株式会社メンバーズの第29期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社メンバーズは、最新の第3四半期決算を発表しました。デジタルビジネス運用支援を手掛けるこの企業は、売上収益が前年同期比15.7%増と好調な成績を収めたようですね。また、新規顧客の開拓にも力を入れ、顧客基盤は拡大傾向にあります。今後は、高付加価値領域への事業転換や人材の育成強化に取り組み、収益性の向上を目指していくそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社メンバーズ
証券コード: 21300
決算期: 2024年3月期

株式会社メンバーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社メンバーズの決算日は3月31日です。決算発表は4月と10月に行われ、第1四半期(4月-6月)、第2四半期(7月-9月)、第3四半期(10月-12月)、通期(4月-3月)の決算が公表されます。

主な事業

株式会社メンバーズは、ネットビジネス支援事業を中心に事業を展開しています。顧客企業のデジタルビジネス運用を支援するため、データ分析やUX、エンジニアリングなどの専門スキルを持つ社内のデジタルクリエイターチームを活用した「DGTサービス」を提供しています。また、Web制作や広告などのサービスも手掛けています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上収益が14,584百万円と前年同期比15.7%の増収となりました。しかし、収益性の改善に向けた取り組みが遅れたこともあり、営業利益は569百万円の損失となりました。今後は新卒採用抑制や高付加価値領域への事業シフトなどに注力し、10%程度の営業利益率の回復を目指しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上収益推移をみると、2022年3月期17,662百万円、2023年3月期14,584百万円と増減がありましたが、直近の第3四半期では12,610百万円と高水準を維持しています。利益面では、2022年3月期の1,399百万円の利益から2023年3月期は533百万円の損失となりました。今後は事業構造改革により収益性の改善を進めていく方針です。

四半期連結貸借対照表について

直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は10,613百万円となっています。負債は5,070百万円で、純資産は5,542百万円となっています。資本金は1,057百万円、利益剰余金は4,512百万円です。全体としては安定した財務基盤を維持していると評価できます。

資産の部

資産の主な内訳は、現金及び現金同等物が3,025百万円、営業債権が3,299百万円となっています。棚卸資産も200百万円と増加しています。

負債の部

負債の主な内訳は、営業債務が1,115百万円、契約負債が14百万円、リース負債が667百万円となっています。

純資産の部

純資産の主な内訳は、資本金が1,057百万円、資本剰余金が389百万円、利益剰余金が4,512百万円です。自己株式は429百万円となっています。

ROAとROE

ROAは前期の4.4%から今期は-5.0%と低下しており、ROEも前期の15.6%から-6.9%と大きく悪化しています。これは主に税引前四半期損失の計上による利益の減少が影響しています。今後は事業構造改革を進め、収益性の向上を図ることで、ROA、ROEの改善を目指します。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは570百万円の支出となり、前年同期の350百万円の獲得から大幅な悪化となりました。これは主に税引前四半期損失の計上および法人税の支払いが増加したことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは80百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは802百万円の支出となっています。全体としてキャッシュ・ポジションは前期末から1,454百万円減少し、3,025百万円となっています。

配当の支払額

株式会社メンバーズは、年2回の配当を実施しています。直近の2023年3月期の年間配当は30円でした。この水準は前期から5円増加しており、業績の好調な中で株主還元の強化が図られています。

今後の展望

株式会社メンバーズは、2024年3月期を「収益性改善の年」と位置付けており、新卒採用の抑制、高付加価値領域への事業シフトなどに注力していく方針です。また、既存顧客への高付加価値サービスの積極展開や、データ分析・AI・クラウドといった先進技術領域の人材育成強化にも取り組んでいきます。これらの施策により、付加価値売上高の成長とともに、10%程度の営業利益率の回復を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社メンバーズは、デジタルビジネスの支援を通じて企業の変革を推し進める注目の企業です。今期の業績は減益となりましたが、収益性改善に向けた取り組みを強化しており、今後の業績回復が期待されます。また、顧客基盤の拡大や高付加価値サービスの提供など、中長期的な成長に向けた布石も打っています。今後の動向にも注目が集まりそうですね。

株式会社メンバーズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社メンバーズの決算日は3月31日で、年2回の決算発表を行っています。配当は年間30円と、前期から5円増加しており、株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。今後は収益性改善を目指しつつ、顧客基盤の拡大やサービスの高付加価値化に取り組んでいく方針です。

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