SBI証券のポイントサービスはどれがおすすめ?結論から紹介
SBI証券では、投資信託の保有や株式取引などでポイントやマイルを貯められる「ポイントサービス」を提供しています。選べるポイントはVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイントの5種類。メインポイントとして設定できるのは1つだけなので、自分に合ったポイントを選ぶことが重要です。
結論から言うと、多くの方におすすめなのはVポイントです。三井住友カードによるクレカ積立との相性が抜群で、貯めたポイントを投資信託や国内株式の購入にそのまま使える「ポイント投資」にも対応しています。ただし、ライフスタイルによってはPontaポイントやdポイントのほうがお得になるケースもあります。
この記事では、SBI証券で選べる5つのポイントサービスそれぞれの特徴・還元率・使い道を詳しく解説し、あなたにぴったりのポイントを見つけるお手伝いをします。
おすすめランキング早見表
| 順位 | ポイント | おすすめ度 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 1位 | Vポイント | ★★★★★ | 三井住友カードユーザー・クレカ積立をしたい方 |
| 2位 | Pontaポイント | ★★★★☆ | au経済圏・ローソンをよく使う方 |
| 3位 | dポイント | ★★★★☆ | ドコモユーザー・d払いを活用する方 |
| 4位 | PayPayポイント | ★★★☆☆ | PayPayを日常的に使う方 |
| 5位 | JALのマイル | ★★★☆☆ | JAL便によく乗る方・マイルを貯めたい方 |
SBI証券のポイントサービスとは?基本の仕組み
SBI証券のポイントサービスは、証券取引を通じてポイントやマイルが貯まる仕組みです。まずは、ポイントが貯まる主な場面を押さえておきましょう。
ポイントが貯まる主なシーン
- 投信マイレージ:投資信託の月間平均保有金額に応じて毎月ポイントが付与される
- クレカ積立:三井住友カードで投信積立を行うと、積立額に応じてVポイントが付与される
- 国内株式手数料マイレージ:国内株式の取引手数料に応じてポイントが貯まる
- 金・銀・プラチナマイレージ:金・銀・プラチナの取引でポイントが貯まる
- 新規口座開設:口座開設時にポイントがもらえるキャンペーンも随時開催
なかでも投信マイレージは、投資信託を保有しているだけで継続的にポイントが貯まるため、長期投資をする方にとって見逃せないサービスです。ファンドの種類によって付与率は異なりますが、低コストインデックスファンドでもポイントが貯まるのはSBI証券ならではの魅力です。
1位:Vポイント|SBI証券で最もおすすめのポイント
Vポイントの概要
Vポイントは、三井住友カードやVisa加盟店での利用で貯まるポイントプログラムです。SBI証券のメインポイントとして設定すると、投信マイレージや各種取引でVポイントを獲得できます。さらに、三井住友カードによるクレカ積立でもVポイントが貯まるため、SBI証券との親和性は5つのポイントのなかで最も高いと言えます。
Vポイントの特徴と還元率
- ポイント投資に対応:1ポイント=1円として、投資信託・国内株式の購入に使える
- クレカ積立で高還元:三井住友カードでの積立額に対して最大3.0%(Visa Infiniteなら最大4.0%)のVポイントが還元される
- 有効期限:最終利用日から2年間(利用し続ける限り実質無期限)
- 使い道が豊富:Visa加盟店での買い物、Vポイントアプリでの支払い、他社ポイントへの交換など
カード別のクレカ積立ポイント還元率
| カード | 年会費 | クレカ積立還元率 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 最大0.5% | 初年度0.5%、2年目以降は年間利用額に応じて変動 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(税込)※条件付き無料 | 最大1.0% | 初年度1.0%、2年目以降は年間100万円以上利用で1.0% |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円(税込) | 最大3.0% | 年間500万円以上利用で3.0%、300万円以上で2.0% |
| 三井住友カード Visa Infinite | 165,000円(税込) | 最大4.0% | 年間利用額に応じた付与率 |
Vポイントの料金・コスト
