株式会社北弘電社の第74期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社北弘電社の2023年3月期第3四半期決算が発表されました。売上高は102億2,686万7千円となり、前年同期と比べて2億650万7千円の減収となりました。しかし、営業利益は4億1,752万9千円、経常利益は3億5,588万2千円と増加し、特別利益の計上により、四半期純利益は8億2,563万3千円と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社北弘電社
証券コード: 17340
決算期: 3月期

株式会社北弘電社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

北弘電社の決算期は3月31日で、通期決算は6月に発表されます。また、四半期決算は8月、11月、翌2月に発表されます。

主な事業

北弘電社は、配電線工事、太陽光発電工事、FA・住宅環境設備、産業設備機器などの電気工事を主な事業としています。北海道を中心に事業を展開しており、官公庁向けや民間企業向けの工事を手がけています。特に再生可能エネルギー関連の工事に注力しており、その売上比率も高くなっています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の売上高は102億2,686万7千円でしたが、前年同期と比べると2億650万7千円の減収となりました。一方で、営業利益は4億1,752万9千円、経常利益は3億5,588万2千円と大幅に増加しました。これは、特別利益の計上などによる影響です。

売上・利益の推移

北弘電社の売上高は過去3年ほど100億円前後で推移しています。しかし、利益面では前期まで3期連続の赤字から脱し、今期は大幅な増益となりました。これは、太陽光発電所建設工事のコスト増加が大きな要因でしたが、その影響が徐々に改善傾向にあるためです。

四半期連結貸借対照表について

北弘電社は連結決算を行っていませんが、単体の四半期貸借対照表を公表しています。

資産の部

現金預金は前期末比6億5,734万9千円減少しましたが、受取手形・完成工事未収入金は23億6,443万6千円増加しました。また、固定資産は1億9,633万4千円減少しました。

負債の部

短期借入金が11億8,600万円増加した一方で、未払金が4億7,657万円、損害賠償損失引当金が3億3,753万7千円減少しました。

純資産の部

純資産合計は前期末比7億9,407万円増加し、マイナス18億4,474万4千円となりました。これにより自己資本比率は-21.0%となっています。

ROAとROE

北弘電社のROAは前期-22.7%から今期-12.5%と改善傾向にあります。一方でROEは前期-38.7%から今期-48.9%とまだ低い水準にあります。これは、依然として債務超過の状態が続いていることが主な要因です。今後の収益力向上と財務体質の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

北弘電社のキャッシュ・フローの状況は公表されていませんが、現金預金の大幅な減少から、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっている可能性が高いと推測されます。今後の事業活動に必要な資金確保が課題となっています。

配当の支払額

北弘電社は、これまで配当を実施していませんでした。また、今後の株式交換により上場廃止となる予定なので、今期も配当は行わないことが決定されています

今後の展望

北弘電社は、三菱電機による株式交換完全子会社化を予定しています。これにより、早期の収益改善と財務体質の強化が期待されます。また、三菱電機グループとの連携によって、新しい事業分野への展開や、コストダウン効果も見込めると考えられます。

編集部のまとめ

北弘電社は3期連続の赤字から脱し、今期は大幅な増益を達成しました。しかし、依然として債務超過の状況が続いていることから経営の立て直しが課題となっています。今回の三菱電機による株式交換子会社化は、北弘電社にとって大きな転換点となる可能性があります。今後の動向に注目していきたいと思います。

株式会社北弘電社の決算日や配当についてまとめました。

北弘電社の決算日は3月31日で、通期決算は6月に発表されます。また、四半期決算は8月、11月、翌2月に発表されます。配当については、今期は株式交換による上場廃止が予定されているため、配当は行わないことが決定しています。

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