株式会社柿安本店の第56期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社柿安本店の2024年1月期第3四半期決算が公表されました。食肉小売り、惣菜、和菓子、レストランなどを手がける同社は、主力の精肉事業を中心に売上高が前年同期比7.0%増の28,622百万円と好調に推移しています。

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企業情報

企業名: 株式会社柿安本店
証券コード: 22940
決算期: 2023年4月30日から2024年4月30日

株式会社柿安本店の決算日・決算時期(スケジュール)は?

柿安本店の決算期は2022年にから4月末に変更されました。年間決算は4月末、四半期決算は1月、4月、7月、10月の年4回実施されます。

主な事業

柿安本店は主に精肉、惣菜、和菓子、レストランなどの食料品販売事業を展開しています。全国に店舗網を持ち、主力の精肉店や和菓子店「口福堂」など、多岐にわたる事業を手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結業績は、売上高が28,622百万円と前年同期比7.0%増と好調でした。経常利益は1,860百万円と、前年同期比2.5%増となりました。売上高に対する経常利益率は6.5%と、前年同期の6.8%から微減しているものの、高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3期の連結業績を見ると、売上高は毎期増加し、経常利益も前期から6.2%増加しています。親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益も1,193百万円と、前年同期比3.0%増加と堅調な業績推移となっています。

四半期連結貸借対照表について

柿安本店の2024年1月期第3四半期末の総資産は20,699百万円で、前期末比1,026百万円減少しました。一方、純資産は17,332百万円と前期末比325百万円増加しており、自己資本比率は83.7%と高水準を維持しています。

資産の部

流動資産は14,006百万円と前期末比1,174百万円減少しました。現金及び預金の減少などが主な要因です。固定資産は6,692百万円と前期末比147百万円増加しました。

負債の部

流動負債は2,901百万円と前期末比1,360百万円減少しました。未払法人税等の減少などが主な要因です。固定負債は464百万円と前期末比9百万円増加しました。

純資産の部

純資産は17,332百万円と前期末比325百万円増加しました。利益剰余金の増加などにより、自己資本比率は83.7%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の7.1%から7.0%に、ROEは前年同期の7.3%から6.9%に若干低下しましたが、いずれも高水準の収益性を示しています。これは、自己資本比率の高さから生み出される財務の健全性と、主力事業の好業績に支えられています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細は不明です。しかし、経常利益の高い水準や、減価償却費の計上などから、一定の営業キャッシュ・フローが生み出されていると考えられます。

配当の支払額

柿安本店は2023年7月に、1株当たり85円の期末配当を実施しました。前期比15円増配となっており、安定的な配当政策を継続しています。

今後の展望

柿安本店は、既存店の活性化や新店舗の出店など、継続的な成長戦略に取り組んでいきます。また、人件費や物流コストの上昇など、収益環境の厳しさは続くと見られますが、高い収益力と財務健全性を活かし、持続的な成長を目指していきます。

編集部のまとめ

柿安本店は、精肉、惣菜、和菓子、レストランなどの食関連事業を全国に展開する老舗企業です。主力の精肉事業が好調に推移し、売上高、利益ともに堅調に推移しています。高い収益性と財務健全性を維持しつつ、新たな成長に向けた取り組みも進めています。今後も食関連市場における同社の存在感が期待されます。

株式会社柿安本店の決算日や配当についてまとめました。

柿安本店の決算期は4月末で、四半期決算は年4回実施しています。直近の2024年1月期第3四半期決算では、売上高、利益ともに好調に推移しています。また、配当も前期比増配を実施するなど、株主還元にも力を入れています。同社は食関連事業を通じて、今後も持続的な成長が期待できる企業と言えるでしょう。

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