株式会社パソナグループの第17期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社パソナグループの2024年5月期第3四半期決算が発表されました。パソナグループは、人材派遣やアウトソーシングといった人材関連サービスを提供する企業です。今回の決算報告では、新型コロナウイルス感染症への対応や地方創生事業の取り組みなど、同社の様々な取り組みが注目されています。

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企業情報

企業名: 株式会社パソナグループ
証券コード: 21680
決算期: 2024年5月期

株式会社パソナグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社パソナグループの決算日は5月31日で、第3四半期の決算期間は2023年12月1日から2024年2月29日までとなっています。同社は通期業績予想を通して、決算内容を四半期毎に開示しています。

主な事業

株式会社パソナグループは、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、保育事業、地方創生事業などを主要な事業として展開しています。また、国内外で幅広い人材サービスを提供し、企業の人材戦略をサポートしています。特に、近年注目されているBPOサービス(委託・請負)や地方創生事業に注力しており、事業の多角化に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高265,558百万円、営業利益4,674百万円となりました。前年同期と比較すると、売上高は4.2%減少しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が和らいだことで、特需が減少しました。一方で、BPOサービスの事業成長に伴う人件費増加により、営業利益は56.2%減少となっています。

売上・利益の推移

パソナグループの直近3年間の売上高推移をみると、2023年5月期が277,280百万円、2024年5月期第3四半期が265,558百万円となっています。一方で、同期間の営業利益は、2023年5月期が10,664百万円、2024年5月期第3四半期が4,674百万円と減少傾向にあります。これは、新型コロナウイルス感染症対策の特需減少や人件費増加などが影響しているためです。

四半期連結貸借対照表について

2024年2月29日時点の四半期連結貸借対照表では、資産の部の合計が254,497百万円、負債の部が186,205百万円、純資産の部が68,292百万円となっています。前期末と比較すると、資産と負債が減少しており、自己資本比率は20.3%となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が57,496百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が52,625百万円となっています。前期末と比較すると、現金及び預金は減少傾向にあります。

負債の部

負債の部では、短期借入金が10,296百万円、長期借入金が38,515百万円となっています。前期末と比較すると、借入金は減少しています。また、預り金が65,857百万円と大きな項目になっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が30,804百万円となっています。前期末と比較すると、利益剰余金は減少しています。自己資本比率は20.3%となっています。

ROAとROE

パソナグループのROA(総資産利益率)は前期5.5%から当第3四半期2.1%に低下しています。
また、ROE(自己資本利益率)は前期9.4%から当第3四半期-1.1%と大きく減少しています。
この要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による特需減少や、BPOサービスの事業成長に伴う費用増加により、収益が大幅に減少したことが主な要因です。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが9,354百万円のプラスとなり、前年同期と比べて15.1%減少しています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは6,785百万円のマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済などにより18,993百万円のマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は57,496百万円となりました。

配当の支払額

株式会社パソナグループは、第2四半期末と期末に年2回の配当を行っています。当第3四半期連結累計期間の配当金の総額は1,396百万円で、1株当たり配当額は35円となっています。

今後の展望

株式会社パソナグループは、BPOサービスの拡大、多様な働き方とキャリア形成支援の強化、地方創生事業の収益拡大などに注力していく方針です。
また、2024年2月8日には、連結子会社の株式会社ベネフィット・ワンの株式売却について合意書を締結しました。この取引により、同社は当連結会計年度末より連結の範囲から除外される予定です。

編集部のまとめ

株式会社パソナグループは、人材関連サービスと地方創生事業を主軸に事業を展開している企業です。
今期の決算では、新型コロナウイルス感染症の影響による特需減少や人件費増加が響き、売上高、営業利益ともに前年同期を下回りました。
一方で、BPOサービスの事業拡大や地方創生事業の収益化など、同社の成長戦略が着実に進展していることが伺えます。今後の業績回復に期待したいところです。

株式会社パソナグループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社パソナグループの決算日は5月31日で、第3四半期の決算期間は2023年12月1日から2024年2月29日までとなっています。
また、同社は年2回の配当(第2四半期末と期末)を行っており、当第3四半期連結累計期間の配当金の総額は1,396百万円でした。
今後の展望として、同社はBPOサービスの拡大、多様な働き方の支援、地方創生事業の強化に注力していく方針のようです。

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