六甲バター株式会社の第101期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは!今回は六甲バター株式会社の決算報告書をご紹介します。六甲バターは有名な乳製品メーカーで、チーズやバター、ナッツなどさまざまな商品を手掛けています。2024年第1四半期の決算では、売上高が前年同期比96.8%の10,314百万円と若干減少しましたが、利益面では経常利益が495百万円と大きく改善しました。次期に向けた製品開発や販売促進策に期待が高まります。

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企業情報

企業名: 六甲バター株式会社
証券コード: E00337
決算期: 12月

六甲バター株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

六甲バターの決算は12月期で、第1四半期は1月~3月決算、本決算は5月10日頃に発表されます。

主な事業

六甲バターは、チーズ、バター、ナッツなどの乳製品やデリカテッセン商品の製造・販売を主な事業としています。全国の量販店や食品卸売業者への卸売りのほか、自社の直営店舗での小売りにも力を入れています。最近では健康志向の高まりから、植物性食品の開発にも注力しており、今後の事業拡大に期待が寄せられています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高10,314百万円経常利益495百万円と前年同期比で大幅な改善が見られました。利益率も経常利益率4.8%と良好な水準となりました。特にチーズ部門の好調が業績を牽引しています。

売上・利益の推移

過去1年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は44,296百万円と前期から微減しましたが、経常利益は652百万円と大幅な増益となりました。利益率も高まっており、企業体質の強化が進んでいることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

六甲バターは単体決算を行っているため、四半期連結貸借対照表は作成していません。

資産の部

当第1四半期末の資産合計は51,326百万円と前期末から340百万円増加しました。現金・預金が減少した一方で、売掛金や投資有価証券が増加したことが主な要因です。

負債の部

負債合計は20,998百万円と前期末から109百万円増加しました。主に未払法人税等や未払消費税等が増加した一方で、長期借入金が減少しています。

純資産の部

純資産は30,328百万円と前期末から231百万円増加しました。利益剰余金の積み上がりにより、自己資本比率は59.1%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の2.7%から当期1.4%と低下しましたが、ROEは前期の8.4%から当期の3.9%と改善しています。これは、売上高利益率の上昇自己資本の増加などにより、企業収益性と資本効率が高まっていることがわかります。

キャッシュフロー

当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは298百万円のプラスとなりました。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは418百万円のマイナスとなっています。これは設備投資などの支出が増加したことが要因です。全体として1,912百万円の現金及び預金を保有しており、安定した資金繰りが維持できています。

配当の支払額

2024年3月期の1株当たり配当金は25円と前期から5円増配されました。配当性向は68.0%となっており、株主還元も強化されています。

今後の展望

今後の経営環境は、物価上昇や金利上昇など先行き不透明な要素もありますが、引き続きチーズ製品の販売強化新商品開発生産効率の向上などに取り組み、収益力と企業価値の向上を目指していきます。海外展開の強化やデジタル化の推進など、持続的な成長に向けた施策にも期待が高まっています。

編集部のまとめ

六甲バターは乳製品大手として安定した収益基盤を築いており、今回の決算では利益面で大幅な改善が見られました。主力のチーズ事業の好調に加え、経費削減や生産性向上にも取り組んだ成果がうかがえます。今後は新商品投入やデジタル化など、さまざまな成長施策にも注目が集まります。株主還元も強化されており、安定配当と企業価値向上が期待できそうです。

六甲バター株式会社の決算日や配当についてまとめました。

六甲バターの決算は12月期で、第1四半期決算が5月10日頃に発表されます。2024年3月期の1株当たり配当金は25円と前期比5円増配となり、配当性向も68.0%と高水準を確保しています。今後も安定した業績と株主還元が期待できる企業といえるでしょう。

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