ヒビノ株式会社の第61期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ご決算報告、ありがとうございます。ヒビノ株式会社の第3四半期累計期間の業績が発表されました。コロナ禍の影響により厳しい状況が続いていましたが、回復傾向がみられ、売上高は前年同期比22.2%増と大幅な増収となっています。特にコンサート・イベントサービス事業が好調に推移しており、営業利益も黒字化するなど、着実に業績を回復させている様子がうかがえます。今後もICTの活用やM&Aなどを通じて、持続的な成長を実現していくことが期待されます。

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企業情報

企業名: ヒビノ株式会社
証券コード: 24690
決算期: 2024年3月期

ヒビノ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ヒビノ株式会社は3月決算の企業です。今回の決算報告は2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の業績です。四半期ごとに決算を公表し、年2回の中間決算と本決算を行っています。

主な事業

ヒビノ株式会社は、音響・映像機器の輸入・販売、システムの設計・施工を手掛ける企業です。「販売施工事業」「建築音響施工事業」「コンサート・イベントサービス事業」の3つのセグメントで事業を展開しています。コンサートや各種イベントの演出、大型商業施設や放送局向けの音響・映像設備の提案・施工などが主な事業内容となっています。近年では、ICTやバーチャル技術の活用など、新しい分野にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高34,149百万円(前年同期比22.2%増)営業利益1,784百万円(前年同期は営業損失137百万円)と大幅な増収増益となりました。コンサート・イベントサービス事業が好調に推移したことが大きな要因です。経常利益は1,894百万円(前年同期比893.2%増)親会社株主に帰属する四半期純利益は967百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失55百万円)と、大幅な黒字化を果たしています。

売上・利益の推移

ヒビノ株式会社は経年での業績回復が見られる企業です。前期は新型コロナウイルスの影響により大幅な減収減益となりましたが、今期は売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のすべてが前年同期を上回る好業績となっています。特にコンサート・イベントサービス事業の回復が著しく、着実に収益力を高めているようです。

四半期連結貸借対照表について

ヒビノ株式会社の当第3四半期連結会計期間末の総資産は38,547百万円と前期末比1,683百万円増加しています。これは主に機械装置及び運搬具が増加したことによります。一方、負債合計は28,316百万円と934百万円増加しており、純資産合計は10,231百万円と749百万円増加しています。

資産の部

資産の部では機械装置及び運搬具が増加したことが特徴的です。これはコンサート・イベントサービス事業の好調を反映したものと考えられます。一方、受取手形、売掛金及び契約資産は減少しています。

負債の部

負債の部では流動負債のその他(前受金)が増加したことが特徴的です。事業の回復に伴い運転資金需要が高まったためと推察されます。

純資産の部

純資産の部では利益剰余金が増加しており、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率も25.4%と、健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

ヒビノ株式会社のROA(総資産利益率)は、前期3.5%から当期5.0%に改善しています。また、ROE(自己資本利益率)も前期6.4%から当期9.5%に上昇しています。これは主に、大幅な増益により収益性が向上したことが要因と考えられます。今後も事業の成長と収益力の強化により、ROA、ROEの更なる改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については詳細な開示がありませんが、機械装置及び運搬具の増加などから投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスになっていると推測されます。一方、営業活動によるキャッシュ・フローは増加しており、財務の安定性が高まっているものと考えられます。

配当の支払額

ヒビノ株式会社は中間配当と期末配当の年2回、配当を実施しています。当第3四半期では1株当たり15円の中間配当を行っており、前年同期比で増配となっています。業績の回復を受け、株主還元の強化にも取り組んでいる様子がうかがえます。

今後の展望

ヒビノ株式会社は中期経営計画「ビジョン2025」の実現に向け、「持続的成長を可能とする経営体質の構築」と「健全経営の確立」に注力していきます。ICTやM&Aの活用で新たな市場への展開を図るとともに、適正な利益の確保と財務の安定化を目指しています。コンサート・イベントサービス事業の好調が続くことが期待されるほか、販売施工事業や建築音響施工事業での受注拡大にも期待がかかります。引き続き、企業価値の向上に取り組んでいくことが重要だと考えます。

編集部のまとめ

ヒビノ株式会社の決算は、コロナ禍からの着実な回復が見られる内容となっています。売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてが増加しており、特にコンサート・イベントサービス事業の好調が目立ちます。財務面でも健全性が高まっており、株主還元も強化されています。今後も成長戦略の実行により、さらなる業績拡大が期待できそうです。

ヒビノ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ヒビノ株式会社は3月決算の企業で、当第3四半期の業績を発表しました。中間配当では1株当たり15円の配当を実施しており、前年同期比で増配となっています。今期は大幅な増収増益を達成しており、今後も持続的な成長が期待されます。

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