株式会社エヌアイデイの決算報告が公開されました!IT関連サービスを提供する同社は、売上高、営業利益、経常利益が前年同期を上回る好調な業績を示しています。
顧客の多様なニーズに柔軟に対応できるよう、開発手法の改善や人材育成にも力を入れている同社の今後の発展にも注目が集まっています。
企業情報
企業名: 株式会社エヌアイデイ
証券コード: 23490
決算期: 2023年3月31日
株式会社エヌアイデイの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社エヌアイデイの決算期は3月31日です。四半期決算を行い、本決算は年1回の3月期決算となっています。
主な事業
株式会社エヌアイデイは、システム開発事業、システムマネジメント事業、その他事業を展開しています。
金融・保険、情報・通信、FA・装置制御などの分野でシステム開発やシステムの運用保守、人材派遣などのサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高16,090百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益1,966百万円(同9.9%増)と大幅に増加しています。
利益率も営業利益率12.2%と高水準を維持しており、収益性の高い事業展開を行っていることがわかります。
売上・利益の推移
同社の過去3年間の連結業績は以下の通りです。
売上高は20,449百万円(前期)、16,090百万円(当期第3四半期)と増加傾向にあり、営業利益は2,742百万円(前期)、1,966百万円(当期第3四半期)とこちらも好調な推移を示しています。
安定した収益基盤を築いているといえるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産、負債、純資産のいずれも前期末から増加しており、財務体質の強化が進んでいることがわかります。
資産の部
流動資産は17,555百万円と前期末比680百万円増加しています。固定資産は7,418百万円と273百万円の増加です。総資産は24,973百万円と前期末比953百万円増加しました。
負債の部
流動負債は2,910百万円と92百万円減少しました。固定負債は3,186百万円と79百万円増加しています。負債合計は6,096百万円と12百万円の減少です。
純資産の部
純資産は18,877百万円と965百万円増加しました。自己資本比率は75.6%と高水準を維持しています。
ROAとROE
同社のROA(総資産経常利益率)は9.3%、ROE(自己資本当期純利益率)は8.5%と、いずれも高水準を維持しています。
これは、高い収益性と資本効率性に支えられた経営が行われているためだと考えられます。
キャッシュフロー
同社のキャッシュ・フローは、営業活動による収支が好調に推移しています。これにより、現金及び現金同等物の残高は前期末比660百万円増加しています。
安定した収益基盤と財務体質を背景に、今後の積極的な投資や配当などの実施が期待されます。
配当の支払額
同社は、1株当たり配当金26円を実施しています。
安定的な収益を背景に、株主還元も積極的に行っていることがわかります。
今後の展望
同社は、顧客のDX化ニーズの高まりに応えるべく、開発手法の研究や技術者教育、新卒・中途採用の強化に取り組んでいます。
こうした積極的な投資により、持続的な成長を実現していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社エヌアイデイは、システム開発やシステムマネジメントなどのIT関連サービスを強みとする企業です。
当期の業績は、売上高、営業利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。
また、財務体質も健全で、ROAやROEなどの収益性指標も高水準を維持しています。
今後の成長に向けた投資を着実に行っており、同社の更なる飛躍が期待されます。
株式会社エヌアイデイの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算期は3月31日で、年1回の本決算を行っています。
当期の1株当たり配当金は26円と、前期より3円増加しており、株主還元も積極的に実施しています。
今後も持続的な成長と収益の拡大が見込まれるため、同社の株式は投資家の関心を集めそうです。