株式会社ドーンの第33期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ドーンの決算報告書を見ると、同社は情報サービス事業を手掛ける企業であることがわかりました。売上高は964,710千円と前年同期比2.0%の減収となったものの、経常利益は343,343千円と3.7%増加するなど、利益面では順調な業績を維持しています。特に、ストック型収入であるクラウド利用料や新規受注の増加が収益に貢献しています。

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企業情報

企業名: 株式会社ドーン
証券コード: 23030
決算期: 2023年6月1日~2024年5月31日

株式会社ドーンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ドーンの決算日は5月31日で、第3四半期は2023年12月1日から2024年2月29日までとなっています。同社の事業は顧客の決算期に合わせて売上が集中する傾向があるため、第3または第4四半期の業績に季節的変動がみられます。

主な事業

株式会社ドーンは、主に情報サービス事業を展開しています。具体的には、自治体の防災システムや企業の安全管理システムの開発・提供を中心に事業を行っています。近年は、AIを活用した新たな機能の開発や他社との協業にも注力しており、公共分野を中心に事業領域を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は964,710千円と前年同期比で2.0%の減収となりましたが、営業利益は330,883千円と1.4%増加し、経常利益は343,343千円と3.7%の増益となりました。これは、外注費の減少や一部のサービスの終了などにより、売上原価が抑えられたことが主な要因です。利益率は、営業利益率は34.3%、経常利益率は35.6%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の直近の業績をみると、売上高は減少傾向にあるものの、利益面では堅調に推移しています。特に、経常利益は過去3年間で400億円超を維持するなど、安定した収益力を発揮しています。これは、クラウドサービスの拡大やコストコントロールの成果が表れているためと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は2,587,334千円となっています。主な内訳は、現金及び預金が1,513,988千円、売掛金が271,580千円、投資有価証券が550,842千円などとなっています。一方、負債合計は212,285千円と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

同社の資産は主に現金及び預金、売掛金、投資有価証券で構成されています。現金及び預金が減少したものの、売掛金や投資有価証券が増加するなど、全体としては前期末から91,771千円増加しています。これは、事業の拡大や保有株式の時価上昇などによるものと考えられます。

負債の部

負債は前期末から57,031千円減少し、212,285千円となりました。未払法人税等や未払消費税等が減少したことが主な要因です。この結果、自己資本比率は91.8%と非常に健全な財務体質を維持しています。

純資産の部

純資産は2,375,049千円で、前期末から148,802千円増加しています。四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したほか、自己株式の取得により自己資本が減少しています。一方で、譲渡制限付株式の付与により資本剰余金が増加するなど、財務基盤は強化されています。

ROAとROE

株式会社ドーンのROAは直近12.6%、ROEは10.8%となっています。両指標とも高い水準を維持しており、資産効率の高さと株主価値の向上に努めていることがわかります。今後も収益力の向上と効率的な経営により、この水準を維持していくことが期待されます。

キャッシュフロー

同社の営業活動によるキャッシュ・フローは堅調に推移しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっており、M&Aや自社システムの開発などに資金を投下していることがうかがえます。財務活動では、配当金の支払いやself-ownershipの推進などにより、キャッシュ・フローがマイナスになっています。全体としては、健全な財務基盤の維持に努めていることがわかります

配当の支払額

株式会社ドーンは、株主への利益還元として配当を実施しています。2023年8月の定時株主総会決議に基づき、1株当たり16円の配当を行いました。この水準は、前期と同額となっています。今後も、業績に応じた適切な配当を実施し、株主還元の充実を図っていくものと期待されます。

今後の展望

株式会社ドーンは、官民の共創による新たな市場形成を目指すとともに、M&Aや事業提携によるシナジー創出にも取り組んでいます。また、ストレッチ目標の達成に向けて、AIなどの革新的技術を活用したサービスの創出にも力を入れています。今後も、公共分野を中心に事業を展開し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ドーンは、公共システムを中心に事業を展開する情報サービス企業です。当第3四半期累計期間は、売上高が前年同期比で減少したものの、利益面では前年同期比で増加しています。特に、経常利益率が35.6%と高水準を維持するなど、収益性の高い事業モデルを構築しています。今後も、官民の共創やM&Aなどを通じて、さらなる事業拡大と収益力の向上を目指していくことが期待されます。

株式会社ドーンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ドーンの決算日は5月31日で、第3四半期は2023年12月1日から2024年2月29日までとなっています。同社は、株主への利益還元として1株当たり16円の配当を行っています。今後も、安定した収益力と健全な財務基盤を活かし、株主還元の充実を図っていくことが期待されます。

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