三晃金属工業株式会社の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三晃金属工業株式会社の第3四半期決算をご紹介します。建築資材の製造・施工を手掛ける同社は、この時期も好調な業績を収めています。

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企業情報

企業名: 三晃金属工業株式会社
証券コード: 19720
決算期: 3月期

三晃金属工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三晃金属工業株式会社の決算日は3月31日で、通常4月27日頃に第4四半期の決算短信を発表しています。

主な事業

三晃金属工業株式会社は、長尺屋根工事、住宅用建材の製造・販売を主要事業としています。工場や倉庫、公共施設などの建築物の屋根施工工事や、住宅用の屋根材、外壁材などの製造・販売を手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は31,071百万円と前年同期比7.5%増加しました。経常利益は2,530百万円と6.4%増益となりました。受注単価の改善や工事量の増加などにより、利益率も上昇しています。

売上・利益の推移

三晃金属工業の売上高は過去3年で39,797百万円まで増加しています。経常利益も過去3年で1,726百万円と大幅に改善してきました。足元では受注環境の変化に伴い、売上高は前年同期より増加しているものの、経常利益の伸びは鈍化しています。

四半期連結貸借対照表について

三晃金属工業の総資産は39,768百万円となり、前事業年度末比で8.3%増加しています。現金預金や電子記録債権などの流動資産が増加したことが主な要因です。

資産の部

流動資産は31,131百万円と前期末比で10.4%増加しました。うち現金預金が11,502百万円と大幅に増加しています。一方、固定資産は8,636百万円とほぼ横ばいでした。

負債の部

負債合計は15,671百万円と前期末比で14.3%増加しました。短期の電子記録債務が7,094百万円と大きく増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は24,096百万円と前期末比で4.8%増加しました。利益剰余金が18,947百万円と着実に積み上がっています。

ROAとROE

三晃金属工業のROAは4.3%、ROEは7.2%となっています。利益率の改善に加え、資産効率の向上により収益性は高まってきています。

キャッシュフロー

営業CF、投資CF、財務CFのいずれもプラスを確保しており、手元流動性も十分に確保されています。設備投資を抑えつつ、営業活動を通して内部留保を積み上げてきたことが特徴です。

配当の支払額

三晃金属工業の年間配当金は185円となっています。配当性向は30%程度で、着実な増益を背景に株主還元も強化されています。

今後の展望

建設投資は一部減少傾向にありますが、工場・倉庫の新築や老朽化した建物の改修ニーズは底堅いと見られます。同社はこうしたニーズに的確に対応し、国内プレゼンスを高めていく方針です。成長を続けつつ、収益力と株主還元にも注力していく方針が期待されます。

編集部のまとめ

三晃金属工業株式会社は、建築資材の製造・施工を手掛ける企業で、足元の業績は堅調に推移しています。売上高、経常利益ともに増加基調にあり、収益性の指標であるROAやROEも改善傾向にあります。
今後も建築投資の底堅い需要に支えられ、成長と収益力の向上が期待されます。株主還元も充実させており、投資家にとっても魅力的な銘柄といえるでしょう。

三晃金属工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三晃金属工業株式会社の決算日は3月31日で、4月27日頃に第4四半期の決算短信を発表しています。また、年間配当金は185円と、配当性向は30%程度と健全な水準にあります。今後も、企業の成長と株主還元を意識した経営が期待されます。

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