株式会社ピーエス三菱の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社ピーエス三菱の決算がよく分かりました!この会社はインフラ整備や建築工事など、日本の様々な建設プロジェクトを手がける老舗企業です。

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企業情報

企業名: 株式会社ピーエス三菱
証券コード: E01161
決算期: 4月1日~3月31日

株式会社ピーエス三菱の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社は4月1日から翌年3月31日までの1年間を決算期としています。そのため、第3四半期決算は2023年12月31日時点での決算となります。

主な事業

同社の主な事業は土木事業建築事業です。土木事業では橋梁や道路、ダムなどのインフラ整備を手掛け、建築事業では研究開発施設や半導体工場などの産業施設の建設に取り組んでいます。また、製造事業では建設資材の製造も行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は900億16百万円と前年同期比で22.1%増加しました。営業利益は52億47百万円29.4%増加しています。利益率も向上しており、収益性が高まってきていることがわかります。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は1,093億27百万円737億20百万円900億16百万円と推移しており、順調に増加しています。利益面でも同様に、経常利益が56億29百万円40億8百万円51億58百万円と増加傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

同社の最近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額は1,134億96百万円、負債総額は641億57百万円、純資産は493億39百万円となっています。財務体質は安定しており、自己資本比率は43.5%と健全な水準を維持しています。

資産の部

流動資産は886億55百万円で、前期末から29億88百万円減少しています。固定資産は248億41百万円と4億2百万円増加しています。

負債の部

流動負債は482億23百万円と98億95百万円減少しました。固定負債は159億33百万円と58億42百万円増加しています。

純資産の部

純資産は493億39百万円と前期末から14億67百万円増加しました。利益剰余金が10億76百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は3.4%、ROE(自己資本利益率)は7.0%となっています。前期と比べROAは横ばい、ROEは若干低下しましたが、依然として良好な水準を維持しており、収益性と効率性に優れた企業といえます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローはプラスとなっており、経営活動が順調に行われていることがわかります。一方で投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスで、設備投資などに資金が使われていることがうかがえます。財務活動では借入金の返済等により資金流出が見られます。全体としては安定したキャッシュ・フロー状況にあると言えます。

配当の支払額

同社は、2023年6月22日の定時株主総会で1株当たり33円の期末配当を決議しました。また、2023年11月9日の取締役会で1株当たり17円の中間配当も決議しています。株主還元に積極的な企業といえます。

今後の展望

同社は「環境に配慮した事業活動の推進」と「成長分野での収益力強化」を掲げ、建設DXの推進や省人化技術の開発などに取り組んでいきます。建設需要は高水準で推移する見通しであり、同社の業績も引き続き好調に推移すると期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ピーエス三菱は、土木事業や建築事業などの分野で大きな実績を持つ老舗の建設会社です。当期の業績は好調で、売上高や利益が増加傾向にあります。財務体質も健全で、株主還元にも力を入れている企業です。今後も建設DXなどの先進技術を活用し、インフラ整備や産業施設の建設などを通じて、日本の産業発展に大きく貢献していくことが期待されます。

株式会社ピーエス三菱の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は3月31日で、年間の配当は1株当たり50円と設定されています。業績好調を背景に、株主還元にも積極的に取り組んでいる企業だと言えます。

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