宝ホールディングス株式会社の第113期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

宝ホールディングスの四半期決算報告書が公開されました。酒類や生物医学・バイオテクノロジー関連事業などを手がける同社は、売上高、利益ともに前年同期に比べ減少となっています。一方で、海外事業や投資による特別利益の増加など、明るい話題もあり、今後の業績にも期待がかかります。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 宝ホールディングス株式会社
証券コード: 25310
決算期: 2023年3月期

宝ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

宝ホールディングス株式会社の決算は、3月期となります。具体的には、2023年3月31日が決算日で、四半期決算は6月、9月、12月に発表されています。

主な事業

宝ホールディングス株式会社は、酒類事業と、バイオ・ライフサイエンス事業を中心に展開しています。酒類事業では、日本を代表する焼酎やワインなどの製造・販売を手がけ、海外でもウイスキーやサケなどの展開をしています。一方、バイオ・ライフサイエンス事業では、遺伝子工学や再生医療などの研究開発を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高が2,536億円と前年同期比で4.5%の減少となりました。一方で、営業利益は178億円と大幅に減少しています。その結果、営業利益率は7.0%と前年同期から大きく低下しています。

売上・利益の推移

過去3年の業績を見ると、売上高は350,665百万円、38,706百万円の経常利益を計上するなど、堅調な推移を続けてきました。しかし、今期は新型コロナウイルスの影響による検査関連商品の販売減少や海外経済の低迷などの影響を受け、売上高、営業利益ともに大幅な減少となっています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は4,347億円となり、前期末から355億円増加しています。主な要因は有形固定資産やのれんなどの増加によるものです。

資産の部

流動資産は2,480億円で、前期末から65億円増加しています。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加などによるものです。固定資産は1,866億円で、前期末から290億円増加しています。これは主に、有形固定資産の増加などによるものです。

負債の部

負債合計は1,565億円で、前期末から127億円増加しています。流動負債は820億円と増加し、固定負債は744億円と減少しています。

純資産の部

純資産合計は2,782億円と、前期末から229億円増加しています。これは主に、利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の増加などによるものです。

ROAとROE

同社のROAは4.1%、ROEは5.0%と、前年同期から大幅に低下しています。これは主に、売上高と営業利益の減少によるものですが、一方で、投資有価証券の売却益などの特別利益の増加もあり、総じて良好な収益性を維持しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは184億円の収入となっていますが、投資活動による支出が大きく、全体としては112億円の資金減少となっています。この資金減少は、設備投資や投資有価証券の取得などに充てられています。

配当の支払額

同社の1株当たり配当金は、前期の37.0円から今期38.0円に増加しています。この結果、配当性向は53.9%となっています。株主還元の充実を図っていることがわかります。

今後の展望

同社は、引き続き海外事業の拡大や、バイオ・ライフサイエンス事業のさらなる成長に注力していく方針です。また、DX推進による生産性向上や、M&Aを通じた事業ポートフォリオの強化など、中長期的な成長につなげるための施策にも取り組んでいきます。

編集部のまとめ

宝ホールディングス株式会社は、酒類事業とバイオ・ライフサイエンス事業を両軸として事業を展開しています。今期は新型コロナの影響で業績が一時的に落ち込みましたが、長期的には海外事業の拡大やバイオ分野の成長などにより、さらなる飛躍が期待できる企業といえるでしょう。引き続き同社の動向に注目していきたいと思います。

宝ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

宝ホールディングスの決算日は3月31日で、四半期決算は6月、9月、12月に行われています。また、同社の1株当たり配当金は前期から1円増加の38円となり、株主還元にも力を入れていることがわかりました。今後も同社の業績に注目していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました