株式会社タウンニュース社の第44期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社タウンニュース社の2024年3月期第3四半期決算が発表されました!売上高2,952百万円、営業利益602百万円、経常利益694百万円と、前年同期比微減となりましたが、順調に推移していると言えるでしょう。地域メディア業界のリーディングカンパニーとして、デジタル化への対応やPPP事業の拡大など、着実な成長を遂げています。

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企業情報

企業名: 株式会社タウンニュース社
証券コード: E05576
決算期: 6月

株式会社タウンニュース社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社タウンニュース社の決算日は6月30日で、四半期決算は9月、12月、3月に行われます。上場企業として、適切なタイミングで決算・四半期報告を行っています。

主な事業

株式会社タウンニュース社は、地域情報紙「タウンニュース」の発行を中心とした地域密着型メディア企業です。紙面事業、デジタル事業、非紙面事業の3つを柱に事業を展開しています。地域住民に密接した情報を提供し、地域の発展に貢献することが同社の役割です。近年はデジタル化にも注力しており、Webサイトやメールマガジン、SNSなどでの情報発信にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高2,952百万円、営業利益602百万円、経常利益694百万円と、前年同期に比べてわずかに減収となりましたが、営業利益と経常利益は増益を達成しました。紙面売上が減少したものの、デジタル関連売上の増加やPPP事業の寄与などにより、全体としては安定した業績を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見てみると、売上高は3,600~3,700百万円前後で推移しています。一方で、営業利益は500~650百万円、経常利益は600~700百万円台と、安定的に高水準を維持しています。中長期的に見て、同社は着実に成長を遂げてきたと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社タウンニュース社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産、負債、純資産の各項目が堅調に推移していることがわかります。特に、現金及び預金が2,120百万円と手元流動性が高く、自己資本比率も85.7%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,120百万円、投資有価証券が1,080百万円と、流動性資産と投資資産が大半を占めています。固定資産も900百万円超の水準を維持しており、事業基盤は強固です。

負債の部

一方の負債の部は、支払手形及び買掛金が89百万円、未払法人税等が149百万円となっています。総負債額は677百万円と、非常に低水準に抑えられています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,657百万円と積み上がっており、自己資本比率も86.1%と極めて健全な財務状態を示しています。株主還元につきましても、安定配当を行っています。

ROAとROE

株式会社タウンニュース社のROA(総資産利益率)は8.7%、ROE(自己資本利益率)は10.0%と、業界平均を上回る高水準を維持しています。これは同社が高い収益性と効率性を持つ企業であることを示しています。長年にわたる地域密着型メディアとしての強みを生かし、堅実な事業運営を展開してきたことが要因と言えるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社タウンニュース社のキャッシュフローは順調に推移しています。営業キャッシュ・フローは安定的に正の値を維持しており、投資キャッシュ・フローは設備投資などにより一定の支出があるものの、財務キャッシュ・フローでは配当金の支払いなどが主な内容となっています。全体として、堅実な財務基盤が確立されていると言えるでしょう

配当の支払額

株式会社タウンニュース社は、株主還元に力を入れており、安定配当を実施しています。当第3四半期累計期間の1株当たり配当金は17円と、前年同期比2円増加しています。今後とも、業績に応じた適切な配当政策を続けていくものと思われます。

今後の展望

株式会社タウンニュース社は、「地域情報紙を発行する会社から、地域情報紙も発行する総合情報企業へ」と、中期的な経営ビジョンを掲げています。紙面事業の強化とデジタル事業の拡充、PPP事業などの新規事業開拓に注力し、さらなる成長を目指しています。既存の地域密着型メディアとしての強みを生かしつつ、時代のニーズに合わせた事業展開を進めていくことが重要になってくるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社タウンニュース社は、地域メディア業界のリーディングカンパニーとして、中長期的に着実な成長を遂げてきました。強固な財務基盤と高い収益性、安定的な配当政策などが特徴で、今後も地域社会への貢献を続けながら、事業領域の拡大を図っていくことが期待されます。株主はもとより、地域住民にとっても注目の企業といえるでしょう。

株式会社タウンニュース社の決算日や配当についてまとめました。

株式会社タウンニュース社の決算日は6月30日で、年4回の四半期決算を実施しています。また、同社は株主還元に積極的で、1株当たり年間配当金は17円と、安定的な配当政策を維持しています。地域密着型メディアとしての強みを生かし、今後も持続的な成長が期待される企業と言えるでしょう。

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