松井建設株式会社の第95期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

松井建設株式会社の最新決算報告をご紹介します。2023年12月期第3四半期(2023年4月1日~12月31日)の連結業績は、売上高710億26百万円、営業利益5億46百万円、経常利益9億68百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益8億15百万円と堅調な結果となりました。建設事業やメンテナンス業務などが好調に推移している様子がうかがえます。

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企業情報

企業名: 松井建設株式会社
証券コード: 18100
決算期: 3月期

松井建設株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

松井建設株式会社の決算期は3月期で、2023年12月期第3四半期の決算発表は2024年2月14日に行われています。年次決算については6月下旬に行われる予定となっています。

主な事業

松井建設株式会社は、1586年の創業以来、総合建設業を営んでいる老舗企業です。主な事業は建設事業と不動産事業等に分かれており、建設事業では建築工事、土木工事などを手がけ、不動産事業等では不動産の売買や賃貸、仲介などを行っています。また、長年培ってきた神社仏閣の施工実績や、メンテナンス工事にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高710億26百万円、営業利益5億46百万円、経常利益9億68百万円と前年同期比で増収増益となりました。利益率では営業利益率0.8%、経常利益率1.4%と前年同期と比べて低下しています。これは、原材料価格高騰や人件費上昇の影響などがあったためと考えられます。

売上・利益の推移

松井建設の主力事業である建設事業の売上高は、前年同期比8.8%増の695億88百万円となりました。一方、利益面では営業利益が前年同期比67.0%減と大幅に減少しました。これは建設事業の収益性悪化により、利益率が低下したことが要因と考えられます。不動産事業等の売上高は前年同期比7.4%増の14億38百万円、営業利益は前年同期比23.4%減の4億65百万円となっています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の四半期連結貸借対照表では、総資産718億46百万円負債262億71百万円純資産455億75百万円となっています。前期末から総資産は1.2%増、負債は2.2%減、純資産は3.2%増加しています。自己資本比率は63.4%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金預金が減少したものの投資有価証券が増加したことなどにより、前期末比1.2%増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形・工事未払金等の増加があった一方で、未成工事受入金の減少により、前期末比2.2%減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金の増加その他有価証券評価差額金の増加により、前期末比3.2%増加しています。

ROAとROE

松井建設のROA(総資産利益率)は前年同期の3.7%から当期は1.2%と大幅に低下しました。ROE(自己資本利益率)についても前年同期の3.9%から当期は1.8%と大きく減少しています。これは、売上高総利益率の低下や、期中の自己資本の増加によるものと考えられます。今後は収益力の回復が課題と言えるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは45億75百万円のインフローとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス6億37百万円、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス106億円となり、現金及び現金同等物は期首から67億62百万円減少しました。今後も財務の健全性維持が重要課題となっています。

配当の支払額

松井建設は株主還元として、2023年6月の期末配当で1株当たり14.50円、2023年12月の中間配当で1株当たり13.00円の配当を実施しました。この2回の配当合計で1株当たり27.50円の配当を株主の皆様に還元しています。今後も安定的な配当を維持していく方針のようです。

今後の展望

松井建設は、建設事業の収益性回復と、不動産事業等の拡充に注力していく方針です。特に建設事業では、高品質な製品を適正価格で提供するための新技術・新工法の開発や、メンテナンス工事の強化に取り組んでいます。また、不動産事業等の拡大にも力を入れ、安定した収益源の確保を目指しています。今後も株主還元と企業価値の向上に注力していくことが期待されます。

編集部のまとめ

松井建設株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期を上回る堅調な結果となりました。建設事業の受注は好調で、メンテナンス分野にも注力しています。一方で、原材料価格高騰や人件費上昇などの影響で利益率は低下しています。今後は収益力の回復と不動産事業の拡大に取り組み、企業価値の向上を目指していくものと思われます。引き続き同社の動向に注目していく必要がありそうです。

松井建設株式会社の決算日や配当についてまとめました。

松井建設の決算期は3月期で、2023年12月期第3四半期の決算発表は2024年2月14日に行われました。年次決算は6月下旬に行われます。また、同社は株主還元として年2回の配当を実施しており、2023年度は1株当たり27.50円の配当を行っています。今後も安定配当の維持が期待されます。

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