株式会社トランスジェニックの第26期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社トランスジェニックの2023年12月期の業績が発表されました。第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比15.1%増の9,743,005千円となり、業績は堅調に推移しています。特に投資・コンサルティング事業が大きく貢献し、同事業の売上高は前年同期比21.0%増加しました。一方で、創薬支援事業では事業の集約化に伴う一時的な減収はありましたが、長期的な事業基盤の強化に繋がる取り組みが行われています。今後も新規サービスの投入や企業統合など、成長戦略の加速が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社トランスジェニック
証券コード: E05317
決算期: 3月期

株式会社トランスジェニックの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社トランスジェニックの決算日は3月31日です。第3四半期決算(2023年12月期)の四半期報告書は2024年2月13日に提出されています。

主な事業

株式会社トランスジェニックは、医薬品開発の初期段階から非臨床試験、臨床試験まで、創薬のあらゆるステージに対応できるサービスを提供する創薬支援事業と、M&Aによる新規事業の推進や事業承継等に係る助言・支援サービスを行う投資・コンサルティング事業の2つを中核事業としています。

今期の業績と利益率は?

第3四半期連結累計期間の業績は、売上高9,743,005千円営業利益52,263千円経常利益50,633千円となりました。投資・コンサルティング事業の好調な業績により売上高は前年同期比15.1%増加しましたが、創薬支援事業の減収影響により利益率は低下しています。今後の構造改革による事業の効率化が期待されます。

売上・利益の推移

売上高は2023年3月期実績が11,429,684千円、第3四半期連結累計期間では前年同期比15.1%増の9,743,005千円となっています。一方、利益面では、営業利益が前年同期比65.9%減の52,263千円、経常利益が前年同期比86.8%減の50,633千円となりました。投資・コンサルティング事業の拡大がある一方で、創薬支援事業の構造改革に伴う一時的な減益となっています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表では、資産合計10,354,689千円負債合計4,386,031千円純資産合計5,968,657千円となっています。前期末と比較して、資産は減少しましたが、負債も減少し、自己資本比率は56.7%と健全な水準を維持しています。

資産の部

流動資産は7,180,154千円で、前期末比382,218千円減少しました。現金及び預金が減少したものの、商品及び製品が増加しています。固定資産は3,174,534千円と、前期末比63,975千円増加しました。有形固定資産の増加が主な要因です。

負債の部

流動負債は2,884,402千円と前期末比140,409千円増加しました。短期借入金の増加が主な要因です。固定負債は1,501,628千円と前期末比304,790千円減少しました。長期借入金の減少が主な要因です。

純資産の部

純資産は5,968,657千円と前期末比153,861千円減少しました。親会社株主に帰属する四半期純損失38,316千円を計上したことや、配当金の支払、自己株式の取得などが主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は、前期実績が1.9%でしたが、当期第3四半期時点では-0.4%となっています。ROE(自己資本利益率)も、前期実績が-6.7%から当期第3四半期で-0.6%と低下しています。これは、主に創薬支援事業の構造改革に伴う一時的な減益影響によるものです。今後の改善が期待されます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、前期実績では営業活動によるキャッシュ・フローが429,892千円の増加投資活動によるキャッシュ・フローが253,737千円の減少財務活動によるキャッシュ・フローが672,583千円の減少となっています。今後の資金の使途や効率的な活用が重要になってきています。

配当の支払額

株式会社トランスジェニックは2023年6月の定時株主総会において、1株当たり5円(うち2円は記念配当)の配当を決議しました。この結果、当期の配当総額は84,288千円となっています。今後の企業成長と配当政策に期待が高まっています。

今後の展望

株式会社トランスジェニックは、創薬支援事業における事業の集約化や、新規サービスの投入など、成長戦略を積極的に推進しています。また、投資・コンサルティング事業の収益力強化にも取り組んでおり、中長期的な企業価値向上が期待されます。今後も、企業の再編やデジタル化など、変化への対応力が問われるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社トランスジェニックは、創薬支援事業と投資・コンサルティング事業の2本柱で事業を展開しており、第3四半期の業績では投資・コンサルティング事業の好調が目立ちました。一方で、創薬支援事業の構造改革に伴う減益も見られましたが、長期的な事業基盤の強化に繋がる取り組みが行われています。今後の新規サービス投入や企業統合など、成長戦略への期待が高まっています。

株式会社トランスジェニックの決算日や配当についてまとめました。

株式会社トランスジェニックの決算日は3月31日で、第3四半期決算(2023年12月期)は2024年2月に発表されています。また、2023年6月の定時株主総会で1株当たり5円(うち2円は記念配当)の配当が決議されました。今後も持続的な成長と企業価値向上に期待が寄せられています。

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