三機工業株式会社の第100期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三機工業株式会社の2023年度第3四半期決算が公表されました。業績好調で、増収増益となり、株主の皆様に喜ばれる決算報告になりそうです。顧客に選ばれる企業を目指す同社の取り組みが着実に成果を上げていることが分かります。これからも同社の業績に注目していきましょう。

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企業情報

企業名: 三機工業株式会社
証券コード: 19610
決算期: 2024年3月期

三機工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三機工業株式会社の決算日は3月31日で、年に4回(第1四半期、第2四半期、第3四半期、通期)決算を行っています。2023年度第3四半期の決算報告が公表されたものです。

主な事業

三機工業株式会社は、建築設備事業機械システム事業環境システム事業不動産事業を展開しています。建築設備事業では空調設備、電気設備、ファシリティシステムなどを手掛けており、機械システム事業では搬送システムや搬送機器の製造販売を行っています。また、上下水道施設や廃棄物処理施設などの環境システム事業、不動産賃貸事業も展開しています。幅広い事業領域を持つ総合建設メーカーとして知られています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の業績は増収増益となりました。売上高は前年同期比19.0%増の1,496億円、経常利益は前年同期比260.4%増の69億80百万円と大幅に伸びています。また、売上総利益率は14.7%と前年同期の13.3%から1.4ポイント改善しており、採算性も向上しています。

売上・利益の推移

三機工業株式会社の直近3年間の売上高は、2022年度が1,908億65百万円、2023年度第3四半期が1,496億11百万円となっています。経常利益は、2022年度が62億47百万円、2023年度第3四半期が69億80百万円と順調に推移しています。新型コロナの影響が和らぎ、建設需要の回復に合わせて業績も改善傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

三機工業株式会社の2023年度第3四半期末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1,731億12百万円となっています。前期末から8億06百万円増加しています。

資産の部

流動資産は1,122億12百万円で、前期末から32億99百万円減少しています。現金預金の減少などが主な要因です。一方、固定資産は608億99百万円と41億06百万円増加しており、投資有価証券の時価上昇などが要因です。

負債の部

流動負債は650億60百万円と前期末から45億88百万円減少しました。主に借入金の返済や工事の進捗に伴う契約負債の減少によるものです。固定負債は138億49百万円と21億07百万円増加しています。

純資産の部

純資産は942億2百万円と前期末から32億88百万円増加しています。利益剰余金の減少があったものの、その他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。

ROAとROE

三機工業株式会社の直近のROA(総資産利益率)は4.0%、ROE(自己資本利益率)は5.2%となっています。前年同期と比べROAは3.1ポイント、ROEは2.4ポイント上昇しており、企業収益力と資本効率の向上が確認できます。この背景には、増収増益に加えて、自己株式の取得や配当の実施など、株主還元の拡充にも取り組んでいることが挙げられます。

キャッシュフロー

2023年度第3四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動CFがマイナス13億10百万円と前年同期より改善しています。投資活動CFはプラス43億76百万円と前年同期からプラスに転じました。一方、財務活動CFはマイナス76億36百万円と大きくマイナスとなっています。これは主に自己株式の取得や配当金の支払いによるものです。現金及び現金同等物の四半期末残高は205億31百万円と、前期末に比べ44億18百万円減少しています。

配当の支払額

2023年度の配当については、中間配当で1株当たり35円、期末配当では1株当たり35円を見込んでおり、年間では1株当たり70円の配当を実施する予定です。前期の年間配当60円から10円増配となり、株主還元の強化が図られています。

今後の展望

今後の事業環境としては、建設需要の回復や、環境・省エネ関連事業の伸長が期待されています。三機工業株式会社は「質」と「信頼」をさらに高め、ステークホルダーから「選ばれ続ける企業」を目指しており、新技術の開発やコーポレートガバナンスの強化にも取り組んでいます。業績の好調さや配当の増加などから、同社の成長性と株主還元への期待が高まっています。

編集部のまとめ

三機工業株式会社の2023年度第3四半期の決算は増収増益となり、各事業部門が好調に推移しました。建築設備事業や環境システム事業が伸長し、売上総利益率も改善しています。また、自己株式の取得や配当の増額など、株主還元も強化されています。今後も同社のさまざまな成長戦略に注目していきたいと思います。

三機工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三機工業株式会社の決算日は3月31日で、年4回の決算を行っています。2023年度の年間配当は1株当たり70円と前期比10円増配となり、株主還元の強化が図られています。業績の好調さや株主還元の拡充から、同社への期待感が高まっていると言えるでしょう。

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