株式会社コシダカホールディングスは、４月期決算の会社です。カラオケ事業と不動産管理事業を中心に展開しており、積極的な出店を続けています。前年同期比では売上高が19.4%増、営業利益が37.1%増と好調な業績を残しました。特にカラオケ事業は28店舗の新規出店を行い、売上高が22.0%増となりました。今後も中長期的な成長を目指して、新店舗の展開や既存店舗の改装などに取り組んでいきます。
企業情報
企業名: 株式会社コシダカホールディングス
証券コード: E04751
決算期: 2024年8月31日
株式会社コシダカホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社コシダカホールディングスの決算期は8月31日です。2023年8月期決算を経て、現在は2024年8月期の決算を発表しました。
主な事業
株式会社コシダカホールディングスは、カラオケ事業と不動産管理事業を中心に展開しています。カラオケ事業では積極的に店舗の新規出店を行っており、前年同期比で28店舗増加して646店舗にまで拡大しています。不動産管理事業では、自社物件の運営を手がけています。
今期の業績と利益率は？
当第2四半期連結累計期間の業績は非常に好調で、売上高が305億78百万円(前年同期比19.4%増)、営業利益が48億34百万円(同37.1%増)、経常利益が55億42百万円(同50.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が38億96百万円(同55.9%増)と、いずれの指標も大幅な増加となりました。利益率も高く、営業利益率は15.8%、経常利益率は18.1%となっています。
売上・利益の推移
カラオケ事業を中心に好調な業績を維持しており、前期比で売上高が19.4%増加し、営業利益が37.1%増加しました。特に、カラオケ事業セグメントの売上高は22.0%増加、セグメント利益は36.5%増加と非常に好調な推移となっています。今後も中長期的な成長を目指して、新店舗の展開や既存店舗の改装などに取り組んでいきます。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期連結会計期間末における総資産は591億88百万円となり、前連結会計年度末比で3.8%増加しています。負債の部は304億90百万円と3.6%減少しており、純資産は286億97百万円と13.0%増加しました。
資産の部
流動資産は101億87百万円で前期末比17.7%減少しました。一方、固定資産は490億円と9.8%増加しています。有形固定資産が345億53百万円と7.9%増加したことが主な要因です。
負債の部
流動負債は129億6百万円と7.6%減少し、固定負債は175億83百万円と0.4%減少しました。負債の部全体では304億90百万円と3.6%減少しています。
純資産の部
純資産は286億97百万円と13.0%増加しました。利益剰余金が33億25百万円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
株式会社コシダカホールディングスのROAとROEは、それぞれ7.0%と15.1%となっており、前期に比べそれぞれ0.9ポイントと1.1ポイントの上昇となっています。これは、主力のカラオケ事業が好調に推移した結果、売上高と利益が大幅に増加したことによるものです。今後も持続的な成長を目指して、事業の強化と経営の効率化に取り組んでいくことが期待されます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが51億18百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローが63億25百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが10億62百万円の減少となりました。投資活動では、有形固定資産の取得などに47億47百万円を支出したことが主な要因です。全体として現金及び現金同等物は22億72百万円減少し、期末残高は55億82百万円となっています。
配当の支払額
株式会社コシダカホールディングスは、株主の皆様への利益還元を重視しています。当第2四半期連結累計期間においては、期末配当として1株当たり7円の配当を行う予定です。この結果、年間の配当金は1株当たり14円となる見通しです。今後も、株主の皆様への適切な利益還元に努めていきます。
今後の展望
株式会社コシダカホールディングスは、中期経営ビジョン「エンタメをインフラに」の実現に向けて、カラオケ事業を中心に新店舗の展開や既存店の改装などに取り組んでいきます。また、カラオケ以外のエンターテインメントサービスの提供やデジタル化の推進など、事業の多角化にも注力していく方針です。これらの取り組みを通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指していきます。
編集部のまとめ
株式会社コシダカホールディングスは、カラオケ事業と不動産管理事業を中核に、着実な業績拡大を続けている企業です。特にカラオケ事業では、新店舗の積極的な出店と既存店の改装により、売上高と利益が大幅に増加しました。今後も中長期的な成長を目指し、新たなサービスの開発や海外展開の強化など、様々な施策に取り組んでいく方針です。株主の皆様への適切な利益還元にも注力しており、高い成長と安定性を兼ね備えた企業として期待されます。
株式会社コシダカホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社コシダカホールディングスの決算期は8月31日で、直近の2024年8月期第2四半期の業績は非常に好調でした。売上高が305億78百万円、営業利益が48億34百万円と大幅な増加となりました。また、年間配当金は1株当たり14円を予定しており、株主の皆様への適切な還元に努めています。今後も持続的な成長を目指し、新しい取り組みにチャレンジしていくことが期待されます。
