太洋基礎工業株式会社の第58期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。今回は太洋基礎工業株式会社の最新の決算報告書をご紹介します。太洋基礎工業は基礎工事や建築工事などを手がける老舗建設会社ですね。今回の決算では厳しい状況もありましたが、中長期的に見れば業績は堅調に推移していると評価できます。

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企業情報

企業名: 太洋基礎工業株式会社
証券コード: 17580
決算期: 2024年1月期

太洋基礎工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

太洋基礎工業の決算日は1月31日で、毎年2月にその年の第1四半期の報告書を公表しています。また、定時株主総会は4月に開催され、翌年2月までの決算内容が報告されます。

主な事業

太洋基礎工業は、建設業を主要な事業としています。特に基礎工事や住宅関連工事、環境関連工事などに強みを持っています。
近年では再生可能エネルギー事業にも注力しており、今後の伸長が期待されています。
全国に支店を構え、幅広い顧客に対応できる体制を整えています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は32億7,490万円となり、前年同期比で15.3%減となりました。
一方で利益面では、営業損失39百万円、経常損失33百万円、四半期純損失24百万円と、厳しい結果となりました。
主な要因は、建築事業や特殊土木工事での工事損失の計上によるものです。

売上・利益の推移

直近の過去3年間を見ると、売上高は概ね14,000~15,000百万円で推移しており、堅調に推移してきました。
一方で利益面では、今期の損失計上が響いて2年連続の減益となっています。
ただし、中長期的にはこれまでの業績から判断すると、再び増益に転じる可能性が高いと見られます。

四半期連結貸借対照表について

太洋基礎工業は単体決算を行っており、四半期連結貸借対照表は作成していません。
そのため、以下は単体の四半期貸借対照表の内容をご紹介します。

資産の部

当第1四半期会計期間末の総資産は119億7,729万円となり、前事業年度末に比べて2億6,783万円増加しました。
主な増加要因は現金及び預金の増加です。一方、完成工事未収入金が減少しています。

負債の部

負債合計は32億8,126万円と、前事業年度末に比べて3億5,612万円増加しました。
主な増加要因は契約負債工事未払金の増加です。

純資産の部

純資産合計は86億2,632万円と、前事業年度末に比べて88百万円減少しました。
主な減少要因は利益剰余金の減少です。

ROAとROE

太洋基礎工業のROAは直近3年間で5%前後で推移しており、ROEは8%前後で推移しています。
今期は損失の計上により、ROA、ROEともに低下しましたが、これまでの実績からすれば良好な水準を維持できていると言えるでしょう。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で大きく増加しています。
これは受取手形や完成工事未収入金の増加抑制などによるもので、キャッシュ管理が強化されていると評価できます。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローや財務活動によるキャッシュ・フローについては、大きな変動はありませんでした。

配当の支払額

太洋基礎工業の配当は、1株当たり35円と安定的に推移しています。
今後も、企業の成長と株主還元のバランスを取りながら、着実な配当を継続していくと考えられます。

今後の展望

建設業界では公共投資や民間投資が緩やかに増加する見通しですが、資材価格高騰や人手不足などの課題も抱えています。
太洋基礎工業はこれらの課題にしっかりと取り組み、事業基盤の強化収益力の向上を目指していく方針です。
特に、再生可能エネルギー事業への注力や、新技術の活用によるさらなる事業の拡大が期待されています。

編集部のまとめ

今回の決算では一時的な損失計上により業績が悪化しましたが、それ以外の指標は概ね安定しています。
今後も基礎工事や環境関連工事などの強みを生かし、積極的な事業展開を行っていくと考えられます。
配当も安定しており、投資家にとっても魅力的な銘柄と言えるでしょう。

太洋基礎工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

太洋基礎工業株式会社の決算日は1月31日で、毎年2月に第1四半期の決算報告書を公表しています。
また、定時株主総会は4月に開催され、前年の決算内容が報告されます。
配当は1株当たり35円と安定的に推移しており、企業の成長と株主還元のバランスがとれていると評価できます。

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