川崎設備工業株式会社の第97期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

川崎設備工業株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告書が発表されました。同社は設備工事を手がける建設会社で、東部、中部、西部の3つの支社体制で事業を展開しています。今回の決算では、売上高が前年同期比10.4%増加するなど、安定的に業績を伸ばしています。また、利益率も向上し、経常利益が前年同期比13.0%増加するなど、順調な決算内容となっています。

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企業情報

企業名: 川崎設備工業株式会社
証券コード: 17770
決算期: 3月期

川崎設備工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

川崎設備工業株式会社の決算は3月期で、年に1回の決算期となっています。毎年6月下旬に開催される定時株主総会で前年度決算が承認され、その後の通期決算短信の提出や四半期決算の開示などが行われます。

主な事業

川崎設備工業株式会社は、ビルや工場などの設備工事を手がける建設会社です。空調設備、衛生設備、電気設備などの設計・施工を主な事業としており、官公庁や民間企業からの受注を中心に事業展開しています。東海地方を中心に全国各地の支店・支社で受注活動を行っており、豊富な施工実績を有しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の売上高は156億15百万円と、前年同期比10.4%増加しています。営業利益は7億25百万円で前年同期比15.0%増、経常利益は7億40百万円と前年同期比13.0%増となっており、売上高、利益ともに増加傾向にあります。これにより、利益率も向上している良好な決算となっていると言えるでしょう。

売上・利益の推移

川崎設備工業株式会社の売上高は、2021年3月期の208億9百万円から2022年3月期には208億9百万円とほぼ横ばいでしたが、2023年3月期には208億9百万円と再び増加に転じています。一方で、経常利益は2021年3月期の10億74百万円から2022年3月期は10億74百万円、2023年3月期は10億74百万円と、安定して高水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

川崎設備工業株式会社の2023年12月期第3四半期の貸借対照表を見ると、資産合計は191億25百万円で前事業年度末比7億71百万円増加しています。負債合計は78億91百万円で前事業年度末比4億88百万円増加、純資産合計は112億33百万円で前事業年度末比2億82百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金預金が42億73百万円、受取手形・完成工事未収入金等が94億84百万円となっています。固定資産は45億89百万円で、前事業年度末比32百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形・工事未払金等が40億9百万円、電子記録債務が12億90百万円となっています。退職給付引当金は10億58百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が15億81百万円、利益剰余金が92億25百万円となっています。自己資本比率は58.7%と高水準を維持しています。

ROAとROE

川崎設備工業株式会社のROA(総資産利益率)は2021年3月期が5.8%、2022年3月期が5.9%と高水準を維持しています。これは、安定した収益力と効率的な資産運用によるものです。一方、ROE(自己資本利益率)は2021年3月期が6.5%、2022年3月期が7.1%と、年々上昇傾向にあります。これは、利益の確保と財務体質の強化に取り組んでいることが要因と考えられます。

キャッシュフロー

川崎設備工業株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字を確保しています。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローは支出超過となっています。財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当金の支払いがある一方で、長期借入金の返済などもあり、全体としては均衡しています。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前年同期比で増加しています。

配当の支払額

川崎設備工業株式会社は、株主還元の一環として安定的な配当を行っています。2022年3月期は1株当たり18円、直近の2023年3月期も1株当たり18円と、年18円の配当を継続しています。直近の2023年12月期第3四半期も中間配当として1株当たり8円を実施しており、株主への利益還元を着実に行っています。

今後の展望

川崎設備工業株式会社は、持続的な成長と企業価値の向上に向けて、事業規模の拡大、労働環境の改善と組織強化、DXの活用による業務の効率化、品質管理の強化などに取り組んでいます。また、カーボンニュートラルへの対応やSDGsの達成にも注力しており、社会的責任を果たしながら、中長期的な業績拡大を目指す方針です。

編集部のまとめ

川崎設備工業株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに増加しており、順調な業績推移となっています。設備工事需要の高まりを受けて受注が好調に推移しており、収益力も着実に向上しています。また、財務状況も健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいることから、同社の今後の業績拡大と企業価値向上に期待が高まります。

川崎設備工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

川崎設備工業株式会社は3月決算の建設会社で、年1回の決算スケジュールを採用しています。また、同社は株主還元にも力を入れており、直近では1株当たり年18円の配当を実施しています。今後も安定した業績を維持し、株主への利益還元にも注力していくことが期待されます。

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