東亜道路工業株式会社の第118期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東亜道路工業株式会社の決算報告書が発表されました。今期の業績は堅調で、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する純利益が前年同期を上回りました。建設事業と製造販売・環境事業のバランスが良く、ボリュームの拡大と利益率の改善を両立できた模様です。将来への投資も積極的に行われていて、注目の企業といえるでしょう。

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企業情報

企業名: 東亜道路工業株式会社
証券コード: 18820
決算期: 3月

東亜道路工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東亜道路工業株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算の発表は2024年2月9日に行われました。年間の決算スケジュールとして、4月決算期の始まり、第1四半期(6月)、第2四半期(9月)、第3四半期(12月)と各四半期の業績発表を経て、最終的な通期決算を3月に行っています。

主な事業

東亜道路工業株式会社は、主に建設事業と建設材料の製造販売・環境事業を行っている企業です。建設事業では、道路や橋梁、トンネルなどの公共工事を手掛けています。また、建設資材の製造販売や、環境関連事業など、幅広い事業を展開しています。特に、建設事業と製造販売・環境事業のバランスが良く、安定した収益基盤を持っている点が特徴です。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が83,316百万円と前年同期比0.9%減少しましたが、経常利益は2,491百万円と43.8%増加しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,554百万円と52.7%増加しています。建設事業と製造販売・環境事業の両部門で増益となり、全体としての利益率の改善が進んでいることがわかります。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は年間約85,000百万円前後で推移しています。経常利益は第3四半期時点で2,491百万円と前年同期比43.8%増加しており、通期でも3,160百万円と大幅な増益が期待できそうです。また、親会社株主に帰属する当期純利益も1,554百万円と好調に推移しています。企業全体としての収益力が高まっていることが分かります。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の貸借対照表を見ると、総資産は83,697百万円となっています。前期末から3,487百万円減少しましたが、これは受取手形・完成工事未収入金等の減少などによるものです。一方で、負債は30,219百万円と前期末から4,253百万円減少しています。純資産は53,477百万円と、前期末より766百万円増加しており、自己資本比率は62.2%と高水準を維持しています。財務体質の健全性が高いことがうかがえます。

資産の部

資産の部では、現金預金が12,346百万円受取手形・完成工事未収入金等が27,985百万円となっています。また、未成工事支出金が4,855百万円と増加しており、今後の受注工事の進捗を示唆しています。全体として流動性の高い資産構成となっています。

負債の部

負債の部では、支払手形・工事未払金等が15,141百万円電子記録債務が5,803百万円となっています。有利子負債は250百万円と極めて低水準に抑えられており、財務の健全性が高いことがわかります。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が49,143百万円と堅調に推移しています。また、その他有価証券評価差額金が2,138百万円と、投資有価証券の時価評価の上昇も寄与しています。自己資本比率は62.2%と高水準を維持しており、財務基盤が強化されていると言えます。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期の2.1%から2.9%に上昇、ROE(自己資本利益率)も前年同期の2.0%から2.9%に上昇しています。これは、経常利益の増加と、総資産や自己資本の効率的な活用により、収益性が高まっていることを示しています。ROAとROEの上昇は、企業価値向上につながる好材料と言えるでしょう。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、4,978百万円の収入となっています。これは売上債権の減少などによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは1,642百万円の支出で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2,194百万円の支出となっており、借入金の返済と配当金の支払いが主な内訳です。全体として、現金及び現金同等物は2,341百万円増加しており、財務基盤の強化が進んでいます。

配当の支払額

当期の配当につきましては、1株当たり90円の配当を実施しました。前期からは10円増配となっており、株主への利益還元も強化されています。今後も、業績の伸長に合わせて、配当の増額が期待できそうです。

今後の展望

今後の事業環境としては、国内の公共投資は底堅く推移する一方で、資材価格の高騰や人手不足などの課題も残されています。そのなか、東亜道路工業は建設事業と製造販売・環境事業のバランスの取れた事業ポートフォリオを活かし、受注拡大と収益力の向上に取り組んでいく方針です。中長期的には、インフラ整備や環境関連事業の成長に期待が高まっており、今後の業績拡大が期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

東亜道路工業株式会社の今期の決算は、売上高や利益が堅調に推移している模様です。建設事業と製造販売・環境事業のバランスが良く、全体としての収益力が高まっているのが特徴です。財務体質も健全で、株主還元も強化されています。今後の事業環境は不透明な面もありますが、同社の強みを活かした事業展開が期待できそうです。中長期的な成長にも注目が集まっている企業だと言えるでしょう。

東亜道路工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東亜道路工業株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期までの業績は堅調に推移しています。年間配当は1株当たり90円と、前期から10円増配されており、株主還元も強化されています。財務体質も健全で、今後の成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

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