株式会社アイロムグループの第27期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社アイロムグループの決算報告書を見てみると、この企業は医療関連の事業を中心に順調に業績を伸ばしていることが分かりました。特に、臨床試験の受託を手がけるSMO事業やCRO事業の好調ぶりが目立ちます。先端医療事業でのワクチン開発なども着実に進捗しており、今後の成長に期待がかかっています。

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企業情報

企業名: 株式会社アイロムグループ
証券コード: 23720
決算期: 2023年3月期

株式会社アイロムグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイロムグループの決算期は3月期で、第3四半期決算の四半期報告書が2024年2月8日に提出されました。決算発表のスケジュールは、年4回の四半期ごとに行われています。

主な事業

株式会社アイロムグループは、臨床試験受託事業や医療関連の先端技術開発などを主な事業としています。具体的には、SMO事業やCRO事業、先端医療事業などを手がけており、創薬や医療機器開発の支援、ワクチン開発なども行っています。これらの事業を通じて、医療分野における幅広いソリューションを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が12,868百万円、経常利益が1,134百万円と、前年同期と比較してそれぞれ7.4%減、61.2%減となりました。利益率は、経常利益率が8.8%となっています。先端医療事業での研究開発費の増加により、全体の利益率は前年同期に比べ低下しました。

売上・利益の推移

直近3年間の業績を見ると、売上高は増加傾向にあり、前期は前々期比で31.9%増加の18,351百万円となりました。一方で、利益面では先端医療事業での研究開発投資が増加したことから、経常利益は第3四半期で前年同期比61.2%減と大幅に減少しています。今後の利益率改善に向けた取り組みが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社アイロムグループの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が36,545百万円となっています。前期末比で4.0%増加しており、事業拡大に向けた設備投資などが進められている様子がうかがえます。

資産の部

資産の部では、流動資産が14,175百万円、固定資産が22,369百万円となっています。流動資産では現金及び預金が主な内訳で、固定資産では有形固定資産が大きな割合を占めています。先端医療事業での研究開発に向けた投資が行われているようです。

負債の部

負債の部では、流動負債が12,793百万円、固定負債が11,393百万円となっています。流動負債の主な内訳は短期借入金で、固定負債では長期借入金が中心となっています。事業拡大に伴う資金調達が進められているようです。

純資産の部

純資産の部は12,358百万円で、自己資本比率は33.8%となっています。前期末から増加しており、財務体質の強化が図られています。利益の内部留保と株主還元のバランスが取れた経営が行われているようです。

ROAとROE

直近の連結ROAは4.0%、連結ROEは8.1%となっています。前期と比べるとROAは低下しているものの、ROEについては改善傾向にあります。これは先端医療事業での研究開発投資が増加したことによる一時的な影響と考えられ、今後の事業拡大に伴う収益力の向上で、両指標の改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,997百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは2,114百万円の支出となっており、事業拡大に向けた投資が積極的に行われていることがうかがえます。財務活動によるキャッシュ・フローは1,002百万円の支出となっています。

配当の支払額

株式会社アイロムグループは、株主への利益還元として積極的に配当を行っています。当期の中間配当は1株当たり40円、年間配当は70円の見込みです。業績の成長に合わせて、配当額も増加傾向にあり、株主重視の経営姿勢が窺えます。

今後の展望

株式会社アイロムグループは、医療関連事業を中心に事業基盤の強化に取り組んでおり、今後も着実な成長が期待されます。特に、SMO事業やCRO事業の受注拡大や、先端医療事業におけるワクチン開発の進展などが注目されます。こうした成長戦略を着実に実行することで、持続的な企業価値の向上が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社アイロムグループは、医療分野を中心に事業を展開し、順調な業績を挙げています。SMO事業やCRO事業の強化によって収益基盤が安定化し、先端医療事業での新たな取り組みにも期待がかかっています。今後も、各事業の成長と新規事業の開発により、企業価値の向上が期待されます。株主還元も積極的に行われており、今後の動向にも注目が集まりそうです。

株式会社アイロムグループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイロムグループの決算期は3月期で、年4回の四半期ごとに決算が行われています。また、同社は株主への利益還元として、安定的な配当を行っており、直近の中間配当は1株当たり40円となっています。事業拡大とともに配当額も増加傾向にあり、株主重視の経営姿勢が窺えます。

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