュを獲得し、投資活動で△682百万円、財務活動で721百万円のキャッシュを得ました。これにより、現金及び現金同等物は前連結会計年度末から731百万円増加し、3,139百万円となっています。営業キャッシュ・フローの創出力は高く、設備投資や借入れにより、適切な資金調達と運用が行われていることがわかります。

配当の支払額

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、前期の年間配当金を7円とし、今期も同水準の配当を行う予定です。株主還元の水準は高く、業績に連動した安定的な配当政策を実施しています。

今後の展望

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、中長期的に土壌汚染調査・処理事業と資源リサイクル事業を成長の柱として位置づけています。特に、大型開発案件の受注や廃石膏ボード・PCB廃棄物の処理など、高付加価値サービスの提供に注力しています。また、新規事業の立ち上げにも積極的に取り組み、収益の多様化を図る方針です。これらの施策により、今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ダイセキ環境ソリューションは、土壌汚染対策や廃棄物リサイクルなどの環境関連事業を手掛けており、国内外の環境規制強化を背景に成長が期待される企業です。当第1四半期は前年同期の大型案件の反動減の影響で減益となりましたが、その他の事業は好調に推移しました。今後は新規事業の立ち上げや収益基盤の強化により、さらなる成長が見込まれます。同社の業績動向は環境関連株への投資を考える上で、注目に値する企業だといえるでしょう。

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ダイセキ環境ソリューションの決算日は2月末日で、毎年5月に第1四半期決算を発表しています。また、直近の配当金は年間7円と安定した水準を維持しています。同社は環境関連事業を手掛ける企業として注目されており、今後の業績拡大が期待される銘柄といえるでしょう。

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