株式会社 森組の第91期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社森組の2023年12月期第3四半期決算は増収増益で好調な結果となりました。売上高は前年同期比15.8%増の20,677百万円と大幅に伸長し、営業利益も前年同期比166.9%増の954百万円と大幅増益となりました。建設事業が好調に推移したことなどが業績拡大の大きな要因です。今後も公共投資や民間設備投資の回復が期待されており、株式会社森組の業績は引き続き好調に推移すると見られます。

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企業情報

企業名: 株式会社 森組
証券コード: 18530
決算期: 2023年3月期

株式会社 森組の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社森組は3月期決算を採用しており、決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日で、通期決算は2024年3月期となります。

主な事業

株式会社森組は建設事業、不動産事業、砕石事業を展開しています。建設事業が売上高の97.6%を占め、主力事業となっています。土木事業と建築事業を手掛けており、官公庁工事や民間工事を幅広く受注しています。不動産事業や砕石事業も手掛けることで事業の多角化を進めています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は増収増益で好調でした。売上高は20,677百万円と前年同期比15.8%の増加、営業利益は954百万円と前年同期比166.9%の大幅増益となりました。利益率も営業利益率は4.6%と前年同期の2.0%から大きく改善しています。

売上・利益の推移

株式会社森組の売上高は2022年3月期に24,620百万円を記録し、2023年3月期は23,777百万円と若干の減少となりました。一方で、2023年12月期第3四半期は20,677百万円と前年同期から15.8%増加しています。利益面では、2022年3月期の523百万円から2023年12月期第3四半期は609百万円と大きく伸長しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社森組の2023年12月期第3四半期末の貸借対照表は、総資産が24,701百万円となり、前期末比923百万円の増加となりました。主な増加要因は、受取手形・完成工事未収入金等の増加です。一方、負債は10,472百万円と754百万円の増加となりました。これにより自己資本比率は57.6%となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が21,877百万円と前期末比930百万円増加しています。現金預金は9,390百万円となり、受取手形・完成工事未収入金等が11,522百万円に増加しました。一方、固定資産は2,824百万円と前期末比5百万円の減少となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が10,324百万円と前期末比760百万円増加しています。支払手形・工事未払金等が5,038百万円、電子記録債務が2,813百万円と増加しています。固定負債は147百万円と前期末比6百万円の減少となっています。

純資産の部

純資産の部では、14,228百万円と前期末比168百万円の増加となっています。利益剰余金が12,314百万円と609百万円の増加、その他有価証券評価差額金が77百万円と増加しました。

ROAとROE

株式会社森組のROA(総資産経常利益率)は、2022年3月期が2.2%、2023年3月期が3.9%と改善しています。また、ROE(自己資本当期純利益率)は、2022年3月期が3.7%、2023年3月期が4.5%と増加しています。これは、売上高と利益の増加により収益性が向上したことが要因です。今後も業績の回復が続けば、ROAとROEはさらに高まると期待されます。

キャッシュフロー

株式会社森組の四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、前年同期の情報から、営業活動によるキャッシュ・フローが357百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが52百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが174百万円の支出となっていることがわかります。今後の事業拡大に向けた投資や債務返済などで、キャッシュ・フローの状況は重要な指標となります。

配当の支払額

株式会社森組は、2022年6月に1株当たり14円の期末配当を実施しました。また2023年6月にも同額の期末配当を行っています。直近3期の配当実績は全て1株当たり14円となっています。今後も安定した配当政策を継続していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社森組は、建設事業を中心に堅調な事業展開が期待できます。公共投資や民間設備投資の回復基調が続くことで、受注環境は引き続き良好に推移すると見られています。また、不動産事業や砕石事業も安定した収益基盤となっています。今後も事業の多角化を進めながら、更なる業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社森組の2023年12月期第3四半期決算は、増収増益で大変好調な結果となりました。建設事業における受注環境の改善や収益性の向上が業績拡大の大きな要因です。今後も公共投資や民間投資の回復が期待されており、引き続き業績の伸長が見込まれます。また、配当も安定して行われており、株主還元も重視されていることがうかがえます。株式会社森組は建設業界での存在感を高めつつあり、今後の更なる飛躍に期待が高まります。

株式会社 森組の決算日や配当についてまとめました。

株式会社森組の決算日は3月31日、第3四半期決算は12月31日となります。直近の配当実績は1株当たり14円で、安定した配当政策を継続しています。今後も建設事業を中心に好調な業績が期待できるため、株主還元の面でも魅力的な企業といえます。

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