クルーズ株式会社の第23期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

クルーズ株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は106億円と前年同期比で1.9%減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益が118億円と大幅な増益となりました。1株当たり利益も前年同期比で約87%増加しており、ストックオプションの行使により株主還元が高まっています。

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企業情報

企業名: クルーズ株式会社
証券コード: 21380
決算期: 3月期

クルーズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

クルーズ株式会社の決算日は3月31日で、決算報告書は2024年3月期の第3四半期決算を2024年2月14日に公表しています。毎年4月から翌年3月までが会計年度となっています。

主な事業

クルーズ株式会社は、ショッピングサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を中心にECサービスを展開しています。また、ゲームやメディア事業、その他の新規事業にも注力しており、4つの事業セグメントから構成されています。幅広いインターネットサービスを提供し、持株会社体制でグループ全体を牽引しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の売上高は106億円と前年同期比1.9%減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は118億円と大幅な増益となりました。これにより、売上高営業利益率は2.4%と前年同期比で低下したものの、売上高当期純利益率は11.0%と大幅に改善しています。

売上・利益の推移

クルーズ社の売上高は過去3年で約100億円前後で推移しています。一方、利益面では大きな変動があり、2023年12月期第3四半期の四半期純利益は118億円と大幅な増益となりました。これは、関係会社株式売却益などの特別利益が発生したためです。今後は、ゲームやメディア事業の収益拡大に期待が集まっています。

四半期連結貸借対照表について

クルーズ社の2023年12月期第3四半期末の四半期連結貸借対照表は資産総額が約280億円、負債総額が約165億円、純資産は約116億円となっています。前期末から資産が約27億円、負債が約10億円、純資産が約16億円それぞれ増加しました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が143億円売掛金が33億円となっています。また、投資その他の資産が84億円と大きな割合を占めています。これらの増加が資産総額の増加につながりました。

負債の部

負債の部では、買掛金が22億円長期借入金が16億円となっています。前期末から買掛金が6億円、長期借入金が11億円それぞれ増加しました。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金が116億円となっています。また、その他有価証券評価差額金が6億円と増加しました。

ROAとROE

クルーズ社のROA(総資産利益率)は前年同期の4.9%から当期12.6%へ大幅に改善しました。これは特別利益の計上により当期純利益が大幅に増加したことが主因です。一方、ROE(自己資本利益率)は前年同期の12.3%から当期12.2%とほぼ横ばいです。これは純資産が順調に増加したため、ROEの上昇が抑えられたためと考えられます。今後は成長投資を継続しつつ、収益性の改善にも注力する必要があるでしょう。

キャッシュフロー

クルーズ社の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていないため詳細は不明ですが、資産総額の増加から判断すると、営業活動によるキャッシュ・インフローが大きかったと推測できます。また、長期借入金の増加により財務活動によるキャッシュ・インフローも確保できたと考えられます。今後の設備投資や新規事業への成長投資に活用されていくでしょう。

配当の支払額

クルーズ社は、当第3四半期連結累計期間において無配となっています。前期も配当を実施していないため、株主還元については不透明な状況です。今後の業績と次期以降の配当方針に注目が集まります。

今後の展望

クルーズ社は、ショッピングサイトの「SHOPLIST.com by CROOZ」を中核事業とする一方で、ゲームやメディア事業の収益拡大にも注力している方針です。特にブロックチェーンゲームの「PROJECT XENO」などが今後の成長ドライバーに期待されているほか、メディア事業の「ランク王」も好調に推移しています。一方で、広告代理店事業の縮小などもあり、全体としては慎重な見通しが必要です。

編集部のまとめ

クルーズ社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高の減少はあったものの、特別利益の計上により大幅な増益となりました。ショッピングサイト事業に加えて、ゲームやメディア事業の成長にも期待が集まっています。一方で、広告代理店事業の縮小など課題もあり、今後の事業ポートフォリオの見直しや収益性の改善に注目が集まるでしょう。株主還元については不透明な状況ですが、株式市場からの評価は高まりつつあります。

クルーズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

クルーズ株式会社の決算日は3月31日で、毎年4月から翌年3月までが会計年度になっています。直近の2023年12月期第3四半期決算では、売上高106億円、親会社株主に帰属する四半期純利益118億円と大幅増益となりました。一方、配当については当期も無配となっています。今後の業績と配当方針に注目が集まります。

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