株式会社東京エネシスの第77期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社東京エネシスの決算がついに発表されました! 同社は、発電設備の建設や保守管理を手掛ける総合エンジニアリング企業で、近年は脱炭素化に向けたバイオマス発電事業にも積極的に取り組んでいる注目の企業です。今期の業績は、受注高が減少したものの、売上高が前年同期比で11.3%増加するなど、堅調な成長傾向にあることがわかりました。また、経常利益は232.2%増と、大幅な増益となりました。今後も同社の存在感が高まっていくことが期待されています。

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企業情報

企業名: 株式会社東京エネシス
証券コード: 19450
決算期: 2023年3月期

株式会社東京エネシスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社東京エネシスの決算日は3月31日、決算時期は年1回の年度決算です。 四半期決算も行っており、今回の四半期報告書は2023年12月31日を第3四半期会計期間の末日としています。

主な事業

株式会社東京エネシスの主な事業は、発電所の建設や保守管理、工場や公共施設の設備工事などのエンジニアリング事業です。近年では、バイオマス発電事業や太陽光発電所の建設にも注力しており、脱炭素化に向けた取り組みを進めています。また、不動産事業やリース・レンタル事業など、幅広い事業分野を展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は好調で、売上高は636億48百万円と前年同期比で11.3%増加しました。利益面では、経常利益は37億35百万円と232.2%増加するなど、大幅な増益となりました。また、営業利益率は4.6%と、着実に改善されています。

売上・利益の推移

株式会社東京エネシスの最近3年間の業績推移を見ると、売上高は79,055百万円→57,188百万円→63,648百万円と増減を繰り返しています。一方、利益面では、経常利益は2,770百万円→1,124百万円→3,735百万円と大きく変動しています。この背景には、工事採算の改善や、バイオマス発電所の新設などによる収益の変化が影響していると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社東京エネシスの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が1,099億4百万円と前期末比で13億90百万円増加しています。一方、負債合計は420億20百万円と5億54百万円減少しており、純資産は678億84百万円と19億45百万円増加しています。自己資本比率は61.8%と高水準を維持しており、財務体質も良好です。

資産の部

資産の部では、受取手形、完成工事未収入金及び契約資産が436億74百万円と大きな割合を占めています。また、投資有価証券が156億68百万円と、資産全体に占める割合も高くなっています。

負債の部

負債の部では、支払手形・工事未払金等が58億53百万円契約負債が24億53百万円となっています。また、長期借入金が63億74百万円あり、財務の安定性を示しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が597億66百万円と主要な項目となっています。また、その他有価証券評価差額金が32億36百万円と大幅に増加しており、保有有価証券の時価の上昇が寄与しています。

ROAとROE

株式会社東京エネシスのROA(総資産経常利益率)は3.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は3.1%となっています。ROAは前期比で大幅に上昇しており、経営効率の改善が進んでいることがわかります。一方、ROEについては、自己資本の増加もあり、水準はやや低めです。今後は、収益性の向上とともに資本効率の改善にも注力していく必要があると考えられます。

キャッシュフロー

株式会社東京エネシスのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが443億35百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは130億63百万円の支出と大きな支出超過となっており、バイオマス発電所の建設などに資金が充てられています。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより23億23百万円の支出となっています。全体として、手元流動性は良好に維持されていると評価できます。

配当の支払額

株式会社東京エネシスは、株主還元の充実を重視しており、直近の配当実績は1株当たり40円となっています。うち、特別配当が5円含まれています。この配当水準は、連結当期純利益に対する配当性向は約65%と高い水準にあります。今後も安定的な配当の実施が期待されます。

今後の展望

株式会社東京エネシスは、脱炭素社会の実現に向けて、バイオマス発電事業や再生可能エネルギー関連の設備工事に注力しています。また、長期脱炭素電源オークションへの参入など、新たな収益機会の確保にも取り組んでいます。今後も、基盤事業の強化と新事業の開拓を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社東京エネシスの決算は全体として好調な結果となりました。受注高は減少したものの、売上高と利益が大幅に増加しており、経営効率の改善も進んでいます。今後は、脱炭素化に向けたバイオマス発電事業の拡大など、新たな収益源の開拓にも注力していくことが期待されます。また、株主還元も手厚く、投資家にとっても魅力的な銘柄といえるでしょう。

株式会社東京エネシスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社東京エネシスの決算日は3月31日、決算時期は年1回の年度決算です。直近の配当実績は1株当たり40円で、配当性向は約65%と高い水準にあります。今後も安定的な配当の実施が期待されます。

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