Vポイントの利用自体に手数料はかかりません。ポイントを貯めるためのクレカ積立も、投信積立の買付手数料は無料です。ただし、高還元を狙う場合はカード自体の年会費がかかる点に注意しましょう。三井住友カード(NL)なら年会費永年無料でクレカ積立を始められます。
Vポイントのメリット
- クレカ積立と投信マイレージのダブルでポイントが貯まる
- 貯めたポイントで投資信託・国内株式が買える(ポイント投資)
- Visa加盟店で使えるため、使い道に困らない
- 三井住友カード ゴールド(NL)の年間100万円利用達成で年会費が永年無料になる
Vポイントがおすすめの人
- 三井住友カードをすでに持っている方、またはこれから作る予定の方
- クレカ積立でポイントを効率よく貯めたい方
- 貯めたポイントを再投資に回したい方
- NISAでの長期積立投資を考えている方
2位:Pontaポイント|au経済圏ユーザーに最適
Pontaポイントの概要
Pontaポイントは、ローソンやau PAYマーケットなど、全国の提携店舗やサービスで利用できる共通ポイントです。SBI証券でメインポイントに設定すれば、投信マイレージなどで貯めることができます。Vポイントと並んでポイント投資に対応している点が大きな特徴です。
Pontaポイントの特徴と還元率
- ポイント投資に対応:1ポイント=1円で投資信託の購入に使える
- 国内株式の購入にも使える:Vポイントと同様、国内株式のポイント投資にも対応
- 有効期限:最終利用日から1年間(Pontaを使い続ければ実質無期限)
- au経済圏との連携:au PAYやau PAYマーケットでの買い物でもPontaポイントが貯まる
Pontaポイントの料金・コスト
Pontaポイントの利用に手数料はかかりません。Ponta会員登録も無料です。auじぶん銀行やau PAYカードと連携すると、ポイント還元率がさらにアップするプログラムもあります。
Pontaポイントのメリット
- ローソンをはじめ、全国の加盟店で幅広く使える
- 投資信託・国内株式のポイント投資に対応
- JALマイルへの交換レートが良い(キャンペーン時は特にお得)
- au PAYカードでのクレカ積立(auカブコム証券)とは異なるが、日常利用で効率的に貯められる
Pontaポイントがおすすめの人
- auのスマホやau PAYを日常的に使っている方
- ローソンをよく利用する方
- Vポイント以外でポイント投資をしたい方
- 将来的にJALマイルへの交換も視野に入れている方
3位:dポイント|ドコモユーザーなら見逃せない
dポイントの概要
dポイントは、NTTドコモが運営するポイントプログラムで、d払いやdカードの利用で貯まります。SBI証券のメインポイントに設定すると、投信マイレージを通じてdポイントを貯めることができます。ドコモユーザーであれば、日常の通信費やショッピングと合わせてポイントを集約できるのが強みです。
dポイントの特徴と還元率
- ポイント投資:投資信託の購入にdポイントを使える
- 有効期限:獲得月から48か月後の月末(約4年間)
- 使い道が多い:d払い加盟店、dポイント加盟店、ドコモの携帯料金支払いなど
- dカード GOLDとの連携:ドコモの携帯料金の10%還元など、ドコモユーザーには特典が豊富
dポイントの料金・コスト
dポイントの利用に手数料はかかりません。dアカウントの作成も無料で、ドコモユーザーでなくても利用可能です。ただし、dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)で、ドコモユーザー以外にはメリットが薄い場合もあります。
dポイントのメリット
- ドコモの携帯料金やd払いの支払いで使えるため、日常利用の幅が広い
- 有効期限が約4年間と比較的長い
- dポイント加盟店が全国に多く、コンビニや飲食店でも使いやすい
- 投資信託のポイント投資に対応(国内株式は非対応)
dポイントがおすすめの人
- ドコモのスマホやドコモ光を契約中の方
- d払いやdカードをメインの決済手段にしている方
- ポイントの有効期限が長いほうがいい方
- 全国のdポイント加盟店で日常的にポイントを使いたい方
4位:PayPayポイント|PayPayユーザーにはうれしい選択肢
PayPayポイントの概要
PayPayポイントは、スマホ決済サービスPayPayで使えるポイントです。2024年にSBI証券のメインポイントとして選べるようになった、5つのポイントのなかでは最も新しい選択肢です。PayPayを日常的に使っている方にとっては、投資で貯めたポイントをそのまま買い物に使える利便性があります。
PayPayポイントの特徴と還元率
- 投信マイレージ対応:投資信託の保有金額に応じてPayPayポイントが貯まる
