Chordia Therapeutics株式会社の決算報告書が公開されました。がん治療薬の研究開発に特化した先進的な製薬企業である同社の、最新の経営状況をご紹介します。
企業情報
企業名: Chordia Therapeutics株式会社
証券コード: 190A0
決算期: 2024年8月期
Chordia Therapeutics株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
Chordia Therapeutics株式会社の決算期は8月期です。具体的には、2024年9月1日から2025年8月31日までの1年間となります。
主な事業
Chordia Therapeutics株式会社は、がん領域に特化した創薬研究を行う先進的な製薬企業です。これまでにない新しい作用機序を持つ画期的な抗がん薬の開発に取り組んでおり、特にアンメットメディカルニーズの高いがん治療法の向上を目指しています。CTX-712、CTX-177、CTX-439など、同社の有望な医薬品候補が臨床試験を順調に進めています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期累計期間の業績は、事業収益がゼロ、営業損失が1,180百万円、四半期純損失が1,177百万円と、まだ新薬の開発段階であるため収益の計上はありませんでした。一方で、研究開発費が984百万円と積極的な投資が行われています。将来的な成長の礎を築くための先行投資といえるでしょう。
売上・利益の推移
Chordia Therapeutics株式会社は現在、研究開発段階にあるため、まだ売上高や純利益の計上はありません。しかし、抗がん薬の臨床試験が順調に進んでいることから、今後の事業拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
資産の部
当第3四半期会計期間末の資産合計は3,462百万円となりました。このうち、現金及び預金が3,257百万円と大部分を占めています。研究開発への投資に備えた手元流動性の確保が図られています。
負債の部
負債合計は138百万円と小さい水準です。未払金が81百万円となっています。
純資産の部
純資産合計は3,323百万円と健全な水準を維持しています。資本金が90,000千円、資本剰余金が8,279,601千円となっています。
ROAとROE
当社は現在研究開発段階にあるため、ROAやROEの数値は計算できません。しかし、手元流動性の確保と健全な財務体質を維持しつつ、積極的に研究開発投資を行っていることから、今後の事業展開に期待が高まります。
キャッシュフロー
当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローについては、四半期キャッシュ・フロー計算書を作成していないため詳細は不明です。ただし、研究開発投資に手元資金を活用している状況が伺えます。
配当の支払額
Chordia Therapeutics株式会社は、現在のところ配当を実施していません。研究開発への投資に注力しているため、当面は内部留保の積み上げを優先しているものと思われます。
今後の展望
Chordia Therapeutics株式会社は、がん治療薬の研究開発に特化した企業です。CTX-712やCTX-177などの有望な新薬候補の臨床試験が順調に進捗しており、今後の事業拡大が期待されます。当面は研究開発投資に注力しつつ、新薬の上市を目指して邁進していくことが重要です。
編集部のまとめ
Chordia Therapeutics株式会社は、がん領域に特化した創薬研究を行う先進的な製薬企業です。現在は研究開発段階にあるため、まだ売上や利益の計上はありませんが、有望な新薬候補の臨床試験が順調に進んでいることから、今後の事業拡大が期待されます。健全な財務体質を維持しつつ、積極的な研究開発投資を続けていくことが重要です。
Chordia Therapeutics株式会社の決算日や配当についてまとめました。
Chordia Therapeutics株式会社の決算期は8月期です。現在のところ配当の実施はありませんが、研究開発投資に注力しているため、今後の事業拡大に期待がかかっています。