株式会社 長谷工コーポレーションの第107期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社長谷工コーポレーション(証券コード: 18080)が2023年12月31日で終了した第3四半期の決算を発表しました。同社は建設やサービスなど様々な事業を手掛ける総合不動産企業で、今回の決算は売上高や利益が増加する良好な結果となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社 長谷工コーポレーション
証券コード: 18080
決算期: 2023年12月期

株式会社 長谷工コーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社長谷工コーポレーションの決算日は2023年12月31日で、第3四半期までの決算を発表しました。同社の決算は年4回(第1四半期、第2四半期、第3四半期、期末)行われており、決算発表後には通期業績予想の修正や次年度の事業計画の発表などが行われます。

主な事業

株式会社長谷工コーポレーションは、建設事業、不動産関連事業、サービス関連事業、海外事業の4つのセグメントを主に手掛けています。建設事業では分譲マンションの建設を、不動産関連事業ではマンション分譲やその他不動産の取り扱いを、サービス関連事業ではマンション管理やリフォームなどのサービスを提供しています。また、ハワイでの商業施設運営などの海外事業にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

株式会社長谷工コーポレーションの第3四半期累計期間の業績は、売上高が7,689億円と前年同期比8.8%増営業利益が614億円と8.6%増経常利益が605億円と9.9%増親会社株主に帰属する四半期純利益が396億円と7.2%増と、増収増益となりました。利益率についても、各利益段階において高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

株式会社長谷工コーポレーションは、近年着実に業績を伸ばしてきました。2022年3月期の売上高は1兆272億円、営業利益は681億円と、過去最高を記録しています。今期第3四半期累計では7,689億円の売上高と、さらに上回る水準となっています。利益面でも、営業利益率は8.0%、経常利益率は7.9%と高水準を維持しており、同社の収益力の高さが窺えます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社長谷工コーポレーションの2023年12月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1兆1,987億円と前期末比で6億円増加しています。これは主に不動産事業支出金が増加したことによるものです。一方、負債は7,098億円と前期末比で342億円減少しており、借入金の返済が進んでいます。純資産は4,888億円となり、自己資本比率は40.8%と健全な水準を保っています

資産の部

資産の部では現金預金が1,319億円、受取手形・完成工事未収入金等が1,676億円、不動産事業支出金が2,711億円となっています。不動産事業への投資が大きく、同社の事業ポートフォリオの特徴が表れています。

負債の部

負債の部では支払手形・工事未払金等が907億円、短期・長期借入金が2,300億円と、建設事業に伴う債務が中心となっています。借入金は前期末から大きく減少しており、財務体質の改善が進んでいます。

純資産の部

純資産の部では利益剰余金が4,453億円と大きな割合を占めています。また、自己資本比率は40.8%と安定した水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社長谷工コーポレーションのROA(総資産経常利益率)は5.1%、ROE(自己資本当期純利益率)は8.8%となっています。前年同期に比べROA、ROEともに上昇しており、高い収益性と効率的な資産活用が伺えます。これは、不動産事業や大型分譲マンション工事の収益性が高かったことが要因の一つと考えられます。同社は今後も事業ポートフォリオの最適化を進め、収益性の高い事業に経営資源を集中していくことが期待されます。

キャッシュフロー

株式会社長谷工コーポレーションのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは448億円のプラスとなっています。これは、建設事業やサービス事業の好調を反映したものです。一方で、不動産事業の展開に伴い投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス134億円となっています。財務活動では借入金の返済に努めており、フリー・キャッシュ・フローは314億円のプラスを確保しています。同社は事業拡大と財務体質の強化を両立させる経営を行っているといえます。

配当の支払額

株式会社長谷工コーポレーションは、2023年12月期の中間配当として1株当たり40円の配当を実施しました。前期と同水準の配当率を維持しており、株主還元に積極的な姿勢が窺えます。今後も業績の伸びに合わせて、着実な配当増加が期待できる企業だと言えるでしょう。

今後の展望

株式会社長谷工コーポレーションは、人口減少や少子高齢化の進行といった社会環境の変化に適応すべく、分譲マンションやサービス事業の強化、海外事業の拡大など、事業ポートフォリオの最適化を進めています。また、ESG経営にも注力し、サステナビリティを意識した企業活動を展開しています。今後も業界屈指の企業力を活かし、安定成長を続けていくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社長谷工コーポレーションの2023年12月期第3四半期決算は、売上高、各利益段階ともに前年同期を上回る好調な内容でした。安定した収益力と財務体質の強さが特徴で、不動産事業を中心に様々な事業の成長を牽引しています。今後も、市場ニーズに沿った事業展開と収益力の維持・向上に期待が高まります。

株式会社 長谷工コーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社長谷工コーポレーションの決算日は2023年12月31日で、第3四半期決算を発表しました。同社は年4回の決算発表を行っており、通期業績予想や次年度計画の公表などが行われます。一方で、2023年12月期の中間配当は1株40円と、前期と同水準を維持しており、株主還元にも注力しています。今後も着実な業績拡大と株主価値の向上が期待されます。

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