井村屋グループ株式会社の第87期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

このたびは、井村屋グループ株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告をお読みいただき、ありがとうございます。井村屋グループは、菓子食品調味料などを主力事業に展開する老舗企業で、現在は3つの報告セグメントで事業を運営しています。今回の決算では、売上が前年同期比7.5%増と好調な推移を示し、利益も増加基調にあることがわかりました。今後も「おいしい!の笑顔をつくる」というパーパスの実現に向けて、サステナブル経営に取り組んでいく方針です。

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企業情報

企業名: 井村屋グループ株式会社
証券コード: 22090
決算期: 3月期

井村屋グループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

井村屋グループ株式会社の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。第3四半期決算期間は2023年4月1日から2023年12月31日までとなります。

主な事業

井村屋グループ株式会社は、菓子食品調味料などを主力事業に展開しています。各報告セグメントでは、流通事業では冷菓や点心・デリカ、調味料事業では国内外の事業、その他事業ではSDGsの取り組みなども行っています。今後も「おいしい!の笑顔をつくる」というパーパスの下、サステナブル経営を目指していきます。

今期の業績と利益率は?

今期の決算では、売上高が369億92百万円と前年同期比7.5%の増加、営業利益が22億28百万円と21.3%増、経常利益が24億54百万円と16.9%増と、いずれも増加基調を示しています。利益率の面でも、営業利益率は6.0%経常利益率は6.6%と、前年同期と比べ改善されています。

売上・利益の推移

直近3期の売上高と利益の推移を見ると、売上高は年々増加しており、2023年3月期には446億85百万円を記録しています。一方、利益面では、2023年3月期の経常利益が22億84百万円と、前期比わずかながら減少しましたが、今期第3四半期では24億54百万円と再び増加に転じています。

四半期連結貸借対照表について

今期第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が388億円と、前期末比46億93百万円増加しています。これは主に、流動資産の増加35億11百万円固定資産の増加11億81百万円によるものです。一方、負債合計は185億40百万円と、前期末比31億17百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が162億47百万円と前期末比大幅に増加しており、主な要因は売掛金の増加などです。また、固定資産も225億53百万円と増加しており、建物及び機械装置の増加投資有価証券の評価額上昇が主な要因となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が158億74百万円と前期末比29億53百万円増加しており、買掛金や未払金の増加が主な要因です。一方、固定負債は26億65百万円と、長期繰延税金負債の増加により、前期末比163百万円の増加となっています。

純資産の部

純資産の部では、202億59百万円と前期末比15億75百万円の増加となっています。これは主に、利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は52.2%となっています。

ROAとROE

ROAは前期の5.0%から今期第3四半期では4.6%となっており、わずかに低下しています。一方、ROEは前期の8.9%から9.1%と改善しています。これは、利益の増加自己資本の増加により、資本効率が高まったことが要因と考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については開示されていませんが、前期の連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローが30億60百万円の収入投資活動によるキャッシュ・フローが30億66百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローが11億48百万円の支出となっています。

配当の支払額

井村屋グループ株式会社は、株主への利益還元を重要課題の1つとして位置づけています。今期の配当金は、1株当たり28円となっており、前期の26円から2円増配となっています。この配当性向は21.6%となっています。

今後の展望

井村屋グループ株式会社は、2023年度を中期3カ年計画の最終年度と位置づけており、財務目標と非財務目標の達成を目指しています。特に、サステナブル経営の観点から、「おいしい!の笑顔をつくる」というパーパスの実現に向けて、積極的な取り組みを進めていく方針です。今後も、新商品の開発や海外展開の強化など、企業価値の向上に努めていくと考えられます。

編集部のまとめ

井村屋グループ株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高営業利益経常利益のいずれも増加しており、事業が順調に推移していることがわかります。また、自己資本比率が52.2%と健全な財務体質を維持しており、株主への利益還元も着実に実施されていることから、今後も安定成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

井村屋グループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

井村屋グループ株式会社の決算期は3月31日で、今期の1株当たり配当金は28円と前期比増配となっています。配当性向は21.6%で、株主への利益還元を重視する企業姿勢がうかがえます。今後も、サステナブル経営の実践を通じて、企業価値の向上と株主還元の継続が期待されます。

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