東建コーポレーション株式会社の第48期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社東建コーポレーションの2023年度第3四半期決算報告が発表されました。同社は住宅・不動産賃貸などを手掛ける大手建設会社で、好調な業績を維持しています。売上高は前年同期比7.2%増の2,513億円と大幅な増収を記録。利益面でも、営業利益が前年同期比4.0%増の84億円と堅調に推移しました。建設事業や不動産賃貸事業の成長が収益に寄与しています。今後も安定した成長が期待できそうです。

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企業情報

企業名: 東建コーポレーション株式会社
証券コード: 17660
決算期: 2023年5月1日 – 2024年4月30日

東建コーポレーション株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東建コーポレーション株式会社の決算期は5月1日から4月30日の1年間です。第3四半期は2023年11月1日から2024年1月31日までとなっています。

主な事業

東建コーポレーション株式会社は、住宅・不動産賃貸などの建設事業と不動産賃貸事業を中心に事業を展開しています。建設事業では戸建住宅やマンションの請負建設、不動産賃貸事業では自社保有の賃貸物件の管理や賃貸収入を得ています。また、広告代理店業やホテル施設運営などの事業にも参入しています。

今期の業績と利益率は?

今期の東建コーポレーションの業績は好調で、売上高は前年同期比7.2%増の2,513億円を達成しました。利益面でも、営業利益は84億円と前年同期比4.0%増加しています。建設事業と不動産賃貸事業が収益を牽引しており、全体の利益率は高水準を維持しています。

売上・利益の推移

東建コーポレーションの売上高は過去3年間で2,350億円から2,513億円へと順調に増加しています。営業利益も2021年度の72億円から2022年度には81億円、今期は84億円と年々伸びています。建設事業と不動産賃貸事業の両事業が堅調に推移したことが業績拡大の要因です。

四半期連結貸借対照表について

東建コーポレーションの2024年1月31日現在の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1,976億円となっています。流動資産は1,216億円、固定資産は759億円と規模が大きいことがわかります。一方、負債は797億円、純資産は1,178億円と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金預金が前期末比106億円減少しましたが、長期預金が増加したことで固定資産が全体としては14.5%増となっています。流動資産は7.9%減少しています。

負債の部

負債の部では、支払手形や工事未払金などの減少により流動負債が前期末比5.8%減少しています。固定負債も若干減少しており、全体としてみると負債は4.1%減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が24億円増加したことなどから、純資産合計は前期末比2.2%増加しています。自己資本比率は59.6%と高水準を維持しています。

ROAとROE

東建コーポレーションのROA(総資産経常利益率)は、前期の4.3%から今期は4.4%と若干改善しています。また、ROE(自己資本当期純利益率)も前期の6.3%から今期は6.5%と増加しています。建設事業と不動産賃貸事業が順調に推移したことで収益性が高まった結果といえます。

キャッシュフロー

東建コーポレーションの営業キャッシュフローは、前年同期比55億円減少の110億円となりました。一方で投資キャッシュフローは前年同期比115億円増加の△50億円となっています。これは長期預金の積み増しなどによるものです。財務キャッシュフローは配当金の支払いなどから△73億円と大きくマイナスになっています。全体としてキャッシュ残高は前期末比で106億円減少しました。

配当の支払額

東建コーポレーションの1株当たりの年間配当金は250円で、前期と同額を維持しています。配当性向は58.0%となっています。株主還元の水準は高く、今後も安定した配当が期待できそうです。

今後の展望

東建コーポレーションは、引き続き主力の建設事業と不動産賃貸事業を中心に業績拡大を目指しています。新設住宅着工戸数の減少が懸念されますが、同社は顧客基盤の強さや新築以外の事業の伸びなどから、今後も安定成長を遂げられるとみられます。また、物件の入居率が高水準を維持し、経費の効率化にも努めるなど、収益力の向上にも注力しています。今後の業績拡大と株主還元の継続が期待されます。

編集部のまとめ

東建コーポレーションは、建設事業と不動産賃貸事業を中核とする大手建設会社で、第3四半期も堅調な業績を示しました。売上高、営業利益ともに前年同期を上回り、利益率も高水準を維持しています。財務体質も健全で、自己資本比率も60%前後と安定しています。今後も新築住宅市場の減少リスクはありますが、賃貸事業の強みや収益力の高さから、安定成長が期待されます。株主還元も手厚く、同社株への注目が高まっています。

東建コーポレーション株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東建コーポレーションの決算期は5月1日から4月30日までの1年間で、2023年度第3四半期は2023年11月1日から2024年1月31日までとなっています。1株当たりの年間配当金は250円で、配当性向は58.0%と高水準を維持しています。今後も安定的な配当が期待できる同社の株式は、バリュエーション面でも魅力的だと言えるでしょう。

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