株式会社ブラスの第21期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ブラスの直近の決算報告書が発表されましたので、その内容をご紹介します。
株式会社ブラスは、ウエディング事業を主力とするホテル・旅館チェーンを運営する企業です。結婚式に関する様々なサービスを提供しており、安定した事業基盤と高い収益性を誇っています。

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企業情報

企業名: 株式会社ブラス
証券コード: 24240
決算期: 2024年7月31日

株式会社ブラスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ブラスの決算日は7月31日です。2024年3月15日に2023年8月1日から2024年1月31日までの第2四半期決算報告書が提出されました。

主な事業

株式会社ブラスの主要事業はウエディング事業です。結婚式場の運営やケータリング、会場装飾など、結婚式に関連するさまざまなサービスを提供しています。また、ブライダル関連の商品の販売も行っています。
同社は、「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」という経営理念のもと、お客様一人ひとりのニーズに丁寧に対応し、質の高いサービスを提供することで、高い顧客満足度を実現しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の売上高は6,256,307千円と前年同期比6.5%の減少となりました。一方、経常利益は396,000千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は234,370千円となり、前年同期比でそれぞれ56.7%、63.3%の減少となりました。
主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響で挙式・披露宴実施組数が前年同期比8.6%減少したことによるものです。ただし、婚礼単価は前年同期比0.8%増加するなど、顧客単価の上昇に成功しています。

売上・利益の推移

株式会社ブラスの直近3期の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年7月期に13,260,522千円と過去最高を記録しました。一方で、利益面では2023年7月期の経常利益が636,661千円と前期比約30%減少しています。
これは、新型コロナ禍の影響により挙式・披露宴の実施組数が減少したことが主な要因です。しかし、婚礼単価の上昇や経費の削減により一定の収益性を維持できています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ブラスの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は10,301,809千円となっています。負債合計は6,504,985千円で、純資産合計は3,796,823千円となっています。
資産の部では、現金及び預金の減少により流動資産が全体として減少しましたが、有形固定資産が増加しています。負債の部では、長期借入金の返済などにより負債合計が減少しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,163,754千円と前期末比1,143,015千円減少しています。一方で、有形固定資産が6,905,810千円と前期末比236,511千円増加しています。これは主に、店舗の新設や改修などの設備投資が進んでいることによるものです。

負債の部

負債の部では、1年内返済予定の長期借入金が1,207,214千円、長期借入金が2,329,156千円と、前期末比で大幅に減少しています。また、未払消費税等も52,194千円と前期末比115,386千円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が2,944,652千円と前期末比198,011千円増加しています。これにより、純資産合計は3,796,823千円となっています。

ROAとROE

株式会社ブラスのROA(総資産経常利益率)は3.8%ROE(自己資本利益率)は6.3%となっています。
前年同期と比較して、ROAは大幅に低下しましたが、これは経常利益の減少と資産の増加が主な要因です。一方、ROEは前年同期並みの水準を維持しており、株主資本の効率的な運用ができていることがわかります。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは173,534千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは639,162千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは674,467千円の支出となりました。
この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は1,163,754千円となり、前期末比1,143,015千円の減少となっています。

配当の支払額

株式会社ブラスは、2023年10月25日開催の定時株主総会において、1株当たり6円の期末配当を実施しました。
この配当によって、配当金の総額は32,607千円となりました。同社は、株主への利益還元を重視しており、今後も安定的な配当の維持を目指していきます。

今後の展望

株式会社ブラスは、新型コロナの影響から徐々に回復しつつあります。挙式・披露宴の実施組数は徐々に増加傾向にあり、顧客単価も好調に推移しています。
また、新店舗の出店やリニューアル投資などにより、事業基盤の強化にも取り組んでいます。これらの施策により、今後の業績回復と収益性の向上が期待されます

編集部のまとめ

株式会社ブラスは、新型コロナの影響による一時的な業績の下振れはあったものの、強固な事業基盤と高い収益性を維持しています。
今後は、店舗投資による事業基盤の強化や、顧客単価の上昇などにより、着実な業績回復が期待できそうです。安定した収益力と成長性を備えた企業として、注目が集まるでしょう。

株式会社ブラスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ブラスの決算日は7月31日で、2023年10月25日に開催された定時株主総会において、1株当たり6円の期末配当が決議されました。
同社は、株主への利益還元を重視しており、今後も安定的な配当の維持を目指していく方針です。

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