- 有効期限:無期限(一部例外あり)
- ポイント投資は非対応:貯めたPayPayポイントでSBI証券での投資はできない
- PayPay加盟店で利用可能:全国の対応店舗で1ポイント=1円として使える
PayPayポイントの料金・コスト
PayPayポイントの利用に手数料はかかりません。PayPayアプリのダウンロード・利用も無料です。ポイントを貯めるための特別な費用は一切発生しません。
PayPayポイントのメリット
- PayPay加盟店は全国に拡大しており、使える場所が非常に多い
- ポイントの有効期限が無期限なので、失効の心配がない
- PayPayのキャンペーンと組み合わせるとお得になるケースもある
- PayPayアプリ内で残高と合算して管理できるため、使い勝手がよい
PayPayポイントがおすすめの人
- PayPayを日常の決済手段としてメインで使っている方
- ポイントの有効期限を気にしたくない方
- ポイント投資にはこだわらず、日常の買い物でポイントを消費したい方
- ヤフーショッピングやPayPayモールをよく利用する方
5位:JALのマイル|旅行好きには魅力的な選択肢
JALのマイルの概要
SBI証券のメインポイントにJALのマイルを設定すると、投信マイレージなどで獲得したポイントを直接JALマイルとして受け取ることができます。飛行機での旅行が好きな方や、JALマイルを貯めている方にとっては、投資をしながらマイルが貯まるユニークなサービスです。
JALマイルの特徴と還元率
- 投信マイレージでマイルが貯まる:投資信託の保有金額に応じてJALマイルが付与される
- 交換レート:ポイントからの換算はやや不利になる場合がある
- 有効期限:獲得月から36か月後の月末(約3年間)
- ポイント投資は非対応:貯めたマイルでSBI証券での投資はできない
JALマイルの料金・コスト
JALマイレージバンク(JMB)への入会は無料です。マイルの利用自体にも手数料はかかりません。ただし、特典航空券の交換には燃油サーチャージなどの諸費用が発生する場合があります。
JALマイルのメリット
- 投資信託を保有するだけでマイルが貯まるので、投資と旅行を両立できる
- 特典航空券に交換すれば、1マイルあたりの価値は2円以上になることもある
- JALカードやJAL便の利用で貯めたマイルと合算して管理できる
- 投資を通じたマイル獲得は他の証券会社にはあまりない独自サービス
JALマイルがおすすめの人
- JAL便を年に数回以上利用する方
- すでにJALマイルを貯めている方で、さらにマイルを増やしたい方
- 特典航空券でお得に旅行したい方
- ポイント投資には興味がなく、マイルに価値を感じる方
注意点:ザイ・オンラインの分析によると、投信マイレージでJALマイルを直接貯めるよりも、PontaポイントやVポイントで貯めてからキャンペーン時にJALマイルへ交換したほうがお得になるケースもあります。マイルの交換レートやキャンペーン情報をチェックしてから設定することをおすすめします。
SBI証券ポイントサービス5種類を徹底比較
ここまで紹介した5つのポイントサービスを、主要な項目で一覧比較してみましょう。
| 項目 | Vポイント | Pontaポイント | dポイント | PayPayポイント | JALマイル |
|---|---|---|---|---|---|
| 投信マイレージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| クレカ積立 | ○(最大4.0%) | × | × | × | × |
| ポイント投資(投信) | ○ | ○ | ○ | × | × |
| ポイント投資(国内株) | ○ | ○ | × | × | × |
| 有効期限 | 最終利用から2年 | 最終利用から1年 | 獲得から48か月 | 無期限 | 獲得から36か月 |
| 使える場所 | Visa加盟店 | Ponta提携店 | dポイント加盟店 | PayPay加盟店 | JAL特典航空券等 |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
SBI証券のポイントサービスの設定方法
SBI証券のポイントサービスは、口座開設後にかんたんな手順で設定できます。メインポイントはいつでも変更可能なので、まずは試してみて自分に合ったポイントを見つけるのもひとつの方法です。
設定の手順
- SBI証券にログインする
- 「メインポイント設定」のページにアクセスする(メニューの「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「ポイント・外部ID連携」)
