株式会社不動テトラの第78期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社不動テトラの2023年12月期第3四半期決算が発表されました!業界を牽引するインフラ工事大手の好業績がうかがえる内容となっています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社不動テトラ
証券コード: 18130
決算期: 3月期

株式会社不動テトラの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社不動テトラは3月期決算を行う企業で、今回の四半期決算は第3四半期(10月~12月)の決算となります。
通期の決算は毎年6月に発表されます。

主な事業

株式会社不動テトラは、土木事業地盤改良事業ブロック事業を主力としている建設業界の大手企業です。
幅広い事業領域を持ち、公共インフラ整備や民間の大型建設プロジェクトなど、建設市場で幅広く活躍しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上高が51,713百万円と前年同期に比べ2.4%の増収となりました。
一方、営業利益は2,497百万円と1.9%の減益になりました。採算面では厳しい状況が続いていますが、経常利益は2,705百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は1,728百万円と二桁増益と好調な結果となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績を見ると、売上高は70,466百万円から増加傾向にあり、経常利益も3,458百万円と堅調に推移しています。
利益面では、コストの上昇が重荷となっていますが、受注環境の改善や生産性向上などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は2,166百万円と増加傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は55,614百万円となっており、前期末比514百万円の減少となっています。
一方、負債は22,554百万円と前期末比1,726百万円減少し、純資産は33,060百万円と1,212百万円増加しています。

資産の部

資産の主な内訳は、現金預金9,799百万円受取手形・完成工事未収入金等16,462百万円未成工事支出金8,694百万円などです。前期末と比べ、受取手形・完成工事未収入金等が減少しています。

負債の部

負債の主な内訳は、支払手形・工事未払金等7,600百万円短期借入金4,640百万円未払法人税等1,068百万円などです。前期末と比べ、短期借入金や未払法人税等が減少しています。

純資産の部

純資産の主な内訳は、資本金5,000百万円利益剰余金13,870百万円自己株式1,615百万円です。前期末と比べ、利益剰余金が増加しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は4.9%で、前年同期比0.7ポイントの増加となりました。
ROE(自己資本利益率)は5.2%と、前年同期比0.5ポイント増加しています。
建設業界の厳しい環境の中で、収益性の向上と効率的な資産運用により、収益性指標の改善が見られます。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため詳細は不明ですが、現金及び現金同等物の残高は9,799百万円となっており、前期末より約1,800百万円減少しています。
オペレーティング活動によるキャッシュ・フローの状況や、設備投資、借入返済などの動きが減少要因の可能性があります。

配当の支払額

株式会社不動テトラは年間配当金60円を実施しています。第3四半期連結累計期間において、918百万円の配当金を支払っています。
安定的な配当政策を維持し、株主への利益還元に努めています。

今後の展望

建設投資は防災・減災・国土強靭化対策を背景に堅調な推移が期待されています。ただし、建設コストの上昇が課題となっています。
株式会社不動テトラはこうした環境変化に的確に対応し、生産性向上や収益力強化によって、持続的な成長を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社不動テトラの2023年12月期第3四半期決算は、業績が引き続き好調に推移しています。
売上高は増加し、経常利益や純利益も二桁増益となりました。
一方で建設コストの上昇による採算面での課題もありますが、生産性向上や収益力強化に取り組むことで、今後も安定的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

株式会社不動テトラの決算日や配当についてまとめました。

株式会社不動テトラは3月期決算を行う企業で、決算発表は毎年6月に行われます。
配当金は年間60円で、第3四半期連結累計期間では918百万円の配当を実施しています。
安定的な配当政策により、株主への利益還元に努めていることがわかります。

タイトルとURLをコピーしました