まんだらけは、アニメやゲームの人気コンテンツを中心に取り扱う老舗の中古品専門店です。最新の商品から希少なアイテムまで、幅広い品揃えが魅力の同社の決算が発表されました。自社のECサイトの強化や店舗網の拡大などに取り組み、売上高、営業利益、経常利益が増加するなど、堅調な業績を収めました。今後も人気キャラクター商品の取り扱い強化やカスタマーサービスの向上により、さらなる業績拡大が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社まんだらけ
証券コード: E03347
決算期: 2023年10月1日 – 2024年9月30日
株式会社まんだらけの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社まんだらけの決算日は9月30日で、四半期決算は12月、3月、6月、9月の年4回行っています。決算発表は毎年11月と5月に行われます。
主な事業
株式会社まんだらけは、アニメ、ゲーム、漫画などのコンテンツ関連商品を中心に扱う中古品店です。オフラインの店舗展開と自社ECサイトによる通信販売を行っており、国内外のファンから高い支持を得ています。特に、アニメやゲームのキャラクターグッズ、同人誌、出版物などの品揃えが豊富で、コレクターにも人気があります。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の業績は売上高7,225百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益1,197百万円(同25.1%増)、経常利益1,183百万円(同25.1%増)、四半期純利益800百万円(同26.1%増)と、増収増益となりました。売上総利益率は54.2%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
まんだらけの売上高は近年堅調に推移しており、特にECサイトの成長と新規店舗出店が業績拡大に寄与しています。利益面では、営業利益率、経常利益率、純利益率がいずれも30%前後と高水準を維持しており、収益性の高い企業といえます。
四半期連結貸借対照表について
まんだらけの当第2四半期会計期間末における総資産は18,123百万円となり、前事業年度末比202百万円増加しました。これは主に、現金及び預金、棚卸資産の増加によるものです。
資産の部
資産の部では、流動資産が11,811百万円と全体の65%を占めています。現金及び預金が1,483百万円、商品及び製品が9,695百万円となっています。固定資産は6,311百万円で、主に建物や土地などの有形固定資産から構成されています。
負債の部
負債の部では、流動負債が4,743百万円、固定負債が3,091百万円となっています。短期借入金が2,400百万円、長期借入金が2,135百万円となっています。
純資産の部
純資産の部は10,288百万円で、前事業年度末比672百万円増加しています。これは主に利益剰余金が793百万円増加したことによるものです。
ROAとROE
まんだらけのROA(総資産利益率)は6.5%、ROE(自己資本利益率)は7.8%と、高い収益性を維持しています。これは同社の高い営業利益率と効率的な資産運用によるものと考えられます。今後も魅力的な商品の提供と店舗網の拡大により、収益性の向上が期待されます。
キャッシュフロー
当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが545百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローが41百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが490百万円の減少となりました。全体としては、現金及び現金同等物が12百万円増加し、1,483百万円となっています。
配当の支払額
まんだらけは、株主への利益還元として、年1回の期末配当を実施しています。当期の1株当たり配当額は1.00円で、前期と同水準を維持しました。今後も、業績の推移に応じた適切な配当を行っていく予定です。
今後の展望
まんだらけは、自社ECサイトの強化や新規出店など、店頭と通販の両面での販路拡大に注力しています。また、最新の人気商品の獲得や、マニアックな商品の掘り起こしにも力を入れており、ユーザーの多様なニーズに応えていく方針です。今後も、安定した収益基盤の維持とさらなる成長が期待されます。
編集部のまとめ
まんだらけは、アニメ・ゲームなどのコンテンツ分野において、確固たる地位を築いてきた企業です。最新のヒット商品から、コレクター垂涎の希少品まで、幅広い品ぞろえが魅力となっています。今回の決算では、売上、利益ともに大幅に増加しており、収益性の高さが際立っています。今後も、ECサイトの強化や新規出店などにより、さらなる成長が期待されます。
株式会社まんだらけの決算日や配当についてまとめました。
株式会社まんだらけの決算日は9月30日で、四半期決算は12月、3月、6月、9月の年4回行っています。決算発表は毎年11月と5月に行われます。また、同社は年1回の期末配当を実施しており、当期の1株当たり配当額は1.00円で前期と同水準を維持しました。今後も、業績の推移に応じた適切な配当を行っていく予定です。