- 5種類のポイントから希望するメインポイントを選択する
- 各ポイントサービスの規約に同意し、連携手続きを完了する
Vポイントを選ぶ場合は三井住友カードとの連携、Pontaポイントの場合はPonta会員IDとの連携が必要になります。それぞれのポイントサービスのアカウントを事前に用意しておくとスムーズです。
投信マイレージを最大限活かすコツ
SBI証券のポイントサービスの柱である「投信マイレージ」は、投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが付与されるサービスです。長期で資産を積み立てていくほど、受け取れるポイントも増えていきます。
付与率の目安
投信マイレージの付与率はファンドごとに異なります。一般的な目安は以下のとおりです。
- 通常銘柄:月間平均保有金額に対して年率0.10%〜0.20%
- SBIプレミアムチョイス銘柄:年率0.15%〜0.25%
- 低コストインデックスファンド:年率0.0175%〜0.05%程度(信託報酬が低いファンドは付与率も低め)
たとえば、投信マイレージの年率が0.05%のファンドを月間平均100万円保有している場合、年間で約500ポイントが貯まる計算です。保有額が大きくなるほど恩恵も大きくなります。
効率よくポイントを貯めるためのポイント
- クレカ積立との併用:三井住友カードでクレカ積立を行い、Vポイントをメインポイントに設定するのが最も効率的。積立時のポイントと保有時の投信マイレージの二重取りが可能
- NISA口座の活用:NISA口座での投信保有も投信マイレージの対象。非課税メリットに加えてポイントも貯められる
- 複数ファンドの保有:保有するファンドの合計金額で計算されるため、分散投資しながらポイントを貯められる
ライフスタイル別|あなたにぴったりのポイントの選び方
最後に、ライフスタイルや利用状況に応じたおすすめのポイント選びをまとめます。
三井住友カードを持っている・作る予定がある方
→ Vポイント一択です。クレカ積立でのポイント還元とポイント投資の両方を活かせるため、SBI証券をフル活用できます。特に三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円利用で年会費が永年無料になるので、コストパフォーマンスに優れています。
auやUQモバイルを利用している方
→ Pontaポイントがおすすめです。au経済圏でのポイント還元と合わせて、SBI証券で貯めたPontaポイントもポイント投資に回せます。日常のコンビニ利用(ローソン)でもPontaが貯まるので、効率よくポイントが集約できます。
ドコモユーザーの方
→ dポイントが自然な選択です。ドコモの携帯料金やd払いで貯めているdポイントと、SBI証券の投信マイレージで貯まるdポイントをまとめて管理できます。dポイントの有効期限は約4年と長めなので、じっくり貯めたい方にも向いています。
PayPayをメインの決済手段にしている方
→ PayPayポイントを選びましょう。ポイント投資には対応していませんが、日常の買い物でPayPayを使う頻度が高い方なら、投信マイレージで貯めたポイントを無駄なく消費できます。有効期限が無期限なのも安心です。
飛行機をよく利用する方
→ JALのマイルが候補になりますが、前述のとおりPontaポイントで貯めてからJALマイルに交換したほうがレートがよい場合もあります。マイルの有効期限(36か月)も考慮して、直接マイルを貯めるかポイント経由にするか判断するのがおすすめです。
まとめ|迷ったらVポイントを選んでおけば間違いなし
SBI証券のポイントサービスは5種類のポイント・マイルから自由に選べる柔軟な仕組みです。それぞれに特徴がありますが、ポイントの貯めやすさ・使いやすさ・ポイント投資への対応を総合的に考えると、Vポイントが最もバランスのよい選択肢です。
三井住友カードによるクレカ積立でポイント還元を受け、投信マイレージでさらにポイントを貯め、貯まったポイントでまた投資信託を買う。この「ポイントの好循環」を作れるのはVポイントならではの強みです。
もちろん、すでにauやドコモの経済圏にどっぷり浸かっている方は、PontaポイントやdポイントでSBI証券のポイントを統一するのも合理的な選択です。大切なのは、自分の生活スタイルに合ったポイントを選び、無理なく貯めて使い切ることです。
メインポイントはいつでも変更できるので、まずは一つ選んで始めてみましょう。投資を続けるなかで、より自分に合ったポイントが見つかれば切り替えればOKです。














