株式会社博展の第56期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社博展の直近の決算報告書を分析した結果、同社の業績は非常に健全で、今後の成長に期待が持てそうです。売上高、経常利益、純利益ともに大幅な増加を示しており、事業の拡大が順調に進んでいることが分かります。また、自己資本比率35.7%と財務体質も安定しており、今後の事業展開に十分な基盤が整っています。同社の主力分野であるリアルイベントを中心に、デジタル分野での取り組みも進んでおり、多角化した収益基盤の確立が期待できそうです。従業員への株式報酬制度の導入など、企業価値の向上に向けた取り組みも評価できます。今後も株式会社博展の着実な成長に注目していきたいと思います。

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企業情報

企業名: 株式会社博展
証券コード: 21730
決算期: 2024年12月期

株式会社博展の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社博展は、12月期決算を採用しており、毎年5月中旬に四半期報告書を公表しています。今回の決算は、2024年1月1日から2024年3月31日までの第1四半期の業績となります。

主な事業

株式会社博展は、イベントの企画・制作・運営を中心としたエクスペリエンス・マーケティング事業を展開しています。リアルイベントの企画・制作から、デジタルコンテンツの制作、さらには店舗やオフィスなどの空間デザインまで、顧客の様々なニーズに幅広く対応しています。特に、企業のブランディング強化や販促支援に強みを持っており、大手企業を中心に多くの実績を重ねてきました。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高が44億62百万円と前年同期比大幅に増加しました。また、営業利益が2億86百万円、経常利益が2億83百万円と、いずれも黒字転換を果たしています。利益率も営業利益率が6.4%、経常利益率が6.3%と健全な水準を維持しており、事業の収益性が高まっていることが分かります。

売上・利益の推移

株式会社博展は、これまでリアルイベント分野を中心に業容を拡大してきました。直近の決算では、リアルイベントに加え、デジタルやcommercialスペースなどの分野でも売上が好調に推移しており、事業の多角化が進んでいることが分かります。利益面でも、徐々に収益性が改善してきており、今後の業績拡大が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社博展の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は73億48百万円となっています。流動資産は61億52百万円で、現金及び預金が30億15百万円と手元流動性が高い水準にあります。一方、負債合計は47億19百万円と、自己資本比率は35.7%と、財務体質も健全化が進んでいます。

資産の部

資産の部では、売掛債権の減少仕掛品の減少があったものの、現金及び預金が増加しており、全体としては前期末比で減少傾向にあります。これは、売上債権の回収が進んだことや、事業の繁忙期が終わったことで仕掛品が減少したことが要因と考えられます。

負債の部

負債の部では、買掛金や賞与引当金の減少がありましたが、短期借入金が増加しています。こうした負債の変動は、事業活動に伴う資金繰りの状況を反映したものだと考えられます。

純資産の部

純資産の部については、配当などにより26億28百万円となっています。自己資本比率は35.7%と、一定水準を維持しており、財務の健全性が確保されています。

ROAとROE

株式会社博展のROA(総資産経常利益率)は4.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は7.5%となっています。これらの指標は、前年同期と比べて大幅に改善しており、収益性と資本効率が向上している様子が伺えます。今後も事業の成長と効率化によって、これらの指標がさらに高まることが期待されます。

キャッシュフロー

株式会社博展のキャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フローが大幅な黒字を記録しています。これは、事業の収益性が高まる中で、売上債権の回収が進んでいることが主な要因です。一方、投資キャッシュ・フローはマイナスとなっていますが、これは積極的な設備投資を行っている証でもあります。全体としては、財務体質の強化と事業基盤の拡大が進んでいると評価できます。

配当の支払額

株式会社博展は、前期の決算期変更に伴い、2024年3月7日に1株当たり27円の期末配当を実施しました。これは、前期の配当水準を維持・継続したものとなっています。今後も株主還元を重視しながら、着実な業績拡大を目指していくことが期待されます。

今後の展望

株式会社博展は、リアルイベントとデジタルを融合したサービスの提供を通じて、企業のマーケティング支援に注力していきます。また、商環境デザインの分野でも事業領域を拡大し、収益基盤の多様化を図っていきます。さらに、M&Aなどを通じた事業の拡大にも積極的に取り組む方針です。これらの施策により、持続的な成長と企業価値の向上を目指していくと考えられます。

編集部のまとめ

株式会社博展の決算報告から、同社が順調に業績を伸ばしていることが分かりました。リアルイベントを中心とした事業基盤に加え、デジタルやcommercialスペースなど、事業領域の拡大にも成功しています。収益性も安定的に改善しており、今後の更なる成長が期待できそうです。株主還元にも積極的で、企業価値向上に強く取り組んでいると評価できます。株式会社博展は、エクスペリエンス・マーケティング分野のリーディングカンパニーとして、今後も注目に値する企業だと言えるでしょう。

株式会社博展の決算日や配当についてまとめました。

株式会社博展の決算は12月期で、毎年5月中旬に四半期報告書を公表しています。今回の決算は2024年1月1日から3月31日までの第1四半期の業績です。利益面では大幅な黒字転換を果たし、前期並みの27円の期末配当を実施しています。今後も事業領域の拡大と収益力の向上を目指し、株主還元を重視しながら成長を続けていくことが期待されます。

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