日特建設株式会社の第77期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日特建設株式会社の最新四半期決算報告が公開されました。売上高や利益が前年同期を上回る好調な決算となりましたので、企業の現状と今後の展望をお伝えします。

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企業情報

企業名: 日特建設株式会社
証券コード: E00142
決算期: 2024年3月期

日特建設株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日特建設の決算は3月決算です。第3四半期の決算(2023年12月期)が本日発表されており、通期の業績予想も修正されています。

主な事業

日特建設は、建設事業を主な事業としています。土木工事や基礎工事、法面工事などを手掛けており、インフラ整備や宅地造成、斜面防災などの分野で高い技術力を発揮しています。また、商品資材販売等事業にも取り組んでおり、グループ全体で幅広い事業展開をしています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間における売上高は548億74百万円と前年同期比1.8%増加しました。利益面では、営業利益が36億1百万円と前年同期比17.9%減少しましたが、一部の不採算工事の改善により第2四半期から売上総利益率が改善しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と経常利益の推移をみると、売上高は堅調に推移しており、経常利益も前年同期比で減少したものの、高水準を維持しています。利益は一時的な不採算工事の影響を受けていますが、全体としては安定した業績を確保できていると言えます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の財政状態を見ると、総資産は530億13百万円となり、前連結会計年度末比で204百万円増加しています。負債は199億26百万円と減少傾向にあり、純資産は330億86百万円と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金預金が減少したものの、受取手形・完成工事未収入金等や投資有価証券が増加しています。流動性と投資活動のバランスが取れた資産構成になっています。

負債の部

負債の部では、支払手形・工事未払金等が増加した一方で、未払法人税等や賞与引当金が減少しています。借入金残高も低水準を維持しており、安定した財務基盤が築けています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益の積み上げにより、純資産が増加しています。自己資本比率も62.0%と健全な水準を保っています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は6.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は9.5%と、いずれも高水準を維持しています。利益を着実に積み上げつつ、経営資源の効率的な活用により、収益性の高い経営が行われていると言えます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため詳細は不明ですが、営業活動によるキャッシュ・インフローを中心に、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・アウトフローが生じたものと推測されます。

配当の支払額

当期の配当については、期末配当が1株当たり25円、中間配当が22円の合計47円の配当を実施しています。配当性向は約80%と高水準で、株主還元に注力していることがわかります。

今後の展望

日特建設は、中期経営計画2023を策定し、「人的資本の確保と育成」、「生産性の向上」、「安全衛生・品質管理の強化」などに取り組むことで、企業価値の向上を目指しています。資材価格高騰など、経営環境の不確定要素はありますが、安定した経営基盤を活かして、持続的な成長を遂げていくことが期待されます。

編集部のまとめ

日特建設は建設業界の中で高い技術力と収益力を有する企業です。今期の業績も堅調に推移しており、引き続き安定した経営基盤を活かした成長が期待されます。中期的な経営計画に沿って、生産性の向上や人材育成などに取り組むことで、企業価値のさらなる向上が期待できるでしょう。株主還元も手厚く、投資家にとっても魅力的な企業だと言えます。

日特建設株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日特建設の決算は3月決算で、第3四半期の決算が本日発表されました。売上高と利益は前年同期を上回る好調な決算となっています。また、配当性向も高く、株主還元に積極的な企業だと言えます。今後も中期経営計画に沿って成長を遂げていくことが期待されます。

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