株式会社ケアサービスの第33期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ケアサービスの最新の決算報告書を一緒に見ていきましょう。高齢化が進む中で、同社は在宅介護サービスやシニア向け総合サービスなど、幅広いサービスを展開しています。今期の業績は前年比で増収増益となり、着実に成長を続けている企業です。今後の展望にも注目です。

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企業情報

企業名: 株式会社ケアサービス
証券コード: 24250
決算期: 2023年3月期

株式会社ケアサービスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算期は3月31日となっています。通常の上場企業と同様、四半期ごとに決算を行い、最終的な年間決算を3月に公表しています。

主な事業

株式会社ケアサービスは、在宅介護サービス事業とシニア向け総合サービス事業の2つを中心に展開しています。在宅介護サービスでは、通所介護や訪問介護、居宅介護支援などを提供。シニア向け総合サービスではエンゼルケアサービスなどのサービスを手がけています。人口の高齢化に伴い、同社のサービスへの需要は高まり続けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高7,186百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益355百万円(同8.4%増)と増収増益となりました。特に在宅介護サービス事業とシニア向け総合サービス事業が好調に推移しています。これにより、営業利益率は4.9%と高水準を維持しており、安定した収益性を示しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は過去3年連続で増加傾向にあり、2023年3月期は9,237百万円と過去最高を記録しました。利益面でも、経常利益は2023年3月期に262百万円と堅調に推移しています。人口の高齢化に伴い、介護サービスへの需要が高まっているのが同社の業績拡大につながっていると言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

同社の直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は3,591百万円、負債は1,096百万円、純資産は2,494百万円となっています。資産の部では売掛金が増加し、負債の部では未払費用が増加しています。一方で、純資産の部では利益剰余金が増加し、健全な財務状況を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が2,805百万円と前期末より100百万円増加しています。主に現金及び預金と売掛金が増加したためです。一方、固定資産は785百万円と前期末より19百万円減少しています。のれんや敷金及び保証金が減少したことが主な要因です。

負債の部

負債の部では、流動負債が801百万円と前期末より105百万円減少しています。主に未払法人税等や賞与引当金が減少したためです。一方、固定負債は295百万円と前期末より7百万円増加しています。退職給付に係る負債が増加したためです。

純資産の部

純資産の部では、2,494百万円と前期末より178百万円増加しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率は69.5%と高水準を維持しており、財務の健全性が高いと言えます。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は10.7%で、前年同期の9.9%から改善しています。これは経常利益が増加し、総資産が微増したためです。一方、ROE(自己資本利益率)は9.2%と前年同期の10.8%から低下しています。これは親会社株主に帰属する四半期純利益が減少したためです。同社は財務の健全性が高く、収益性も良好な企業といえます。

キャッシュフロー

同社の直近のキャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは429百万円の収入となっています。これは主に税金等調整前四半期純利益370百万円、減価償却費104百万円などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは37百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは41百万円の支出となっています。全体としては27百万円の増加となり、手元流動性は良好な状況にあります。

配当の支払額

同社は株主還元にも積極的で、2023年6月の期末配当で1株当たり14円の配当を実施しました。前期に比べて4円増配しており、配当性向は約16.4%と株主への還元が拡大しています。今後も安定的な配当を継続していく方針だと見られます。

今後の展望

同社は、在宅介護サービスとシニア向け総合サービスを軸にさらなる事業拡大を目指しています。具体的には、新規事業所の開設や人材採用・育成の強化、サービスの品質向上などに取り組む予定です。さらに、DX推進による業務の効率化や固定費の削減にも注力し、収益性の向上を目指します。人口の高齢化が進む中で、同社の事業展開は今後も期待できそうです。

編集部のまとめ

株式会社ケアサービスは、在宅介護サービスやシニア向け総合サービスなどを手がける企業です。足元の業績は堅調に推移しており、売上高、営業利益ともに過去最高を更新しています。また、財務体質も健全で、株主還元にも積極的な企業といえます。今後も人口高齢化に伴う需要の高まりを背景に、事業拡大と収益性の向上が期待できそうです。

株式会社ケアサービスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ケアサービスの決算期は3月31日で、通常の上場企業と同様、四半期ごとに決算を行い、最終的な年間決算を3月に公表しています。
また、同社は株主還元にも積極的で、2023年6月の期末配当で1株当たり14円の配当を実施しました。これは前期比4円の増配となっています。今後も安定的な配当を継続していく方針だと見られます。

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