アウンコンサルティング株式会社の2023年6月〜11月の第2四半期決算が発表されました。当社はマーケティング分野で主に活躍する企業です。新型コロナウイルス感染症の影響がある中でも、売上高は前年同期比1.1%減の219,757千円を確保しています。営業損失は前年同期から改善し、44,384千円となりました。今後はグローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援に注力し、収益性の向上を目指していきます。
企業情報
企業名: アウンコンサルティング株式会社
証券コード: E05527
決算期: 2023年6月1日〜2024年5月31日
アウンコンサルティング株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
アウンコンサルティング株式会社の決算日は5月31日です。第2四半期の決算は2023年6月1日から11月30日までの期間となります。
主な事業
アウンコンサルティング株式会社は、マーケティング事業を中心に展開しています。具体的には、企業のブランディングやWEB戦略の立案、SEO対策、広告プロモーション、コンテンツ制作など、幅広いサービスを提供しています。また、訪日外国人向けのマーケティング支援(インバウンド)にも注力しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高219,757千円、営業損失44,384千円となりました。前年同期と比べると売上高は1.1%減少したものの、営業損失は10,775千円改善しています。利益率は改善傾向にありますが、まだ赤字となっている状況です。今後はさらなる収益性の向上に取り組むことが課題となっています。
売上・利益の推移
当社の最近の売上高と利益の推移をみると、2023年5月期の売上高は1,093,736千円、営業損失は71,980千円でした。前期は新型コロナウイルス感染症の影響があり、低調な業績でしたが、直近の第2四半期決算では売上高が219,757千円、営業損失が44,384千円と改善の兆しが見られます。今後、インバウンド需要の回復や海外展開支援などによる収益力強化が期待されています。
四半期連結貸借対照表について
アウンコンサルティング株式会社の2023年11月30日時点の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。総資産は1,050,151千円で、前期末比56,195千円増加しました。負債合計は483,915千円で、前期末比61,887千円増加しています。一方、純資産は566,235千円と、前期末比5,693千円減少しています。
資産の部
流動資産は882,464千円で前期末比75,169千円増加しました。主な要因は現金及び預金の増加です。一方、固定資産は167,686千円と前期末比18,974千円減少しています。
負債の部
流動負債は232,844千円で前期末比57,387千円増加しました。主な要因は買掛金の増加です。固定負債は251,070千円と前期末比4,500千円増加しています。
純資産の部
純資産は566,235千円で、前期末比5,693千円減少しました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。
ROAとROE
アウンコンサルティング株式会社のROA(総資産利益率)は、当第2四半期連結累計期間では△2.0%となっています。前年同期の△4.3%から改善傾向にあります。一方、ROE(自己資本利益率)は△2.8%と依然低い水準にあります。今後は営業利益の改善を通じて、収益性および資本効率の向上を図る必要があります。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは38,163千円の支出となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは39,152千円の獲得となっています。また、財務活動によるキャッシュ・フローは29,226千円の獲得となりました。この結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は587,049千円となっています。
配当の支払額
アウンコンサルティング株式会社は第2四半期連結累計期間において、配当金の支払いは行っていません。同社は今後の業績回復と財務体質の強化に注力しており、現時点で配当の実施は行っていない状況です。株主還元については今後の経営状況を見ながら、検討していくものと考えられます。
今後の展望
アウンコンサルティング株式会社は、インバウンド需要の回復やグローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援に注力することで、収益の拡大を目指しています。また、経営資源を収益性の高い事業に集中させ、グループ全体の効率化と合理化を図ることで、業績の改善を目指します。今後の展開に注目が集まっています。
編集部のまとめ
アウンコンサルティング株式会社の2023年6月〜11月期の第2四半期決算は、コロナ禍の影響が継続する中で、売上高は前年同期比1.1%減の219,757千円となりましたが、営業損失は前年同期から改善しました。今後は海外向けマーケティング支援に注力することで収益性の向上を目指します。また、経営資源の集中による効率化も進めていく方針です。株主還元については現時点では行っていませんが、今後の業績動向を見据えながら検討していくことでしょう。
アウンコンサルティング株式会社の決算日や配当についてまとめました。
アウンコンサルティング株式会社の決算日は5月31日で、第2四半期の決算期は2023年6月1日から11月30日までとなります。直近の第2四半期連結決算では、売上高は前年同期比1.1%減の219,757千円でしたが、営業損失は改善しました。一方で配当金の支払いは行っていません。今後は収益性向上とグループ全体の効率化に注力し、株主還元についても検討していくものと考えられます。